大菩薩嶺
- GPS
- 06:25
- 距離
- 13.2km
- 登り
- 1,167m
- 下り
- 1,167m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2006年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険な場所は皆無。初心者にはうってつけの山だと思います。 |
感想
登山というものを本格的に行うことを一度も思っていなかった。8月の月山登山を契機に手軽に登れる日帰り登山ができる山を物色していた。日本百名山(深田久弥)・・・。山の本やサイトを調べているとでてくる言葉。「そうだ!」折角登るのであれば一つの目標を立てるのもありかと。
そこで、9月の登山は、山梨県甲州市にある大菩薩嶺にすることにした。大菩薩嶺は、標高2057mで小説「大菩薩峠」の題材にもなったほどの有名な場所である。その昔武蔵の国と甲斐の国との交通の要地として栄えた。
登山に必要なのは天気で、数日前まで台風を気にしなくてはならなかったが、この日は快晴で登山日よりであった。
最寄駅は、中央本線塩山駅。塩山駅からバスで大菩薩峠登山口まで行く。7時23分に塩山駅到着に、7時55分に大菩薩峠登山口に到着。ここから登山は始まる。しばらくアスファルトの道を登り千石茶屋に8時9分着。千石茶屋を過ぎると本格的な山道に入る。一応、この登山道は公になっているものだが、登山者は自分以外いないので正直不安になった。だが、アップダウンのきいたおもしろい山道である。途中展望台と称するものがある。眺望がよく疲れを癒してくれる。
9時18分に上日川峠着。通常2時間かかるところを1時間30分でこれたので少々ハイペース。日本百名山に選定されている山なのに人が閑散としている山だなと思っていたのはここまで。上日川峠まで車でくることができるので人だらけ。今までとはうって変わっての騒々しさ。とりあえず山道を進むが、団体さんが道を封じて思うように進まない。イライラ。でも団体のリーダーさんがこちらに気づき道を開けるように指示してくれるが、やはり登山者としては、譲るべきところは譲るのがマナーではないかと感じた。
しばらく進むと福ちゃん荘を過ぎ、富士見山荘に到着。9時49分。ここで視界が開け、日本一の山富士山が見事に構える姿が印象的であった。登山道自体は、それ程急登するわけでなく登りやすい。そして大菩薩峠に到着。10時24分。見事な眺望で雲取山や秩父の山々。南アルプス(北岳・間ノ岳・甲斐駒ケ岳・仙丈ケ岳)・富士山がきれいな稜線を描き登山者を和ませる。聞くと、昨日は風が強くガスが発生して眺望が利く状態でなかなかった。
しばらく昼食休憩。そしてここから岩場を乗り越え稜線づたいに歩いていくと雷岩を抜け、森の中をしばらく歩くと大菩薩嶺に到着。11時13分。当初想定していた時刻より大幅に早い。山頂は眺望などないので、速攻で下山。急坂の唐松尾根を下り、福ちゃん荘へ。12:05分。そしてここからは、来た道をそのまま戻り14時20分に登山口に到着。14時52分のバスに乗り込み塩山駅へ。
そして、中央本線で家路に向かう。
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