和田峠~三峰山:南北中央アルプスの絶景を眺めながらの 稜線歩き。


- GPS
- 06:08
- 距離
- 10.1km
- 登り
- 748m
- 下り
- 746m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口~和田峠:雪なし。和田山~稜線:稜線の道は北面だけ雪あり。道と残雪の接続に注意。三峰山付近:雪なし。 |
写真
感想
昨年冬、霧ヶ峰から見た頂上が雪稜で北アルプスの眺めが素晴らしそうな三峰山が気になった。夏は頂上付近もビーナスラインが通っているが、冬季は閉鎖されている。また、国道142号線の新和田トンネルの開通により、和田峠トンネル付近の旧道も昨年度から冬季通行止めになっている。和田峠下から旧中山道を旧和田峠まで登らなければならないのだが、最近人気がありそうだ。単独だし、雪の状態や天候など、落ち着いてくるのを待っていたら、雪が無くなってきた。北アルプスの雪が豊富な内に行ってこよう。
今日は、晴れは間違いないが、春は霞が架かって遠方が見えないことが多いので心配していた。中央道から南アルプスや八ヶ岳はきれいに晴れていたので、期待できる。岡谷から行くと、西餅屋茶屋跡の直前の駐車スペースに停める。複数の茶屋があったとか、当時は賑わっていたのだろうな。和田峠に向かう。茶屋は1300m、和田峠は1600m、中山道最大の難所らしい。道は整備されていて、急でもないが、わりと細い道である。最初の方で2回国道142号線旧道を横切る。峠まで残雪は無かった。峠には、古い石碑や、標識、解説板など盛りだくさん。さすがに、歴史の道である。
稜線へは、来た方向から左への山道に入る。最初のピークへの登りが始まる。登ると道に残雪が出てくる。一旦ピークから下るが、北向きなので残雪の下りである。次が和田山北峰への登りとなる。頂上近くなると残雪が多くなり、下りはまた、雪上である。この辺りから、眺望が良くなり、木曽御岳や乗鞍岳、反対側には浅間山などが見えてくる。この後は、笹原の稜線となり、残雪は少なくなる。雪のない登山道と残雪の繰り返しなので、接続に注意。雪上を歩いて行って行き詰るのは、残雪期あるある。トレースがあっても数日で融雪の状態は変わるからね。ここでは、先に道が見えれば、笹の背が低いので通って行ける。右側には除雪の終わったビーナスラインが見える。22日には開通、三峰山も三峰茶屋から短時間で登れるようになる。
三峰山に近づくと、登山道周辺に雪は無く笹原の中を、山頂まで登って行くが、案外長い。山頂には先ず、三角点があり、その奥に山頂標識などがある。やはり、三峰山山頂からの眺望は素晴らしい。ぐるりと周囲一周、遮るものがない。蓼科山、八ヶ岳から、南アルプス、諏訪湖、中央アルプス、反対側には木曽御岳、乗鞍岳、そして北アルプスは少し雲が架かってはいるが、穂高岳、槍ヶ岳から鹿島槍、五竜岳まで見える。
帰りは、往路をそのまま戻る。登り返しは和田山北峰の辺りの2カ所、何れも雪の登りだった。今日出会った方は5人だった。
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