僧ヶ岳BC(宇奈月〜スノーモンスターに会いに)


- GPS
- 09:47
- 距離
- 19.3km
- 登り
- 1,704m
- 下り
- 1,708m
コースタイム
- 山行
- 9:04
- 休憩
- 0:44
- 合計
- 9:48
天候 | 快晴! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
宇奈月温泉スキー場の指定駐車場である宇奈月駐車場(消防署の横にある立体駐車場)を利用。 スキー場を利用した場合は無料になるらしいが、自分はリフトを利用していないので駐車料金930円(12時間)を支払った。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所多数。 やせ尾根、雪庇、雪崩、アイスバーン等、山スキーとしては当然の危険が潜む。 この日は大量積雪後の快晴ということで雪崩リスクが高い状態だった。 基本的に激パウ激ラッセルで、樹林帯を抜けてからはウィンドスラブ、シュカブラ、アイスバーンが混在している状態だった。 |
写真
感想
先週片貝から狙って断念した僧ヶ岳。
今回は確実に尾根に取付ける宇奈月温泉からリベンジすることに。
今日は石川ミリオンピークスのメンバーは称名滝ツアーに出かけているが、自分は今回の僧ヶ岳をBigDayにすべくあえて単独行動をとることにした。
朝2時に自宅を出発し、4時前に宇奈月スキー場をスタート。
当然真っ暗で先行者もいない。
途中まで圧雪されたスキー場を使わせてもらい、そこから激ラッセル開始。
星と夜景がとても美しい。
2時間ほどかけて尾根の取付に到着するといよいよ本格的なハイクアップがはじまる。
今日はいつになく雪崩がやばそうだ。
2週間前に降った雨が凍って弱層となり、この一週間で降った雪が上に乗っているはず。
更に今日は気温も上昇するだろう。
僧ヶ岳までのルートはアップダウンがあって面倒だが、トラバースや谷筋の滑走は控えて忠実に尾根を歩くことにしよう。
日が昇ると風もほとんどなかったため暑くなってきた。
アウターを脱いで薄着でガンガンラッセルする。
稜線に登り詰めると見てみたかったダイナミックな光景が広がっていた。
広々とした稜線にシュカブラとスノーモンスター。
雪庇も大きく発達しているが、これも景色を雄大に見せてくれる要素となる。
山頂が見える場所まで来ると・・・なんと先行者が山頂にいるではないか!
山頂直下で会話したところ、先週断念した片貝から登ってきたのだと言う。
先週末より雪は増えたはずだが、それでも激藪で苦労したらしい。
そして念願の厳冬期僧ヶ岳登頂!
一番乗りは逃したが、そこには後立山連峰、越中駒ヶ岳、大日岳、毛勝山、そして白山の絶景が広がっていた。
しばらく静かな山頂でのんびりしてから、いよいよ滑走タイム。
山頂部はシュカブラやえびの尻尾で滑りづらかったが、そこから先は激パウダー。
苦労してラッセルした甲斐があった。
途中1回シールを貼って登り返す場面があったが、あとは快適に滑走することができた。
下部の谷筋にはやはり雪崩の跡があった。
最後は平和なゲレンデ滑走で終了。
目論見通り、BigDayになって大満足の一日となった。
【参考】
同日の石川ミリオンピークスの称名滝ツアーレコはこちら。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-811070.html
なにも起きなかったのがせめてもの幸い。
単独行動では十分 気をつけて下さいね。
棟さん、コメントありがとう。
登山には常にリスクが付いて回りますが、そのリスクにどう準備して対処するかが重要だと思っています。
PTならPTなりの行動、単独なら単独なりの行動があると思っているので、これからも初心を忘れずに山を精一杯楽しもうと思います。
あとちょっとの勇気を出せばこんな景色に出会えるのかな
でもあと一歩がどうしても踏み出せないおっさんです
くやしいですがさんちゃんのレコを見て行った気分に浸っときます
タクさん、おはようございます。
仙丈ヶ岳・・・じゃなかった、仙ヶ岳お疲れ様でした。
仲間と会話(コント?)しながらの登山も楽しいし、単独でストイックに行くのも楽しいですね。
棟さんじゃないけど、勇気を必要とするような登山は危ないので自分が行けると思う範囲内で楽しむのがいいと思っています。
それより必要なのはモチベーションと努力ってやつでしょうかね
Sanchanさん、こんばんは。
お邪魔させてもらってるよ。
うわ〜!綺麗なお写真ばっかりやん。
すごいわね〜。
いったい誰が撮ったん???
まさか?
まさかアナタ、仕事もしないでここでブラブラしてたワケ???
ぬぬぬ・・・、拍手撤回!
みんな、拍手しないでいいわよ!
むむむ・・・、私なんざねぇ、、廊下の雑巾掛けしながら「うわ〜!今日の白山、とっても綺麗やん!しびれちゃうわ〜」なんて言っていた頃にアナタは稜線でそんな良い想いをしてたわけ???
祝日にきっちりお休みの当たる上場優良企業の花形武士と、祝日だろうが何度も使用されたドリップコーヒーに湯を注がれる明日も怪しいブラック企業のこっぱ使いとの違いを見せつけられたわ。
Sanchanさんの会社に裏口で入れてもらえないかしら?
ミラーさん、おはようございます。
ま、まさかこんな日に仕事してたんですか!?
しかも使いまわしのドリップコーヒーを楽しみながら雑巾がけ!?
南斗聖拳使いも雑用とかするんですねぇ・・・ふ〜ん。
今年は雪が少ないという点ではイマイチですが、逆に晴れの日が多いという点についてはラッキーですね。
気温が高いのは要りませんが・・・今週末も天気悪そうだし気温も上がりそうなので行き先に迷いそうです。
僧ヶ岳、想像以上に(もちろん写真で見る以上に)よかったですよ。
ミラーさんの好きな白山や毛勝もバーンと間近に見られます。
でも猿が馬場とは異なりさすがにスノーシューだと厳しいでしょうね・・・トレースあったらいけるかもだけど。
あ、ホウキ乗っていけばいいのでは?
Sanchanどこに行ってるのかな〜?と思ってました
きっとどこか狙って行ってるんだろうなぁ〜と。
僧ヶ岳リベンジできて良かったですねーーー。
今日は最高なコンディションだったもんね
山々も素晴らしい眺めだねー。
私たちはいつものように楽しんで来ましたよ
カズミさん、おはようございます。
昨日は称名滝ツアーお疲れ様でした。
そして一人団体行動を乱してすみません^^;
>私たちはいつものように楽しんで来ましたよ
目に浮かぶようです・・・Nishidenさんを含めた女子3人が猛威を奮っていた姿が(笑)
そして金で解決しようとするyamachanとsouさんの姿が(笑)
レコ楽しみにしております
Sanchan、おはようございます。
全力の青と白が素晴らしい。
いやぁ〜、またまたSanchanにいいもの見せて戴きました。
この季節の僧ヶ岳はスキーでないといけませんね。
去年、道路工事で行けなかったので今年は行きますよ。(無雪期にね
因みに快晴の空の下、私も昨日は、仕事でした。
でも今日からしばらく会社から休みを貰いました。
快晴の日に仕事してインフルに感染してたら世話ないですね。
土日の予定もふっ飛んでしまいました。(あ〜〜〜ぁ
touryou さんも言ってられるけど、冬の僧ヶ岳は危険がいっぱいです。
冬期単独は想像を超えた危険がいっぱい、充分気をつけてくださいね。
あと、インフルの予防も気をつけましょうね。
冬季僧ヶ岳リベンジ、おめでとうございます。
raubouさん、こんにちは。
い、インフルですか!?
いやー、今週末の予報が悪いのが唯一の救いですね・・・
僕はインフルにはかからないことにしています。山にいけなくなるので
僕も夏に行ったとき道路工事してて平和の像までしか上がれなかったので逆に空き空きの僧ヶ岳が楽しめてよかったですよ。
図らずも今回とほぼ同じルートを夏道で歩いていたので何となく起伏のイメージがしやすかったです。
道路工事が終わるとドッと押し寄せる気がしますね・・・
冬山リスクの件、お気遣いありがとうございます。
できる限りのリスクヘッジを行いながら安全に冬山を楽しみたいと思います。
お大事にゆっくり体を休めてまた元気に
さんちゃん、すばらしい!
リスクを克服したうえでの登頂おめでとう。
こんな日は稜線に限りますね。軌跡ルートを拡大してチェックさせてもらったけど、ご立派です。
次は雪中泊を伴ったビッグルートですかね。日本オートルートとか黒部横断とかあるけど、順序を踏んでゆっくり経験値をあげていけばいいと思いますよ。
クマ
クマさん、こんにちは。
今週末の北陸遠征が流れてしまって残念です。
上でコメントいただいたraubouさんもインフルだと言うし、全国的に体調不良の方が増えてるみたいですね。
お大事になさってください。
雪中泊を伴ったビッグルート・・・ぜひやりたいですね。
これまで槍と穂高はそれぞれ2泊でテン泊装備で滑った経験はありますが、全行程でテント担いだわけじゃないし、オートルートとなるとやっぱり不安が残ります。
もう少し重い荷物を担いで滑る経験も重ねないといけませんね。
焦らずのんびりいろんな課題に取り組んでいきたいと思います。
美しさですね
このタイミングでこの絶景!!魅せてもらいました。
花咲じいさん
ミエリン、こんにちは。
称名滝ツアーお疲れ様でした。
ご一緒できなくて残念でしたが、その代わりにご覧の通りの絶景を楽しむことができました。
は、花咲じいさんって僕の事っすか!?
確かに最近霧氷の華を見る機会に恵まれていますが、たぶんマグレですね(汗
明日は順当に枯れ木を眺めることになりそうです
素晴らしい景色ばかりで思わず行きたいと思いますが、知識と技術がないと痛い目にあいそうです。
グループだとつい甘えてしまうし、単独は危険度が高まるしで今悩みの種です。しっかり勉強して状況判断すればいいんですかね。
koueiさん、こんにちは。
そうそう、素晴らしい景色を眺めるためにはそれなりに苦労する必要があります。
僕も簡単に登っているように見えるかもしれませんが、実際は状況判断の連続でしたよ。
それが山スキーの楽しさのひとつでもありますけどね。
人に教わった方が良いこともあると思いますが、やっぱり経験に勝るものはないと思うので、クマさんじゃないですが段階を踏んで少しずつ経験していくのがいいのかなーと思っています。
みんなでこの日のsanの行き先予想してたんやけど、僧ヶ岳ってことがわかったら、sanchanらしいねと納得の空気が流れたよ(^^)
いや、素晴らしい!
称名滝も良かったよ〜ん。
そして、ランチタイムはご明察。でもsouさんは今回ちゃんとクックしてました♪
yamachan,こんばんは。
称名滝、お疲れ様でした。
僕も僧ヶ岳に登りながら皆さんが和気あいあいと称名滝ツアーを楽しんでいるのを想像していました。
先ほどレコを見ましたが、宴会の様子なんか想像通りで笑っちゃいましたよ。
お互い最高の休日になりましたね!
yamaさんと「Sanchanどこいってるんだろうね〜」と話してるとき白山かなと思ってましたが僧ヶ岳のリベンジでしたか。YSHR先生が先日登った山でもあるので凄いところ登ってるなぁという感じしかしません^−^;
写真も絶景ですが肉眼レフはさぞかし感動したんじゃないかと思います
僕もそろそろ一山あてたいなぁ(笑
今回はミリオン山行で一品作りましたよっ
手際悪いですが料理作ること自体は嫌いじゃないんですよ。
souさん、コメントありがとう。
この日は白山行くにもチャンスだったかもしれませんね。
ただ、白山はもう少し暖かくなってからでも行く機会はありますが、2000m級はやっぱり2月のうちに登っておきたいという気持ちがありました。
YSHR先生のレコに刺激を受けてというのはもちろんありますし、やはり先生が登る山というだけのことはあって色々な意味でハードでした。
肉眼レフ、最高でした。
毛勝も、後立も素晴らしかったです。
やっぱり肉眼で見て記憶に残した上で写真に残す・・・これが大事ですね。
souさんのとり野菜鍋、今度ご馳走してください
三人組の一人です。ほんと素晴らしい眺望の山で、行って良かったです。
下は藪でよれよれで下りましたが。
fatcreekさん、こちらでははじめまして、ですね。
レコ拝見しました。
唯一お会いできた方がヤマレコユーザーだったとは、驚き半分、嬉しさ半分ってところです。
あの絶好のコンディションの中、一般的にはマイナーな僧ヶ岳に登ろうという同じ価値観をもった方と出会えて嬉しかったです。
片貝からのルートということだったのでレコを拝見したところ、どうやら先週我々が予定していたルートとは若干異なるようです。
(我々は僧ヶ岳の南側からのアプローチを考えていました)
また参考にさせていただき、チャンスがあったらそちらのルートも挑戦してみたいと思います。
Sanchan33さん
南側も面白そうなコースですね。一つの山に色々なコースからアプローチをするというのは、まさに山スキーならではの世界ですね。
また、山でお会いしたときはよろしく。
fatcreekさん、おはようございます。
>一つの山に色々なコースからアプローチをする
まさにおっしゃる通りで無雪期に歩けないルートをルーファイ&ラッセルしながら切り開きつつピークを極める・・・これが山スキー最大の楽しみだと思っています。
もちろん滑走も楽しいですけどね。
また山でお会いしましょう
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