百々が峰は白山の遥拝所だった

2016年01月31日(日) [日帰り]

• GPS: 03:53
• 距離: 9.0km
• 登り: 652m
• 下り: 638m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:37
• 休憩: 0:16
• 合計: 3:53

距離 9.0km 登り 652m 下り 653m

10:13 スタート地点
11:06 11:07 千鳥山
11:28 11:34 松尾池 WC
11:38 11:39 萩の滝
11:56 11:58 白山展望台
12:03 12:06 白山展望地
12:08 白山展望台
12:36 12:37 百々ヶ峰
13:12 13:13 百々ヶ峰・西峰
13:54 13:55 三田洞 WC
14:05 三田洞バス停
14:06 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

JR岐阜駅から岐阜バス三輪釈迦行き、「古津」下車
帰りは岐阜バス「三田洞」からJR岐阜へ

コース状況／危険箇所等

危険個所はありませんが、西峰から三田洞は一般ルートではないので、支谷に入らないように尾根を忠実にトレースしてください。

写真

1/31 10:13

古津という地名は長良川の船着き場があったためだと思われます。このあたりで下船して陸路郡上方面に向かう街道などがあったり、ここから乗船して下流の鵜飼を見物したりと、賑わいを見せた時期もあったことかと想像します。写真は天覧鵜飼の碑ということですので、昭和天皇も来られた由緒ある場所です。

1/31 10:13

1/31 10:13

歌碑もありました。

1/31 10:13

古津の白山神社です。白山神社は全国にありますが、特に愛知県と岐阜県には多くあります。今日は下山口にもありますので、この山が特別に白山信仰に関係するのではないかと思います。

1/31 10:13

ここから東海自然歩道です。

1/31 10:14

まずは白山神社にお参り。

1/31 10:15

ご神体はお山かそれともここか・・・ちょっとした高みの上に社が鎮座しています。

1/31 10:24

秀麗な峰、多分これから登る長良川展望台です。

1/31 10:27

さて山道に入ります。

1/31 10:32

道標は古いですが、しっかりしています。

1/31 10:36

最初は桧林の中の急登ですが、さほど時間をかけずに尾根に出ることができました。

1/31 10:48

尾根道は暖かい日差しです。

1/31 11:00

長良川展望台。素晴らしい天気と展望です。金華山が立派に見えます。

1/31 11:10

この辺の石が無名峰の頂上に積み上げられていました。表面に石英が析出したきらきら光る石で多分割って中の水晶を探したのではないかと思われます。

1/31 11:21

少し下がったところからの百々ヶ峰の姿です。

1/31 11:32

松尾池まで下がりました。

1/31 11:34

池のほとりには鳥屋さんがいっぱい。どんな鳥を待っているのでしょうか？池と枝なので、カワセミでしょうか？

1/31 11:37

ここからは岩舟渓谷に沿って高度を上げていきます。

1/31 12:07

急登をこなして、白山展望地へ。ここから白山が見える筈なのですが、よくわかりません。今は真冬なので高い山には雪がついていますが、白山はもう少し遠方の筈。

1/31 12:08

案内板にはなぜか白山だけが塗りつぶされていました。

1/31 12:08

でもいいながめです。

1/31 12:37

ここは百々ヶ峰頂上。立派な展望台のそばでは大勢の人が憩っていました。

1/31 13:03

北に見えるのは白山か、はたまた能郷白山か・・・

1/31 13:16

西峰まで足を延ばしてから下山です。
巡視路の標識の下に小さい文字で三田洞と書いてあります。これが目印。

1/31 13:35

少しわかりにくいですが、藪もなく無事にふれあいの森の上部に出ることができました。

1/31 13:48

まだまだ冬枯れですが、この森は野鳥が豊かな森です。

1/31 13:55

1/31 13:55

下山口にも白山神社。

撮影機器：

DMC-GF1 Panasonic

感想

mizutani824

白山神社は白山信仰のシンボルだが、登山口と下山口にあるのが面白い。白山禅定道への出発点とも考えられるが、白山に行けない多くの民がこの山に登り、遠くの白山を遥拝したとも考えられる。なにしろ長良川は白山連峰を源流とする川なのだ。ここからは御嶽も乗鞍も、伊吹も見えるが、やはり白山は別格な霊山なのであろう。などと考えながら縦走した。
天気が良かったので左右の景色のいいこと。左側には濃尾平野。右手には美濃の山山。百々ヶ峰恐るべしである。

コメント

ryo22kuro

今更ながら…申し訳ありません。
昨年の1/5の記録に、コメントいただいてましたが、どうしたことか、全く気付かず、本日、過去記録を読み返していたところ、貴方のコメントを発見しました。
1年以上も 経過しているので、どうしようか迷ったのですが、ほおっておくのも自分の気持ちが許さないので、今回の記録のコメント欄をお借りして、陳謝させていただきます。

”ほんとに申し訳ありませんでした。”

還暦越え爺のすることゆえ、お許しください。

mizutani824

Re: 今更ながら…申し訳ありません。
いえいえ、お気になさらないでください。そういえば箕面の山にもしばらく行ってません。懐かしいです。