小笠原の島旅� （貪隋幣�富士＆乳房山に登頂）

2025年04月14日(月) ~ 2025年04月15日(火)

• GPS: 05:37
• 距離: 13.6km
• 登り: 1,029m
• 下り: 1,040m

コースタイム

1日目

• 山行: 1:59
• 休憩: 0:12
• 合計: 2:11

距離 5.6km 登り 194m 下り 213m

15:16 都道最南端
15:39 15:40 すり鉢
16:01 16:10 小富士
16:26 南崎
16:34 16:35 ワイビーチ
16:58 16:59 すり鉢
17:27 都道最南端

2日目

• 山行: 2:56
• 休憩: 0:25
• 合計: 3:21

距離 7.9km 登り 835m 下り 826m

8:14 乳房山登山口(時計回り・西側)
8:39 8:42 爆弾跡
9:26 9:38 乳房山
11:25 11:35 乳房山登山口(時計回り・西側)
11:35 ゴール地点

天候

島旅1日目（4/13）：雨
島旅2日目（4/14）：雨時々曇り
島旅3日目（4/15）：曇り時々雨
気温は20℃台前半で過ごしやすい（本土より湿気を感じない）

アクセス

利用交通機関：

自家用車 船

・島への移動
おがさわら丸：東京・竹芝桟橋　11:00→父島・二見港　11:30
　　　　　　　　　　　　　　　　　　（海上状況がよくなかったため30分遅延）
ははじま丸：父島・二見港　12:15（遅延）→母島・沖港　14:15（遅延）
ははじま丸：母島・沖港　14:00→父島・二見港　16:00

・おがさわら丸
現在3代目で、定員882名。東京〜父島（約1000km）を24時間で結ぶ。昔に比べて揺れがかなり改善され、時間も短縮されたとのこと。今のシーズンは定員の半分ほどの客。夏休みは満員になるらしい。（島の宿も足りないくらいとか）
7デッキのラウンジは、基本は自由席だけど、時間制限のある指定席もあって、予約表に名前を記入して席を確保できる。
船室はいろんな等級があり、下から2番目の2等寝台（エコノミーベッド）を利用。カーテンを閉めればほぼ個室となりコンセントもあるので快適。
船内には、24時間利用可能なシャワールームあり。給湯器、電子レンジなどもあるので、カップ麺やレトルトごはんを食べれる（売店にもあるけど、本土で買ってきた方が安い）。船内のショップでは電子マネー使用可。結局往復ともにレストランには行かなかった。

・ははじま丸
これも現在3代目、定員200名。父島〜母島（約50km）を2時間で結ぶ。
おがさわら丸の父島入港の1時間後に母島に向けて出港。母島入港の24時間後に父島に向けて母島を出港。おがさわら丸が父島に停泊中は、父島からの日帰り可能な時間（滞在時間は4時間半だが、実質3時間ほど）で運航されている。事前予約制ではないので、乗船前に窓口で乗船券を購入。客室は椅子席とじゅうたん席がある。

・母島内の移動
運よくレンタカーを利用できた（レンタカーは非常に少なく、業者の使用も多いので、早めの手配が必要）
レンタバイクやレンタサイクルもあるが、坂が多いのでチャリはしんどいと思う。

・母島1泊2日で乳房山登山のみであればレンタカーは不要。滞在が長ければ、すべて徒歩でも問題ないレベル。

・石門地区（堺ヶ岳を含む）は東京都認定ガイドの同伴が義務付けられているのでガイドツアーへの申し込みが必要。

コース状況／危険箇所等

道標や案内マップが充実している
南崎への遊歩道はやや泥っぽいところあり
乳房山への遊歩道は歩きやすい

その他周辺情報

・宿泊施設
工事等の業者の方が入っており意外と満室なので、早めの手配をお勧めします。

・店舗
売店は３つのみ。飲食店も少ない。

・登頂記念証
乳房山及び小富士についてはそれぞれ登頂記念書を発行してもらえる（1枚300円）。事前に観光協会（沖港待合所内）にて手続きが必要。山頂にあるプレートに紙を置いてクレヨンでこすり出し（フロッタージュ）したものが登頂証明となるので、そのセットをもらって出発。こすり出しがうまくできなかったときは証明するための写真でも可とか。登頂記念証は名前、登頂年月日、認定番号が記載され、ラミネートされてます。

・母島旅行記念スタンプのスタンプラリーがあり、ははじま丸船内で2つ（帰路でも可）、ロース記念館で1つ、母島・沖港船客待合所で2つスタンプを押せば、母島観光協会の窓口で記念品（A5サイズのクリアファイル）がもらえる。

写真

4/13 9:41

【島旅1日目（4/13）】
大阪から新幹線に乗って、竹芝桟橋に余裕を持って到着。
お天気は雨でやや風もあるけど、おがさわら丸は出港予定。
伊豆諸島への船便は、島によっては★マークがついてるところも。

4/13 11:02

出港。人数少ないけどお見送りあり。

4/13 11:08

デッキにてレインボーブリッジを見ながら早速ビール🍺

4/13 11:13

レインボーブリッジ通過とお台場のフジテレビ

4/13 11:29

羽田空港沖を通過

4/13 11:51

アクアラインの換気棟（風の塔）

4/13 12:09

コンテナ満載の貨物船と左奥には横浜。
東京湾はお仕事の船がたくさん！

4/13 12:52

三浦半島のほぼ先端。
反対側の房総半島はまだまだ続いてる

4/13 12:53

そろそろ船内へ。
7デッキのラウンジへ向かう

4/13 12:54

時間指定の指定席もあります

4/13 12:56

こんなにいろいろ持ち込みました💦

4/13 14:26

ラウンジには軽食・喫茶の営業も

4/13 16:30

片道24時間かかります

4/13 17:41

私の夕食
結局レストランには行かなかった

4/13 18:49

売店は6デッキに

4/14 9:33

【島旅2日目（4/14）】
曇っていたので日の出はなし。
朝ごはんを食べようと張り切ってラウンジに向かう途中で、いきなりゲロゲロしてしまった😢 アルコールが切れたタイミングでの船酔い。酒の切れ目が・・・・って感じ（笑）
で、気を取り直して、聟島列島の島影が見えてきた。

4/14 9:49

写真では見にくいけど、海鳥がたくさん飛んでる

4/14 10:07

よ〜く見ると中央やや右にイルカ(^^♪
ジャンプしながら通り過ぎて行った

4/14 10:52

左から弟島、兄島（中央）、父島の島影が

4/14 11:06

父島の二見港が見えてきた

4/14 11:10

二見港へ回り込む

4/14 11:35

30分遅れで到着。乗り継ぎがあるので早めに下船

4/14 12:01

ははじま丸
本来は12:00出港だけど、おがさわら丸が遅れたので、貨物の積み込みが終わり次第の出港

4/14 12:07

とりあえず椅子席へ

4/14 13:47

母島の北端付近が見えてきた

4/14 14:05

岩礁がいろいろある

4/14 14:12

母島・沖港に入ってきた

4/14 14:12

父島と比べると建物が少ない

4/14 14:36

とりあえず宿の車で宿（アンナビーチ母島）へ
男女別のドミトリー

4/14 14:45

外観はおしゃれ

4/14 15:15

レンタカーにて都道最南端へ

4/14 15:16

ここから小富士へレッツゴー！雨なので傘さして行きます。
事前に観光協会に立ち寄って登頂記念証の手続き（翌日の乳房山の分もまとめて）を済ませてきました

4/14 15:17

外来種を持ち込まない！
左の箱の中にはスプレーとたわしがあり、靴裏の泥等をしっかり落とします

4/14 15:27

蓮池
以前は蓮が栽培されてたそうな

4/14 15:28

ちっちゃな池

4/14 15:28

池の周囲にはオオヒキガエル侵入防止策が巡らされてる

4/14 15:34

いたるところにトラップ
何のトラップだろう？？

4/14 15:37

噴火口っぽい

4/14 15:38

確かに「すり鉢」

4/14 15:38

看板のところから見るとすり鉢感がイマイチ

4/14 15:40

葉の裏が紫の植物がいっぱい生えてる

4/14 15:41

ググったらムラサキオモト。戦前に持ち込まれたものが野生化しているらしい

4/14 15:44

先ほどのトラップはツヤオオズアリの駆除のため

4/14 15:50

ピンボケだけどオカヤドカリです。
小笠原にいる4種類とも天然記念物

4/14 15:51

途中でさらにシュッシュ

4/14 15:54

まずは小富士へ

4/14 16:03

タコノキの間を登る

4/14 16:04

最後にハシゴ
ステップに滑り止めがはってあるので安心

4/14 16:06

小富士に到着
三角点っぽいものは見当たらない

4/14 16:06

この上に紙を置いてクレヨンでこすり出し（フロッタージュ）して、登頂したことを証明すると、登頂記念証をもらえます。事前手続きで、このためのセットをもらいます。

4/14 16:08

南崎の説明板

4/14 16:08

小富士からの南崎

4/14 16:08

小富士からさらに南に見える島々

4/14 16:14

小富士から北側

4/14 16:16

シマギョクシンカ。よい香りがします
固有種です♪

4/14 16:25

南崎へ

4/14 16:29

東屋の屋根が。。。

4/14 16:29

泳ぐ際の注意書き

4/14 16:31

南崎の海岸

4/14 16:31

先ほど登った小富士♫
確かに三角形。日本一南にある故郷富士です

4/14 16:31

海岸は砂というより小石。ほぼサンゴの残骸

4/14 16:38

次はワイビーチへ

4/14 16:42

ワイビーチ

4/14 16:42

こっちの方が砂がある

4/14 16:42

波は高い

4/14 16:43

そろそろ戻ろっかな

4/14 16:45

貨幣石
約5,000万年前の暖かい海に生きていた、石灰質の殻をもつ生き物が化石になったもの

4/14 18:22

宿に戻ってシャワーを浴びて

4/14 18:29

そして夕食

4/15 5:09

【島旅3日目（4/15）】
食堂は24時間利用可能。昨夜も同宿の方と夜遅くまで飲んでました💦 冷蔵庫や電子レンジ等は使い放題

4/15 5:43

朝食前に島の北側の観光へ
まずは北港（きたこう）

4/15 5:43

母島の都道の北端

4/15 5:43

戦前はここに500人くらいが住んでいた（現在の母島の人口と同じくらいだね）

4/15 5:45

北港の桟橋跡

4/15 5:46

桟橋から陸を

4/15 5:47

海岸は玉砂利

4/15 5:57

北村小学校跡

4/15 5:57

今はガジュマルが生い茂る

4/15 5:58

製糖圧搾機のローラーを重ねた門柱が残る

4/15 5:59

おもしろい道路標識��
アカガシラカラスバト（アカポッポ）と「お静かに」の標識。でも、そのちょっと後ろには警笛鳴らせの標識。どうしたらいいねん？

4/15 6:00

おもしろい道路標識��
ヤドカリ注意の標識。オカヤドカリさんがひょうきん

4/15 6:03

東港（ひがしこう）
1987年までは商業捕鯨の基地だった

4/15 6:04

今は船一艘が陸揚げされてるだけ。

4/15 6:05

現在は立入禁止区域。道標があったから入ってしまってごめんなさい。そういえば立入禁止って書いてあったような？？？

4/15 6:09

探照灯基地跡に行ってみよう

4/15 6:10

トンネル？

4/15 6:11

中には探照灯（？）の残骸

4/15 6:22

ロングビーチ。ちなみのここらへんの地名は長浜

4/15 6:22

ビーチが見えない。。。

4/15 6:27

ビッグベイ

4/15 6:27

湾になっている

4/15 6:32

おもしろい道路標識��
あっ！ハハジマメグロの標識だ！

4/15 6:33

石門（せきもん）への入り口。ここは東京都認定ガイドの同伴が義務付けられてる。万が一母島に再訪することがあればガイドツアーに参加しようっと

4/15 6:40

グリーンアノール（外来のトカゲ）の防除用のフェンスが張り巡らされている

4/15 6:40

シマギョクシンカ
まだ蕾がおおい

4/15 6:42

おもしろい道路標識��
アカガシラカラスバト（アカポッポ）で、先ほどは「お静かに」だったけど今度は「ハトに注意」。ハトに注意って本土ではあり得ない

4/15 6:59

戻ってきて出発準備

4/15 7:31

そして朝食

4/15 7:51

食後にはコーヒーとクッキー＆バウムクーヘンのセルフサービス

4/15 8:12

メインイベントの乳房山へ

4/15 8:12

ここも靴の泥落とし＆消毒が必須

4/15 8:14

外来種のアフリカマイマイ。でかい！

4/15 8:14

傘をさしながらでも問題なく歩ける道だが、両脇には外来種のサンセベリアが繁茂

4/15 8:18

サンセベリアがなくなってビロウとかが茂る普通の樹林帯に

4/15 8:28

ピンボケですがカタツムリ。これは普通サイズ（やや小さいけど）在来種のようです

4/15 8:29

ところどころに東屋あり

4/15 8:29

ダムが見える

4/15 8:34

このあたりはビロウが少ない

4/15 8:39

爆弾の跡

4/15 8:39

確かに大きな窪地
ヘゴが生えてる

4/15 8:39

1/3まで登ってきた

4/15 8:43

山頂はガスの中
乳房山のあたりは雲霧林なのでガスの中のことも多いらしい

4/15 8:58

大きなこぶ

4/15 9:02

第一ハシゴ

4/15 9:06

途中の展望地

4/15 9:06

まっ白で何も見えず😢

4/15 9:06

あと500m

4/15 9:13

葉っぱの裏に「オガサワラオカモノアラガイ」を発見！ピンボケですが。。
国指定の天然記念物で、環境省レッドデータでは絶滅危惧II類 (VU)に指定

4/15 9:25

第二ハシゴ

4/15 9:27

乳房山山頂に到着！

4/15 9:27

乳房山はしま山100選

4/15 9:27

シダの中に三角点を発見♪

4/15 9:27

恒例のタッチ(^^♪
三等三角点です

4/15 9:28

東側の展望はなし

4/15 9:28

西側の展望

4/15 9:30

あっ！一瞬ガスが薄くなった♬

4/15 9:30

中央に見えてるのは向島

4/15 9:33

これをこすり出しして登頂証明に

4/15 9:44

3月末から周回できるようになったので（ラッキー♪）周回コースへ

4/15 9:45

ここが通行止めになってた区間
写真を撮らなかったけど観測機器とかが数台設置されてた

4/15 9:58

通行止めだった区間を通過してきた、
危なっかしいところはなかったけど。。。

4/15 10:29

何の木かな？
シマホルトノキ（固有種）？？

4/15 10:40

塹壕跡

4/15 10:40

高射機関砲の残骸？

4/15 10:49

剣先山展望台へ

4/15 10:50

展望台

4/15 10:51

目の前に小剣先山、右奥には向島

4/15 10:52

眼下には沖港のまわりの集落。現在はここ1ヶ所だけ。
人口は約450人、島民のほとんどが顔見知り

4/15 10:52

セイロンベンケイ（外来種）

4/15 11:05

よ〜く見ると中央にハハジマメグロ(^^♪
集落近くまで下ってきて、口笛吹いたり、スマホでハハジマメグロの鳴き声を鳴らすと「何かな？」と寄ってくる

4/15 11:29

よ〜く見ると中央にさらに小さくハハジマメグロ(^^♪
古いコンデジなのであまり撮れなかったけど、かなりたくさん見ることができました♬ 母島にしかいないから出逢えてよかった♪

4/15 11:34

時計回りでの周回終了

4/15 11:48

ロース記念館へ。
ドイツ出身のロースさんが来て、耐熱性があり加工しやすい石材を発見しロース石と呼ぶようになった。

4/15 11:49

記念館はロース石で建てられている

4/15 12:01

ロース石の説明板

4/15 12:10

脇浜なぎさ公園

4/15 12:11

アオウミガメの産卵地がある

4/15 12:11

このあたり

4/15 12:11

ハイビスカスがきれいに咲いてる。もちろん外来種

4/15 12:12

グンバイヒルガオ（広域分布種）

4/15 12:16

鮫ヶ崎園地展望台へ

4/15 12:18

東屋あり

4/15 12:18

展望台

4/15 12:19

中央右に南崎、その奥に妹島

4/15 12:19

左が南崎とその奥に妹島、中央は二子島、その右が平島とその奥に姉島

4/15 12:19

これは向島

4/15 12:19

今日もそれなりに波が高い

4/15 12:27

乳房山が見える♪

4/15 12:34

ユリの仲間としかわからない
たぶん外来種のテッポウユリかな？

4/15 12:37

脇浜海岸

4/15 12:42

港の入口

4/15 12:42

沖港とその左奥に乳房山

4/15 12:42

ははじま丸

4/15 12:45

チドリの仲間

4/15 13:13

この中に観光案内所があり、登頂記念証を無事ゲット(^^♪

4/15 13:16

漁協を覗いてみたけどお魚はなかった

4/15 13:21

ハハジマメグロのタイル

4/15 13:42

入島の際は泥を落として

4/15 13:58

ははじま丸に乗船

4/15 14:03

向島を見ながら父島へ向かいます

撮影機器：

PENTAX Optio WG-2 GPS PENTAX

感想

hamahako

小笠原諸島への島旅に行ってきました！
まずは母島のレコ。
続きの父島のレコは以下のURL
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-8032625.html
備忘録としてのレコとなってるので、無駄な写真や感想が多くてすみません。

・おがさわら丸
竹芝桟橋は、昨年末の伊豆諸島南部への旅の時に来て以来2回目。お天気が良くなくてたぶん波が高そう。比較的船には強いほうなので、酔い止め薬を持ってきてはいるが、船に酔うより酒に酔う方がいい！ということで宴会セットをたくさん持参（笑）東京湾の風景に飽きたら早速宴会🍶 （酒が切れたら船酔いした💦）
宴会は主として7デッキのラウンジで。宴会しているグループ多数あり。
翌日の午前中、聟島列島に到達するころから、外部デッキで解説員が島の名前や生物の解説をしてくれた。その時にイルカを見ることができてラッキー♫

・ははじま丸
今回は往復ともに天気が悪くて海が荒れているのでデッキに出るのは不可だった。

・南崎・小富士
母島の滞在時間が24時間弱なので、まずはレンタカーで島南部の往復2時間強の小富士＆南崎へ。その前に沖港船客待合所内の小笠原母島観光協会にて登頂記念証の手続きをして、都道を南進。観光協会の人に「えっ今から？」とちょっと驚かれたけど、日も長くなって来てるし問題なし。車で10分ほどで都道最南端の南崎ロータリーに到着。天気が悪いので当然誰もいない。
傘をさして出発。雨で足元が泥っぽいところが時々ある。ちょっと暑いけどゲーターやカッパを履いていたので足元は泥んこまみれにならずに助かった💦外来種の侵入防止対策があちこちにあるのが印象的。途中でオカヤドカリを見つけることができたのがラッキー♪
約1時間で小富士（86m）に到着。雨だけど南崎の海岸などの展望があったのでよかった♪とりあえず1山登頂(^^♪
続いて南崎の海岸へ。ここから見た小富士は確かに富士山の形。日本で一番南にあるふるさと富士。ワイビーチにも立ち寄ったけど、いずれも波が高いので、海に近寄ると足元に海水がかかりそうなので、海水タッチができなかったのが残念😢

・北港・北村小学校跡・東港
戦前は栄えていた北村集落が強制疎開により廃村になってしまったという歴史を直に感じることができる場所。東港も40年近く前まで捕鯨が行われていたことが信じられないくらい静か。
都道に島独特の珍しい道路標識があるのが楽しかった（笑）

・乳房山
しま山100選の乳房山は今回の島旅のメインの目的地。しま山100選を目指してるわけではないけど。。。
前日の小富士への道のような泥んこ部分がなくて、登山道というよりは遊歩道という感じで歩きやすい。ちょっと前まで周回できなかったのが、3月末から周回可能になって超ラッキー(^^♪
道中では外来種や在来種のいろんなカタツムリを見たけど、葉の裏にいる数ミリの透明っぽいカタツムリは、数回小笠原に来ている同行者に見つけてもらわないと完全に見逃してた。同行者に感謝！
登り始めは山頂はガスの中。途中からもガスっぽい中を歩くようになり、展望は期待できなかった。でも、山頂に着いたら東側は真っ白のままだったけど、南西側はガスが移動して、ほんの少しの間だけ展望が開けたのがうれしい♪
集落の近くまで下ってきて、口笛を吹いたりスマホでハハジマメグロの鳴き声を流したら、ハハジマメグロが興味深げに集まってきた(^^♪ 肉眼ではよく見えたけど、私のコンデジでは写真はなかなか撮れない😢 どうしても逢いたかったのでよかった♬ピーピー鳴く声も聞けたし特徴的な「メグロ」模様も見れて満足(^^♪

・集落
平地がほとんどないところに集落がある。小中学校の横も結構な坂道。
ロース記念館が郷土資料館となっている。
生活に必要な施設は一通り揃っているけど、何にもないという感じ。父島が超都会と感じるくらいでした。
写真を撮り忘れていたけど、佐藤燃料店というガソリンスタンドがあり（ガソリンスタンドっぽくない外観）、料金表示はなかったけど税込み約280円/L

母島ではずっと天気が悪くて青空を見ることがなく、青い海を全く見れなかったのが残念😢（小笠原まで来て、なんで冬の日本海みたいな鉛色の海を見なあかんねん！って感じ） でも目的の山に登れたし、主なところを観光できたのでとりあえずは満足。先月は鹿児島の島旅のはずが船にすら乗れずに島に行けなかったことを思えば、島に上陸できただけでも十分です。
東京から船で24時間＋乗り換え1時間＋さらに2時間というとっても行きにくい場所。これだけ時間をかけたら南米にも行けるくらい!? 世界遺産になっているからか、それとも東京都だからお金があるのか、遊歩道や道標・案内図などがよく整備されていると感じました。足を踏み入れてない場所もあるし、お天気の時の風景も見てみたいので再訪ありかも？と思ってしまいます。今の時期で人が少なかったのでさらによかったのかも(^^♪

父島編に続きます。