杣添尾根から赤岳&横岳
- GPS
- 32:00
- 距離
- 11.2km
- 登り
- 1,376m
- 下り
- 1,376m
コースタイム
- 山行
- 6:05
- 休憩
- 0:05
- 合計
- 6:10
- 山行
- 6:06
- 休憩
- 0:52
- 合計
- 6:58
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車可能?!周りは別荘地なので私有地に駐車しないよう注意。この日は3連休の2日目で5台くらい止まっていたと思う。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・杣添尾根 はじめは夏道ですがだんだんと雪が出てきます。ノーアイゼンでも歩きやすく、樹林帯を抜けて尾根に出る直前までアイゼン不要でした。 雪が少なく、ハイマツが埋まっていないため、ほぼ夏道通りにトレースがあり、尾根上に出たのは2700m付近。特に危険はありませんが、稜線に近づくにつれ風が強くなります。防風対策を。 ・杣添尾根分岐(稜線)〜赤岳天望荘 雪は少なく、夏道の上に少し雪がのっている感じです。鎖や梯子は全て出ているので例年よりは難易度は低くなっていると思います。 岩場や梯子でアイゼンを引っかけないように注意。少しのミスが命に関わることには変わりはありません。一か所、段差の大きい岩を降りるところが足の短い私には怖かったです。 ・赤岳天望荘〜赤岳 急な登りですが、稜線〜赤岳天望荘に比べたら全然平気。両側に岩があるおかげであまり恐怖を感じることなく登れました。アイゼンもよくききました。頂上山荘〜山頂までの短い距離ですがちょっと痩せ尾根気味。風が強いときは注意。 ・杣添尾根分岐(稜線)〜横岳 短い梯子が2つあります。梯子登り切ったところが距離は短いですが痩せ尾根だったりします。風が強いときは注意。 |
その他周辺情報 | 前夜は「道の駅南きよさと」で車中泊。前夜の温泉は「河童の湯」400円。 登山後の温泉は「白州塩沢温泉」通常820円ですが湯めぐりラリー?みたいなので100円引きの720円でした。温泉は山梨県側は高め。長野県側(茅野周辺)の方が断然安いです。参考までに。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
ゲイター
ネックウォーマー
毛帽子
靴
予備靴ひも
ザック
アイゼン
ピッケル
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
水筒(保温性)
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
ポール
|
---|---|
備考 | わかんは持参したが、使用せず。杣添尾根上部は雪はまあまあ深いが、今後よっぽど雪が降らなければ不要。ただ、降雪があり平日で人があまり入っていない日などはあったほうが良いかも? |
感想
数少ない連休。どこへ行こうかと悩みに悩んだ結果、前から気になっていた杣添尾根を登ることに。高所恐怖症&ビビりの私はとりあえず杣添尾根を登ることを目標としていたけど、レコを見てるとあまり夏道と変わらない感じ…?梯子も出てるみたいやし、天望荘まで行けるかも!と思い、予約を入れる。
久しぶりの天望荘!バイキング〜♪
冬に営業小屋に泊まれるなんて、贅沢!営業小屋に泊まるの大好きなんです。
でもビビりな私はレコの写真を食い入るように見て、イメージトレーニング。
夏に行ったときは全く怖くなかったし…大丈夫!きっと大丈夫なはず!
このときの目標は天望荘に辿りつくこと。赤岳はあわよくば登れたらいいなーという程度でした。
土曜日は移動日に充てて、道の駅南きよさとで車中泊。温泉に入って台湾料理の店でたらふく食べて就寝。
日曜は晴れ!朝焼けに燃える八ヶ岳がキレイ!朝からしっかりコンビニ弁当を食べて移動。
別荘地の中に登山口はあります。登山口周辺にトイレはありません。1番近いコンビニで済ませましょう。(ローソンだったかな?)
いつものごとく、出発は8時過ぎという遅さ。車は5台くらい止まってたけど、さすがに皆出発してた。
本格登山口に辿りつくまで地味に長い。道路を何度か渡ったりしてやっと登山口。道路は凍結してるので注意です。つるつる滑る。
せっせと登りだして結構早い段階で下山してくる登山者数組とすれ違う。
4組くらいだったかな?連休にしては少ない。
人が少なそうって理由と尾根が緩いから怖くなさそうって理由で杣添尾根を選んだのです!淡々とした登りだけど、荷物も少ないしルンルンと登っていけます(*^_^*)
珍しく夫がしんどそうだった。後から分かったけど、荷物が多かった様子…。
ロープまで持ってきてた…。私があの稜線を怖がって進めなかったら…と思ったのであろう…(+_+)
年末の笹山のダイレクト尾根に比べたら楽ちん♪
また、東側の尾根なので風の影響をほとんど受けません。
樹林帯を抜ける手前でアイゼン&ピッケル&ストック1本に持ち替える。
ピッケル&ストック、ダサいけど登りやすいのです。
尾根の上部はちょっと急でそれまでが緩かったのですぐに疲れてしまった。。
下を見ると怖いので見て見ぬふりをしてやりすごす。
稜線に出ると風はまあまああるけど、そこまで強くはない。
(気象庁の「山の天気」の3000m付近の風速の予測計算は25mくらいになってたのでちょっと心配したけど問題なかったです)
横岳方面を見るとなんか遠く感じた&怖そうだったので天望荘に向かうことに。
今日の目標は無事に小屋に辿りつくこと!
梯子が出てきたり岩場の登下降が出てきたりで、緊張の連続やったけど、固まるほど怖いとこはなかった。めっちゃ時間かかりましたが(^_^;)
とにかく下は見て見ぬふり。
髪を帽子の中にちゃんと入れてなくて、風が吹いてきたときに髪が邪魔でうっとうしかった。視界を遮られると危険なので気をつけないと…。
とりあえず小屋に無事に到着!!
なんと!大部屋で予約してましたが、この日は宿泊客がそんなに多くなかったのか、個室でした。廊下もジェットストーブみたいなんであったかかったし天国☆
コーヒー、お茶、お湯飲み放題+おしるこまで!
しかも、コーヒー、粉にお湯入れるのじゃなくちゃんと作ってあるやつ!おしるこはお餅入ってなかったけど甘くて美味しかった〜(*^_^*)
薄いお餅を持っていったら何杯でもいけたやろうな…。
夕食はバイキング!豚の角煮おいしかったー。山菜の天ぷらも!
鶏肉のトマト煮も!山でお肉が食べれるなんて幸せ☆
今回、女性には湯たんぽの貸し出しもありました!ちなみに、食堂と談話室にはこたつもあります!
幸せなひと時を過ごしました。感謝感謝です☆
朝食もバイキングでロールキャベツが美味しかった!
翌朝。
さて、、赤岳、どうしようね?
夫は行く気満々っぽいが…。
私はギリギリまで迷い、ほとんどの人が出発してから出発。
遅いから、、迷惑かけたら嫌やし・・・・。ってことでまたもや8時過ぎ。
ちょっと傾斜はあるけど昨日みたいに梯子とかややこしいとこないし、行けるかな?どうかな?とぶつぶつ思いながらひたすら登る。
とにかく危険地帯は早く登り切りたい私はいつも急いで疲れます((+_+))
結構岩が出てるとこもあり。アイゼンはよくききます。
慎重に登って下は見てみぬふり・・・だけど、意外と両側に岩があるので高度感はなく、昨日よりは怖くない!!
ただ、たまに風は吹きつけてきます。
頂上山荘からはちょっとだけ痩せ尾根を歩いて山頂へ!
山頂に着いたころには風&雲でまっしろ。
雪がぱちぱちと顔に当たる〜!
山頂はしばらく2人占めでした(*^_^*)
風が強くグローブ外せないのであまり写真は撮れなかった。
下りは怖いかな?と思ったけど、大丈夫でした!
天望荘に戻ってトイレ借りて休憩。
そしてまた怖い稜線を歩く。でも昨日は2時間弱もかかりましたが、この日は1時間ほど(それでも遅い)で三叉峰まで。
横岳、どうするー?コースタイム10分やし、行ってみよかー。
2つの梯子がちょっと嫌な感じやったけど、無事に到着!
赤岳&横岳どっちも行けるとは正直思ってなかったけど、今年やから行けたんやろうなー。大満足!
楽しい2日間でした。
ちなみに、私はレコの写真の雰囲気でイメトレをするので、人が入ってる写真の方が雰囲気分かりやすいかな?と思って写真選んでます。参考になれば…。
この後はなかなか連休がないから雪山もしばらくお預けかなぁ…。
次は南アの烏帽子に行ってみたいなぁ。
赤岳、横岳、両方登れて良かったねー。
私もアルプス方面の雪山、行ってみたいなーと思う今日この頃。
それにしても今年は、雪少ないですね。
ところで、旦那さま、山レコのアカウントあったと思うのですが、何故にその他1名??
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