磐梯山 ☆3日間の東北遠征最終日も雪山堪能!☆
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- GPS
- 07:09
- 距離
- 8.7km
- 登り
- 732m
- 下り
- 723m
コースタイム
天候 | 曇り時々雪(稜線上は暴風) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
裏磐梯スキー場リフト往復料金1500円 リフト運行時間8:30〜16:00 http://urabandai-kougen.com/ski/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
稜線上での暴風は転倒滑落の恐れがあり危険。 ※登攀能力の高いスノーシューであれば山頂まで通すこと可能。 アイゼンは念のため持って行った。 |
その他周辺情報 | 福島県の通行規制情報 http://www.pref.fukushima.jp/douro/kisei/kisei-map.htm |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
予備靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
ゲイター
ネックウォーマー
毛帽子
靴
ザック
スノーシュー
行動食
飲料
サーモス
地形図
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証コピー
携帯
時計
ゴーグル
タオル
ツェルト
ストック
アイゼン
カメラ
|
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感想
東北雪山最終日は会津磐梯山、夏には表の猪苗代湖側から登った事はあるんですが、積雪期の裏磐梯は初めてです!
裏磐梯スキー場のリフトを乗り継いで登山口へ、まずは銅池を渡って行くんですが凍結してるとはいえ、雪が被ってるのでどれだけの厚さかわからず恐る恐る歩いていきます!中程から先を見るとなんだか水面が見える?
あれって凍って無いよね?どうも磐梯山の火山活動で温泉が湧きだして山に近い方は凍らないようです!
途中から左に迂回してイエローフォールといわれる所を目指しますが小磐梯が水蒸気爆発して岩雪崩が起きた所を進んでいくので岩だらけ!避けてるうちに尾根の登り口より上まで行ってしまった!
回り道してしまったが、尾根に取り付き登って行くがここにもトレースは無しラッセルでヘロヘロになった所でshichiさんと交代、shichiさんは昨日の焼肉食べ放題爆食の成果か?どんどん登って行きます!
こちらは着いていくのがやっとというか離されてしまいました!(';')
尾根の樹林帯を抜けた辺りで視界が良くなって素晴らしい眺めです!凍った斜面に悪戦苦闘しながらも稜線に上がって表ルートとの合流点に到着!
ここからは風の吹きさらしで時々30m超えて突き飛ばされるようなのが来ます!
登っていると後方から単独の男性が追いついて抜いていきました!
弘法清水小屋に着いて二人がアイゼンに変えようとしてたら、単独男性はアイゼンからスノーシューに換装?!
着いていくと夏に登った時は思いも掛けなかった凍結した藪漕ぎの連続!単独男性がスノーシューに替えた訳が納得です!
夏道とはルートが違うのでGPSは役立たず単独男性に着いていきますが段々離される!、後の二人は苦労してるのか姿は見えず!まあ登るだけなので迷いはしないでしょう!
山頂近くまで行ったら単独男性はもう降りてきました!(';')
山頂で待っていたら程なく二人も到着!周りは真っ白で何にも見えませんが達成感100%!三人でハイタッチ!一瞬太陽が射して祝福してくれたようでした!
下りは適当に降りて弘法清水小屋へ、一休みして下山ですが尾根は相変わらず爆風が吹き荒れています!踏ん張っていないと突き飛ばされてmiccoさんは何回かコケたようです!そういうこちらは凍結した斜面に足を踏み出した瞬間突風に煽られてスリップ!あれよあれよというまに滑落!前方に岩が〜!なかなか止まらなかったが10m程で停止出来た!方向は緩くなる側だったのであんまり危機感は無かったが反対の崖だったらお仕舞いでした!(>_<)
尾根からの下降点でも迷いそうになったがGPSの軌跡を信じて正解!
樹林帯の尾根では自然にシリセードになったりしながらも降りてきました!
尾根途中から下には沢山の踏み跡?ここまで来て引き返してる?
後でLINEメールが来て、関東の知り合いが偶然同じ日に来てたのが判明しました!
尾根下から帰りはトレースを追って林間ルートで登山口へ無事帰着!
安全登山の基本の下山時間はチョッと過ぎたが4時5分、今日はリフトに乗って下山です!
温泉探して裏磐梯温泉に入ったがこれが中々今頃では珍しい昭和レトロの感じでしたが色々設備がないので大浴場だけでゆっくり疲れが取れました!
会津若松のホテルに忘れたテルモスを取りに寄ったり、事故通行止めで親不知子知らずの一般道を通ったり、ガス欠なりそうで一般道に降りて24時間営業のガソスタ探したりしながらも10時間ほどで徳島某所の集合場所に無事帰着!
翌日仕事の二人も何とか始業時間に間に合ったようです!(笑)
こちらは毎日が日曜日なのでサービスエリアで仮眠してゆっくり帰りました!
東北は流石に遠かったですが、雪のない西日本とは全く違う雪山を3日間堪能出来ました!
東北遠征3日目最終日は磐梯山へと登ってきました。
会津若松市内のホテルを出発して1時間ほどで裏磐梯スキー場へと到着。
リフトに乗ってゲレンデトップまで上がり、この日もスノーシューを履いて出発。
まずは銅沼(あかぬま)を目指して歩いていき、その上を歩いて行くと向こうの方がどうも凍ってないように見える…近づいていくとやはり凍っていないし、山肌から湯気が出ているので噴気活動のようです。
赤沼の縁を巻くように進んで磐梯山へと登る尾根取り付きから急登が始まり、息を切らしながら登って行きます。スノーシュー履いたままでも登っていける程度の傾斜(キツイところで傾斜角45度位)なのでズリ落ちないようスノーシューで頑張ります。
なんとか稜線上へと上がってくるとそこは今日も暴風ホワイトアウト状態。しかもこの3日間で一番状況は悪いような気がします。
時折、ドンと突き飛ばされるような突風に耐えながらも進んで行くと弘法清水小屋へと到着。ここで私だけは練習のためにアイゼンに履き替えて山頂をめざし、nekojigenさんとmicco7さんはスノーシューのままで山頂を目指します。
予定よりもやや遅れましたが無事に山頂へと到着。
すると、山頂へと着いたとたんに太陽が顔を出してより一層幻想的な感じになってきました。眺望は望めませんが、それでもテンションmaxになります。
素晴らし体験をした後は…やっぱり寒い
すぐに下山開始。
弘法清水小屋まで降りてきて休憩もそこそこにして、再び稜線上を突風に耐えながら進みます。登ってきた尾根を降りだすと風裏になるため静かになりホッと一安心。
尾根は急傾斜のため転倒しないよう気をつけながら下り、リフト乗り場までのハイキングを楽しんで戻ってきました。
3日間、素晴らしい山々(雪山)を満喫できて非常に楽しく、勉強にもなった遠征でした。
天候・眺望には恵まれませんでしたが、それを補って余りある体験が出来たのも同行して頂いたnekojigenさん、micco7さんのおかげと思います。
お疲れ様でした&ありがとうございました。
帰りの道中は、びっくりするような昭和レトロ?な温泉へと立ち寄り、ホテルに水筒を忘れたので取りに戻り、高速道路では事故通行止めのため一般道に降りて迂回したり、ガソリン切れ寸前となり再び一般道路に降りて24時間スタンドを探してウロウロ、また高速道路上での分岐を方向間違えして料金所でUターンしたり、山陽道が一部工事通行止めとなっていたため、またまた一般道で迂回したりと、どんだけのイベントを用意してくれてるのか?と思えるほどでしたが5時前には四国へと上陸。速攻で帰宅し、すぐに着替えて出社して仕事。最後は慌ただしい道中となりました。
(micco7さんは始業3分前に出社できたので遅刻にならずに良かったですね。)
思い出に残る東北遠征3daysでした。
コメント
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3日間、徳島はこれ以上ない上天気で、青空が続いていましたが…
雪の降り出した東北へ行かれたお三方の雪山はどんなかなと、
レポートを心待ちにしていましたが、色々と大変な山行きだったのですね!
『どんと突き飛ばされそうな突風』とはどんな突風か、少し惹かれてしまいます(笑)
でもまあ、悪条件の中、完全なるホワイトアウトではなく、
絶景も楽しめたとのこと、良かった!雪山は、青空に映えますね!
3日間の雪山行きの上に、四国到着後すぐ仕事とは、
そのタフさにビックリですが、
常日頃のレコからも、さもありなんと妙に納得してしまいました。
お疲れ様でした。
minaohahaさん
コメありがとうございます。
無事に?帰還しました!
最終日雪山で眼鏡が曇る(凍る)から眼鏡を外してポケットに入れたつもりが下山すると無い…あれ???
これはちょっとショックでした
その他にも何だかんだと色々ありましたがこれも勉強です。
経験を次回以降に活かしたいと思います。
突風はですね〜
本当にいきなり人間に突かれたような衝撃です。
私は一回よろめいてこけてしまいました。
疲れは殆どありませんが、出勤して昼飯食べてからが物凄い眠かったですZzz
shichi7さんのいつもの軽妙なレコからは、
緊迫感がそこまで感じられませんでした(?)が、
nekoさんのレコを読んで、凍り付きました!(昨年の大山レコ以来!)
やはり、突風は危険と隣り合わせなんだと、
今さらながら実感しました。
それにしても、あのnekoさんを追い抜いていく方とは
どのような方なのだろうかと、かなり気になりました!
メガネなしの帰路になったshich7さん、
突風で滑落、あわやのnekoさん、
三分前セーフのmicco7さん、
山大好きのお三方、ほんとうにお疲れ様でした!(疲れて居ないでしょうけど!)
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