冬支度@赤岳～横岳～硫黄岳

2024年11月24日(日) [日帰り]

• GPS: 09:12
• 距離: 15.8km
• 登り: 1,508m
• 下り: 1,502m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:47
• 休憩: 1:25
• 合計: 9:12

5:31 やまのこ村
5:37 5:38 美濃戸
6:45 6:46 中ノ行者小屋跡
7:41 7:57 行者小屋
8:06 赤岳・阿弥陀岳分岐
8:49 8:50 赤岳主稜チョックストーン
8:56 9:02 文三郎尾根分岐
9:10 9:11 キレット分岐
9:24 9:25 竜頭峰分岐
9:29 9:30 赤岳
9:36 9:37 赤岳頂上山荘
9:51 赤岳天望荘
9:57 地蔵の頭
10:03 10:20 二十三夜峰
10:34 10:36 日ノ岳
10:38 10:41 鉾岳
10:46 石尊峰
10:54 10:55 三叉峰
11:02 11:03 横岳（無名峰）
11:08 11:14 横岳
11:24 11:25 台座ノ頭
11:46 11:50 硫黄岳山荘
12:19 12:21 硫黄岳
12:33 12:34 赤岩の頭
13:08 ジョウゴ沢
13:12 大同心沢（大同心ルンゼ）分岐
13:17 13:34 赤岳鉱泉
14:13 堰堤広場
14:37 14:38 美濃戸山荘
14:43 赤岳山荘

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

赤岳山荘駐車場（美濃戸）1000円/日

コース状況／危険箇所等

先日の降水は標高によって雨になったり雪になったりしたようです。この3山はしっかり雪山でしたが、チェンスパでもギリOKな感じで、実際多くの方がチェンスパを装着されていました。（一部どう見ても装備不足と感じる人もいました）ただし週明け以降の降雪次第では完全な冬装備が必要になる可能性もあり、甘く見ると命取りになります。

写真

11/23 13:10

仕事が一段落したので、明日は日曜ですが山行きましょう！ちょうど薄雪化粧したところです。

11/24 5:30

美濃戸到着。夜明け直前、目の前にはオリオン座

11/24 5:39

林道はまだらに凍結していて滑ることはありません

11/24 7:02

装備は迷うところですが、一応「冬支度」（各冬装備のチェックと慣らし）なので冬靴で来ました。必要なくてもアイゼン歩行してみて不具合がないかチェックします。とりあえず行者小屋まではノーアイゼン。

11/24 7:33

思ったより雪ありますね！麓の自宅はここのところ雨しか降ってません。

11/24 7:40

行者小屋到着。12本爪ワンタッチアイゼンとピッケルに換装

11/24 7:41

テントも数張

11/24 7:54

-7℃。寒さはまだまだ序の口

11/24 8:21

今日は周回なので文三郎から

11/24 8:26

マムート階段の様子。若干金網が出ていますが、アイゼン歩行には問題なし。

11/24 8:31

長い階段を上り終えたところ。雪質が良くサラサラしてるのでチェンスパで十分、何ならツボ足でも行けそう。

11/24 8:38

中岳・阿弥陀岳

11/24 8:56

急にガスってきた。お天気が不安定というのではなく、西からやってくるわた雲が山にぶつかってるだけです

11/24 8:57

団体さんとすれ違いました

11/24 8:57

わた雲が赤岳にもぶつかります

11/24 9:08

キレット分岐

11/24 9:09

雪がないところはアイゼンだとやっかいです…

11/24 9:12

こういうところでは水を得た魚状態(笑)

11/24 9:20

竜頭峰分岐が見えた。雲が去って青空が出てきた

11/24 9:31

山頂到着

11/24 9:32

積雪自体は1〜3cmといったところ。もちろん吹き溜まりではもう少しあります。

11/24 9:32

エビ（霧氷）がすごい

11/24 9:32

富士山も見えてます

11/24 9:36

赤岳天望荘

11/24 9:36

横岳にもわた雲攻撃

11/24 9:36

赤岳頂上山荘（休業中）

11/24 9:46

次に目指す横岳

11/24 9:52

休業中の赤岳天望荘

11/24 9:52

それじゃ横岳へGO（かなりの人が周回縦走していたようです）

11/24 9:55

お地蔵さんにもエビがびっしり

11/24 10:06

いつもの場所で絶景を見ながら休憩&ランチ

11/24 10:06

ほぼ無風地帯なのでつい眠たくなるほどのぽかぽか陽気です

11/24 10:06

なかよし3山

11/24 10:14

ドリンクがちょうどフローズン状態になってうまい！

11/24 10:27

日ノ岳。陽当たりが良いので雪ありませんね。岩の露出が多いのでアイゼン歩行はつらいですがもう少し頑張ります。

11/24 10:41

鉾岳トラバース。冬の難所も今はまだただの歩きやすい道です笑

11/24 10:53

三叉峰

11/24 11:08

奥の院到着

11/24 11:10

まだ夏道・冬道の両方とも行けますが、せっかくなので冬道へ

11/24 11:21

冬の最大の難所である最終トラバースも何でもない道でした

11/24 11:22

このあとは広くなだらかな道が続きます

11/24 11:22

去年も見たエビの大群！

11/24 11:37

硫黄岳山荘に到着。ここで本日のアイゼンチェックとトレーニング終了！チェンスパに換装しました

11/24 11:52

あーチェンスパ歩きやすい〜笑

11/24 12:12

大展望台

11/24 12:16

毎度おなじみ爆裂火口

11/24 12:18

硫黄岳到着

11/24 12:18

天狗は雪少ないですね。標高的に雨だったんでしょう

11/24 12:32

定規の目盛りのようなケルンの列

11/24 13:17

赤岳鉱泉到着

11/24 13:23

アイスキャンディ製造中。カレーパンとミルクティでまったりティータイム

11/24 13:47

北沢はあまり雪多くありませんが、日陰には巨大なアイスバーンが2〜3箇所あります

11/24 14:12

堰堤広場の橋もきれいになってました

11/24 14:43

ゴール！

撮影機器：

iPhone 15 Apple

装備

MYアイテム

yamazazen

重量：-kg

個人装備

ハードシェル パンツ ウールシャツ 靴下（FITS厚手） インナーグローブ（ブレスサーモ） ミッドレイヤーグローブ アウターグローブ（黒テムレス） 防寒着 冬靴（アルパインエキスパート） ザック（バルトロ85） 行動食 非常食 山専ボトル500ml PETドリンク1000ml 予備PET水500ml ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 結束バンド 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 携帯トイレ 保険証 スマホ モバイルバッテリー 時計 サングラス タオル ツェルト ピッケル ストック チェーンスパイク 12本爪ワンタッチアイゼン（グリベル） ヘルメット ナイフ COCOHELI子機

感想

yamazazen

八ヶ岳の去年の初冠雪は10/16で、その時は硫黄から赤岳へ周回しました。今年は遅れること1か月以上、ようやく白くなりました。麓の我が家（標高1000m強）では雨ばかりだったので薄化粧程度かと思いきや、山にこれだけ雪があるとは少々意外でした。

今日に関して言えば雪の量がまだまだ少なくまた状態も良かったので、ルート全体を通して難易度はかなり低めでした。大半の人が夏靴にチェンスパ＋ポールだったように見受けられましたが、それで十分だったでしょう。しかし週明け以降また降雪予報があります。わずか1日、いや数時間で難易度が爆上がりすることも考えられますので、安易に秋山気分で挑むと命取りになります！ご注意を。

ともあれ無事「冬支度」も終わり、あとは本格的な雪を待つのみです。初雪が遅い年は年末にドカ雪が降るとか…山は楽しみですが自宅周辺の雪かきは頭が痛いです笑