御嶽山(継子岳) 天気よし景色よし斜面よし


- GPS
- 07:16
- 距離
- 11.7km
- 登り
- 1,265m
- 下り
- 1,265m
コースタイム
- 山行
- 5:55
- 休憩
- 1:22
- 合計
- 7:17
天候 | 雲一つない快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【旧チャオ御岳スキー場~継子岳】 ・ゴンドラ山頂駅舎付近から樹林帯へ入り、直ぐに谷の横断がある。 ・朝の樹林帯の雪は硬い。樹林帯はトラバ気味に高度を上げるので、谷の処理が終わったら即クトー装着でもよい。 ・2690までスキーで登るが雪がグサグサになり雪面がズレだす。その後シートラアイゼン。 【継子岳~四ノ池】 ・山頂直下は雪が薄い。 【四ノ池~継子岳】 ・渡渉点からⅡ峰に夏道を登る。雪付きは薄くアイゼンなしで登れる。 ・一か所だけ距離は短いが嫌らしいトラバースがある。 【継子岳~旧チャオ御岳スキー場】 ・雪は緩んでいる。山頂直下はノール状で空中に投げ出される感じ。 ・どのルンゼも斜度はまあまああるが広いので恐怖感はない。 ・2330くらいから左の樹林帯へ。生コン雪で苦行。 ・谷の処理が面倒くさい。少しカニで登った。上手に処理できれば登り返しなしで行けそうな気がする。 |
写真
感想
例年通り3月末までの繁忙期を終えたが、諸々あり4月中旬までスキーに行けていない。シーズンも終盤を迎えるが好天が約束された土曜、御嶽山(継子岳)に向かう。
5時30分過ぎ旧チャオ御岳スキー場の看板脇から元気よくスタート。
出だしから正面に継子岳を見据え、背後に乗鞍岳を背負いながらの贅沢な登行。やや風はあるが寒くはない。
ゴンドラ山頂駅舎付近で樹林帯に入り直ぐに谷を跨ぐ事になる。この谷の処理が面倒くさく谷底に降りたいが、意外と急な側壁と硬い雪で上手くいかない。
夏道通りに進むと最初の谷も含め3本の谷を処理する事になるので、夏道よりも50~70mくらい上部を進み2、3本目の谷はかわして行く。
樹林帯はトラバース主体で高度を上げる。朝の硬い雪でズリズリし堪らず2300m付近でクトー装着。2400mくらいから樹木が疎らになり徐々に斜度が増してくる。
尾根を一つ跨いだらメンツルのルンゼ「ぼくらのライン」に出る。左岸をスキーで登っていたが、絶対にツボの方が早く安全だ。
スキー登行を粘ったが、雪が緩み雪面がズレだしたので2690mの岩場でエネ補給を兼ねてアイゼンに換装する。
エネ補給中に後続のスキーヤー3名がシートラで登ってきた。ご挨拶と少しの会話を交わす。トレースのおかげで山頂まで楽が出来ました。ありがとうございます。
継子岳登頂~。
素晴らしい景色をパシャったら四ノ池まで滑ろう。
山頂付近は雪が少ないので少々シートラで下り滑走モードに換装する。
シールを剥したらスキーのエッジと滑走面に若干のシールの糊残り。ダクトテープでペタペタして除去し、液体ワックスを塗布して改善。
四ノ池に滑り込む。。。アッと言う間に池底に到達です。
雪はやや重だがストレスなく滑る事ができた。
飛騨頂上方面へシールで登り返して稜線伝いで継子に戻る予定だが、シールの糊残りが出たら面倒なので、渡渉点付近からツボで継子Ⅱ峰へ登り返す。雪付きは少なくアイゼンを装着しなくても問題はない。只一箇所だけ短いが嫌らしいトラバースがあった。
二度目の継子の山頂から、さぁ帰ろう。
山頂直下はノール状で下部が見えない。右にトラバ―ス気味に滑り下部が確認出来たらフォールラインに落としていく。雪は程よく緩みシャウダーで斜度もあり楽しい。
次に左へトラバースし隣のルンゼを滑る。こちらも最高です。
最後に尾根を一つ跨いで最後のルンゼ「ぼくらのライン」を中間部から滑る。先行者のシュブールはあるがスキーヤーズライトにきれいな面が残っていた。ごち。
3本のルンゼともに幅が広く恐怖感はない。
2330mくらいから左の樹林帯に入ると生コン雪になり制御が難しく苦行となった。
最後の谷はカニで少し登り上げ旧ゲレンデに戻りノンストップで駐車地前まで滑ったら無事下山。
チャオの看板裏に埋めておいたレッドブルを掘り出し喉に流し込む。ポカポカ陽気の中、道具を天日干ししのんびりと後片付けをした。
お疲れさまでした。
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