蓼科山(蓼科湖にテン泊して蓼科山往復)
- GPS
- 04:16
- 距離
- 9.4km
- 登り
- 455m
- 下り
- 428m
コースタイム
- 山行
- 9:02
- 休憩
- 0:15
- 合計
- 9:17
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2016年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
8:00 新宿 - 10:06 茅野 スーパーあずさ5号 10:20 茅野 - 10:51 蓼科湖前 アルピコ交通 北八ヶ岳ロープウェイ線 \820 帰り 16:37 蓼科湖前 - 17:10 茅野 同バス 17:28 茅野 - 19:36 新宿 スーパーあずさ28号 あずさ回数券を使用しました。6枚綴りで指定席が3割引程度になります。但し3ヶ月以内に6枚使用しなければなりませんが。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
女乃神茶屋登山口からすぐ雪があります。(ありますという程度)その後一旦なくなったり、あったりを繰り返して、2000mより上はほぼずっとある感じ。山頂近くなるに連れ雪山になってきます。 凍っている箇所も結構あるので、下りはチェーンスパイク等あった方がいいと思います。ダブルストックにノーアイゼンの人も結構いました。あくまでこの日の状態ですが、10本や12本はオーバースペックではないかと思います。 |
その他周辺情報 | 白林台キャンプ場にテン泊(\1200)。同じ蓼科湖畔に蓼科レイクサイドキャンプ場が通年営業していますが、白林台の方は隣接する白林荘で入浴できることと、オートキャンプじゃないので多少は静かかなと思いこちらにしました。 結果的に白林台キャンプ場にして正解でした。\600でお風呂も入れますし(源泉100%の温泉)、蓼科湖は素朴ですが非常に静かでいい湖です。コンビニも近くにあります。夜は星が綺麗です。 蓼科山の日帰り温泉としては、ホテル親湯、小斉の湯、共同浴場といったところでしょうか。時間の都合上行けませんでしたけど。 茅野駅の立ち食いソバとても美味です。 |
写真
装備
備考 | 10本爪アイゼンとチェーンスパイク両方持っていきました。チェーンスパイクあって良かったです。(冬靴に付けたのは初めてで、靴が大きいのかなかなか付けられずあせりました。) それにしても私のアウターはいつまで父親のお下がりのレインウェアなんでしょう。ちゃんとしたアウターを買いたいですが高いので、試しに象のマークのメーカーをアウトレットで見たところ6万円が50%オフで3万円となっていました。冗談じゃないです。物はいいんでしょうけどね。アウター買うならアウトレット。来年にしようっと。 |
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感想
雪山に行きたいけど単独はちょっと怖いなー。でも今年は雪が少ないし、蓼科山は元々雪が少なめと雑誌に書いてあったので、連休の人の多い時を狙って行ってみることにしました。
冬場は登山口までバスが行かないので日帰りは無理。(茅野駅一番のバス(7:55)に乗れる所に住んでいれば日帰りも行けるようです。最寄のバス停から1時間近く歩く必要がありますが。)
であれば前泊しようと、テン泊できるようなところを探して、蓼科湖畔のキャンプ場に泊まることにしました。登山口まで2時間程歩く必要がありますが、テン泊の荷を担いで登る必要はありませんし、山の中じゃないので環境もいいだろうと。
【前日】
茅野駅から2番目のバス(10:20)で蓼科湖前まで。バスは登山客で満員で座れない人もいます。皆終点の北八ヶ岳ロープウェイまで行くんでしょうね。小屋泊まりなのかな。日帰りでこの時間からだと最長でも4時間弱しかいられないでしょうから、もったいないですよね。そんなことを考えながら、蓼科湖前で下りたのは私一人。
蓼科湖には人の気配がありません。湖を半周程して白林台キャンプ場に行くと、テントが4張程。固まっているので1グループのようです。ちょうどキャンプ場の方が来たので、どこに張ればいいですかね〜?と聞いてみたら、全部空いてるんだからどこでも好きなところに張ればいいよ、と言われました。どこでも選べる立場だった経験がないので、そう言われると困っちゃいますね。
テントを張り終えて時間があるので明日の下見に出かけることにしました。テン泊の荷物をデポっておけるようなところを探したのですが、あまり良い場所がなく結局湖の前の観光協会で預かってくれるということになりました。早朝は開いていないので裏に置かせてもらうことに。
テントに戻ってみると、入口が開いている。。。閉めずに出かけてしまったようです。問題はありませんでしたが、失態。。。
隣接する白林荘で入浴し(入れ替え制で女性客いないので貸切でした。)、夕食(アヒージョと肉じゃがと氷結350と白ワイン500弱)後、夜のお散歩で星を見て追加のお酒を買い、さらに飲んで寝ました。
【当日】
3時にめざましをかけていたのですが、つらくて起きられず、結局4時過ぎに起きました。そこからお弁当に持っていく食べ物を作ったり、準備やテントの撤収。6時に行動開始したかったのですが、結局ビーナスラインをスタートしたのは7時過ぎてしまいました。それでも最悪温泉をあきらめればバスには間に合うので急ぎ目で行くことに。
蓼科湖〜女神茶屋登山口
最初は車道を40分程、その後信玄棒道という山道に入りとても歩きやすくて広々と明るい道です。最後は少し急になり、登山口に出ます。ここまで2時間。車道や歩き道が多いとは言え、登山口になってもいないのに2時間は体力的にも精神的にもきついですね。正にアルバイトですね。
女神茶屋登山口〜蓼科山山頂
何日か前までの山レコでは雪は山頂付近にしかないとのことだったのですが、予想に反して最初から雪があります。雪山というよりは解け残ったというレベルですが、やはり嬉しいです。登山口までのつらかった2時間がチャラになる位です。
と思っていたら雪が消えてきつい登りに。それが終わるとまた雪が出てきて、ちょっと行くともっときつい岩場の登り。ここを登ると2100m付近となり、八ヶ岳の展望がよいという辺りに出てそこから先ちょっと平坦で雪の多い道になります。ここはちょっとした楽しい休憩ポイントとなりました。
その後は400m程直登するのですが、森林限界に出るまでが非常にきつく、長く感じました。雪は常にあるのですが完全に積もっているわけではないので、岩が露出している箇所も多くあり、大変でした。
山頂付近から雪がドカっと増えて傾斜も急になってきたのでチェーンスパイク付けました。
森林限界に出ると景色がガラっと変わります。(余り行ったことないですが)3000m級みたいな雰囲気。風は非常に強いですが、見晴しもよいのでもう少し山頂を堪能したかったのですが、登りに時間がかかってしまったため急いで下山です。
蓼科山山頂〜女神茶屋登山口
チェーンスパイクはいているので、雪道は楽チンです。ですが雪のない岩場も多いのでそこはチェーンスパイク苦手です。もう少し雪が多ければ楽なんだけどなー。それでも殆ど休みなしで急いでおりました。
女神茶屋登山口〜蓼科湖
登山口の時点で14:30。頑張れば30分位は温泉に入る時間を捻出できるかもと思い、急ごうとしましたが、ここまでの下りで足が限界になってしまい、急ぐことはできません。途中からはもうバスに間に合えばいいから急ぐのはやめることにしました。でも歩きやすい道にでると足も楽になり再び急げばもしや温泉行けるか?という思いが。
ところが何故か道を間違えて変な方に遠回りしてしまい、ここで完全に温泉はなくなりました。しかも道だかなんだかわからない場所に入ってしまい少しあせりました。結局ゴールの蓼科湖に着いたのはバスの15分前。観光協会で荷物を受け取って、かろうじてトイレに寄れた位の余裕の無さでした。
【全体的に】
前回のテン泊時の教訓として、「早起き」というのがありましたが、生かされず、、、また出遅れしてしまいました。それでも元々の時間計算に余裕を持っていたのでなんとかなるかなーと思っていたら、結局まともな休憩は一度も取らずに9時間以上ぶっ通しの山行となってしまいました。
山頂の滞在時間は短かったですが、一応雪山は堪能できました。でももっと雪があれば岩とかが埋まって楽に登れたはず。そして雪がゼロだったら多分このコースはもう無理です。つらすぎる。登山口からスタートならまだいいですけどね。
次は雪しかない雪山に行く予定です。冬靴ちゃんは重くて固いので普通の登山道を歩くのに適していません。底が減っちゃうのも嫌だし。
こんばんは!
どこから登っても、最後は岩ゴロゴロの急坂なんですね。
あの山の形ですもんね。
9時間歩きっぱなしとは・・!
恐れ入りました。
それに、この時期のテン泊なんて・・、
考えただけでゾッとします(笑)。
それにしても、前半の写真、
冬の蓼科とは到底思えません。
でも、そろそろ本格的な冬がやってきたようです。
次は、どちらへ出かけられるのかな?
tsu-pmさん、こんにちは(^^)
コメントありがとうございます。
自分で決めたとは言え、今回の工程はキツすぎたので、次回は純粋に雪山を楽しめるようなところに行きたいと思います。日光白根山とか。
雪の上にテント張る勇気はないですが、もしテン泊するとしたら白駒池なんて狙ってます。
tsu-pmさんや他の方のレコを参考にしながらですね。
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