雪景色の日の出 高尾山 〜エクストリーム朝飯前〜


- GPS
- 02:33
- 距離
- 7.5km
- 登り
- 465m
- 下り
- 448m
コースタイム
天候 | 晴れ。登高中は無風または微風でしたが、山頂では少し風がありました。気温は-5℃ほどでした。 |
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過去天気図(気象庁) | 2016年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
※始発で下車した登山者は、ざっと10人くらいでした。 復路:京王線高尾山口駅 08時11分発 ※この時間になると、かなり多数の人が入れ違いで下りてこられました。 既にケーブルカーにもそれなりの人が乗っていました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
6号路は琵琶滝の先で大雪による倒木で通行止めになっていました。稲荷山コース入り口にも看板が立っていました。 1号路は、始発で下りた方の大半が向かいましたが、下部には日陰が多いこともあり、夜明け前の通行は前日に溶けた雪などの再凍結が懸念されたことと、ソールの堅い冬靴を履いてきたので、往復とも稲荷山コースを選択しました(ただ、1号路方面からも山頂に結構登ってこられており、凍結については杞憂だったかも知れません)。 稲荷山コースは、登山口から100mほど登った先にあるお稲荷さん(旭稲荷)までは、主に尾根の北側から回り込むので、積雪が残っており、凍結していました。 そこからしばらくは雪が全くなくなり、凍結もありません。再び雪や凍結が出始めるのは、稲荷山展望台の下あたりからですが、本格的に雪が出てくるのは、もう少し標高を上げた標高450mを過ぎたあたりからです。ここからはまだ雪がべったり残っており、早朝時間帯はガッチリ凍結しています。ただし、積雪量はたいしたことはないので、登りなら注意して足を運んでいけば、普通のトレッキングシューズなどでも、危険はないと思います(ただし、スニーカーなど靴底がフラットでグリップが利かない靴はやめた方が無難です)。下りは、軽アイゼンやチェーンスパイクをつけて下った方が確実です。何もなしでも下りられないことはないかも知れませんが、階段部分などは相当気をつけて下りるか、時間をかけてゆっくり下りないと結構リスキーに思いました(私も登りこそ何もなしで上がりましたが、下りはチェーンスパイクを稲荷山までつけました)。持ち合わせていない場合は、1号路経由にした方が無難と思います。 なお、稲荷山コースについては、雪による倒木は1本だけで、かつ道を塞いではいないため、その点では安全に通行できます。 因みに、奥高尾方面の主脈縦走路の状態については特に情報は掲示されていませんでしたが、基本的に標高がもっと上がるので、雪がかなり残っていると思います。山頂から見える城山・景信山もまだ真っ白でした。 |
その他周辺情報 | 高尾山口駅前に極楽湯(温泉)があります。 蕎麦屋や土産物屋もありますが、この時間はまだ開いていませんでした。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
予備手袋
ゲイター
毛帽子
靴
ザック
アイゼン
行動食
飲料
水筒(保温性)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
常備薬
携帯
時計
カメラ
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感想
長年使用してきた冬靴が、シーズン直前にダメになってしまったものの、なかなか新調が遅れていてようやく手に入れた冬靴の試し履きと、今まで使っていた古いクランポンとの相性を見るために、夜明け前の高尾山に行ってきました。
この冬一番の大寒波がくるということで、重装備にしてハードシェルまで引っ張り出しましたが、思ったよりは寒くなく、風も数m程度と、凌ぎやすかったです。雪の方はまだまだ、べったり残っており、しばらくは溶けたり再凍結したりで、日中はドロドロになりそうです。ちょっとランニングの方は、しばらくお休みした方が良いかも知れません。
さて、冬靴の試運転の方はまずまずでしたが、ソールがガチガチに堅いことは当然分かっていたにも拘わらず、歩行時の対策が不十分だったため、マメをこさえてしまいました。勝手知ったる山にいくということで少々甘く見ていました。ブレイクインまえの新しい靴なので、もう少し丁寧に準備をすれば良かったと反省です。
クランポンの方は、新しい靴だと前コバの長さが足りず、横から力がかかるとズレる可能性が高い気がするので、買い換えた方が良さそうです。まあ、買ったときから想定していたことなので、納得はしていますが、追加出費は痛いです。しばらくは、古くから使っている、バンド式のアイゼンで凌ぐことにします。
当初の目論見では、ちょうど下りた頃に、高尾山口駅前にある極楽湯の営業時間になるので、一風呂浴びて、あわよくば朝からビールなどと思っていたのですが、クランポンの買い換えのための予算捻出を考え、緊縮財政で見送りに。ほとんど人がいないお風呂に入れたはずなのですが、無念。このところ昔から使っていた装備の傷みが激しく、いろいろと更新時期に入ってきて、出費が嵩みます。当面はコストがかかる遠出の山行を減らすしかなく、何とも痛し痒しの日々が続きそうです。
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