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Yamareco

記録ID: 813407
全員に公開
雪山ハイキング
東海

ブンゲン…には届かず 揖斐高原から周回

2016年02月11日(木) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 岐阜県 滋賀県
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
08:01
距離
11.4km
登り
803m
下り
807m
歩くペース
ゆっくり
1.41.5
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:42
休憩
1:19
合計
8:01
距離 11.4km 登り 810m 下り 807m
8:06
49
除雪終了地点
8:55
9:03
14
ふれあいの森ルートゲート
9:17
9
第1引返し地点
9:26
9
ふれあいの森ルートゲート
9:35
33
登り尾根取付き
10:08
20
第2引返し地点
10:28
44
登り尾根取付き
11:12
11:29
43
トラバース地点
12:12
13:02
52
標高1085m
13:54
13:58
70
県境ピーク
15:08
32
林道着地点
16:07
除雪終了地点
恥ずかしながら1時間16分のロスタイムがあります(^^ゞ
全行程スノーシューでした。山行当日の雪の状態でコースタイムは大きく変わってきますので参考程度にお考えください。
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2016年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
国道303号より揖斐高原スキー場の旧坂内ゲレンデを目指しますが、貝月ゲレンデから旧坂内ゲレンデへ通じる道は冬季通行止めです。
そのため名古屋方面からは遠回りになりますが、坂内村まで行ってから南下することになります。
もしくは貝月ゲレンデ内を歩いて旧坂内ゲレンデを目指すこともできます。
※当日は坂内村から南下しましたが、旧坂内ゲレンデ施設の800mほど手前(貝月ゲレンデとの道路分岐)から積雪のため車で入ることはできませんでした。
コース状況/
危険箇所等
積雪利用のヤブ山登山であり、登山道はありません。
登りに使った尾根には標高1050mあたりまで地形図に道の記載があり、実際に雪の上からも道型が確認できましたが、ヤブがはびこり廃道化していると思われます。
当日は特に危険な状況はなく全行程スノーシューで歩けましたが、少雪によるヤブコギと沈む湿雪に苦しみました。
その他周辺情報 ●道の駅・星のふる里ふじはし
(リンクは敷地内にある、いび川温泉・藤橋の湯↓)
http://www.ogaki-tv.ne.jp/~fujihashi-spa/index.html
除雪終了地点。貝月ゲレンデへの道は3月25日まで全面通行止めだそうです。
2016年02月11日 07:51撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
2/11 7:51
除雪終了地点。貝月ゲレンデへの道は3月25日まで全面通行止めだそうです。
旧坂内ゲレンデへの道も積雪のため入れず、いきなりスノーシューでスタートします。
2016年02月11日 07:52撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
2/11 7:52
旧坂内ゲレンデへの道も積雪のため入れず、いきなりスノーシューでスタートします。
ノートレースが気持ちよし。スノーシューでくるぶし程度の沈み込み。
2016年02月11日 08:16撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
2/11 8:16
ノートレースが気持ちよし。スノーシューでくるぶし程度の沈み込み。
廃墟と化した?スキー場施設。
2016年02月11日 08:25撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
2/11 8:25
廃墟と化した?スキー場施設。
ふれあいの森ルートゲート。
2016年02月11日 08:50撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
2/11 8:50
ふれあいの森ルートゲート。
地形図に記載の道を探して、ゲートからふれあいの森内の道へ。
2016年02月11日 09:03撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
2/11 9:03
地形図に記載の道を探して、ゲートからふれあいの森内の道へ。
結局取付きを見いだせずゲートに戻る(出る)。雪があればどこからでもOKなのですが(^^ゞ
2016年02月11日 09:21撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
2/11 9:21
結局取付きを見いだせずゲートに戻る(出る)。雪があればどこからでもOKなのですが(^^ゞ
道は地形図とは違う場所、ゲートを通り越してすぐの写真右の植林の中でした。
2016年02月11日 09:22撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
2/11 9:22
道は地形図とは違う場所、ゲートを通り越してすぐの写真右の植林の中でした。
倒木だらけの植林を進みます。入口から目印もいくつかあります。
2016年02月11日 09:26撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
2/11 9:26
倒木だらけの植林を進みます。入口から目印もいくつかあります。
道はここから奥に見える尾根直下に向かっています。が、道型につられて谷を直進。
2016年02月11日 09:29撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
2/11 9:29
道はここから奥に見える尾根直下に向かっています。が、道型につられて谷を直進。
おかげでこんな感じのいい場所には行けましたけど。
2016年02月11日 09:38撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
2/11 9:38
おかげでこんな感じのいい場所には行けましたけど。
この正面尾根を登ってしまおうかと思いましたが、意外な急斜面で諦めます。
2016年02月11日 09:40撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
2/11 9:40
この正面尾根を登ってしまおうかと思いましたが、意外な急斜面で諦めます。
ならば沢を詰めてしまおうかとも思いましたが、これもヤブが酷過ぎて却下。
2016年02月11日 10:04撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
2/11 10:04
ならば沢を詰めてしまおうかとも思いましたが、これもヤブが酷過ぎて却下。
結局戻って道に気づく。ここが登り尾根取付きです。最後の目印があるところ。
2016年02月11日 10:21撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
2/11 10:21
結局戻って道に気づく。ここが登り尾根取付きです。最後の目印があるところ。
ところが尾根はヤブが蔓延^^; おそらく廃道化しているのでしょう。
2016年02月11日 10:30撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
2/11 10:30
ところが尾根はヤブが蔓延^^; おそらく廃道化しているのでしょう。
道があるとは思えない濃密なヤブの登り。ふり返ると青空と白い山並み。
2016年02月11日 10:34撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
2/11 10:34
道があるとは思えない濃密なヤブの登り。ふり返ると青空と白い山並み。
天狗山と真っ白な能郷白山。
2016年02月11日 10:34撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
2
2/11 10:34
天狗山と真っ白な能郷白山。
確かに一度は道が整備されたということを示す痕跡がありました。
2016年02月11日 10:43撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
2/11 10:43
確かに一度は道が整備されたということを示す痕跡がありました。
まだまだこの先もヤブが待ってます。
2016年02月11日 10:44撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
2/11 10:44
まだまだこの先もヤブが待ってます。
ヤブにスノーシューが絡め取られますが、ゴボるので脱ぐわけにもいかず。
2016年02月11日 10:53撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
2/11 10:53
ヤブにスノーシューが絡め取られますが、ゴボるので脱ぐわけにもいかず。
一瞬スッキリ!
2016年02月11日 11:03撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
2/11 11:03
一瞬スッキリ!
貝月山方面がのぞく。まだ全然高度が上がっていない^^;
2016年02月11日 11:04撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
2/11 11:04
貝月山方面がのぞく。まだ全然高度が上がっていない^^;
細い雪稜もヤブがうるさく。
2016年02月11日 11:05撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
2/11 11:05
細い雪稜もヤブがうるさく。
ここで道は右へトラバース。正面はヤブだらけの急斜面。
2016年02月11日 11:08撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
2/11 11:08
ここで道は右へトラバース。正面はヤブだらけの急斜面。
見下ろせばいい感じに見えるんですが。
2016年02月11日 11:11撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
2/11 11:11
見下ろせばいい感じに見えるんですが。
少雪が唯一、良い方に転んだトコロ。道型クッキリで安心安全トラバース。
2016年02月11日 11:11撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
2/11 11:11
少雪が唯一、良い方に転んだトコロ。道型クッキリで安心安全トラバース。
ジグザグに登り出せばまた徐々にヤブが。
2016年02月11日 11:29撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
2/11 11:29
ジグザグに登り出せばまた徐々にヤブが。
ブナも見られだします。
2016年02月11日 11:31撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
2/11 11:31
ブナも見られだします。
尾根に戻るとヤブコギ再開です。もうウンザリ。この先で道型は消失。
2016年02月11日 11:46撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
2/11 11:46
尾根に戻るとヤブコギ再開です。もうウンザリ。この先で道型は消失。
ホントなら雪原越しの展望のはずなのに。
2016年02月11日 11:50撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
2/11 11:50
ホントなら雪原越しの展望のはずなのに。
能郷白山の奥に本家白山も姿をあらわします。
2016年02月11日 11:50撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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2/11 11:50
能郷白山の奥に本家白山も姿をあらわします。
ヤブとズボズボ雪に疲労蓄積。両太ももの裏側が何度もつりかける(>_<)
2016年02月11日 12:01撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
2/11 12:01
ヤブとズボズボ雪に疲労蓄積。両太ももの裏側が何度もつりかける(>_<)
ここまで雪がないとは予想以上でした。貝月山のトラバース道もはっきりわかります。
2016年02月11日 12:08撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
2/11 12:08
ここまで雪がないとは予想以上でした。貝月山のトラバース道もはっきりわかります。
標高1085mあたりで足は限界、休ませがてら昼飯にします。
2016年02月11日 12:12撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
2
2/11 12:12
標高1085mあたりで足は限界、休ませがてら昼飯にします。
赤からうどん鍋で疲労回復できるかな。
2016年02月11日 12:25撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
2
2/11 12:25
赤からうどん鍋で疲労回復できるかな。
もうこの尾根を戻りたくないので、県境まで登って品又峠経由で降りよう。
2016年02月11日 12:56撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
2/11 12:56
もうこの尾根を戻りたくないので、県境まで登って品又峠経由で降りよう。
驚いたことに後続ハイカーが下から声をかけてきました。「ありがとねー」だって(^^)v
2016年02月11日 12:56撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
2/11 12:56
驚いたことに後続ハイカーが下から声をかけてきました。「ありがとねー」だって(^^)v
まさか他に登ってくるハイカーがいたとは。でもなんかお礼言われて元気がでてきました。
2016年02月11日 12:57撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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2/11 12:57
まさか他に登ってくるハイカーがいたとは。でもなんかお礼言われて元気がでてきました。
いい感じのところです。もう少し雪があればなあ。
2016年02月11日 13:03撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
2/11 13:03
いい感じのところです。もう少し雪があればなあ。
いよいよ奥美濃の大展望が広がってきました。
2016年02月11日 13:14撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
2
2/11 13:14
いよいよ奥美濃の大展望が広がってきました。
三周ヶ岳・大ダワ・黒壁・美濃又丸・烏帽子山・笹ヶ峰。
2016年02月11日 13:14撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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2/11 13:14
三周ヶ岳・大ダワ・黒壁・美濃又丸・烏帽子山・笹ヶ峰。
トガス・湧谷山・不動山・千回沢山。
2016年02月11日 13:14撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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2/11 13:14
トガス・湧谷山・不動山・千回沢山。
蕎麦粒山・五蛇池山・黒津山。
2016年02月11日 13:15撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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2/11 13:15
蕎麦粒山・五蛇池山・黒津山。
遠く穂高や乗鞍岳も望めます。
2016年02月11日 13:15撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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2/11 13:15
遠く穂高や乗鞍岳も望めます。
貝月山も目線の高さに。
2016年02月11日 13:15撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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2/11 13:15
貝月山も目線の高さに。
でもあいかわらずヤブはうるさい。なんだかなあ。
2016年02月11日 13:17撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
2/11 13:17
でもあいかわらずヤブはうるさい。なんだかなあ。
ヤブをまたぎながら進みます。
2016年02月11日 13:20撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
2/11 13:20
ヤブをまたぎながら進みます。
3年前に歩いた貝月山への縦走路。
2016年02月11日 13:33撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
2/11 13:33
3年前に歩いた貝月山への縦走路。
このあたりからようやくそれらしい雪尾根になってきました。
2016年02月11日 13:34撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
2/11 13:34
このあたりからようやくそれらしい雪尾根になってきました。
見た目なんとなく本格的な?雪庇の尾根。
2016年02月11日 13:35撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
2/11 13:35
見た目なんとなく本格的な?雪庇の尾根。
ここはすごくいい雰囲気でした。
2016年02月11日 13:36撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
2/11 13:36
ここはすごくいい雰囲気でした。
雪のドームはヤブ混じり。
2016年02月11日 13:36撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
2/11 13:36
雪のドームはヤブ混じり。
笹の出ている小ピーク。
2016年02月11日 13:40撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
2/11 13:40
笹の出ている小ピーク。
その先からは雪原が広がり、ついに藪から解放されました。
2016年02月11日 13:40撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
2/11 13:40
その先からは雪原が広がり、ついに藪から解放されました。
県境ピークを目指してヤブなし雪原を行く。
2016年02月11日 13:41撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
2/11 13:41
県境ピークを目指してヤブなし雪原を行く。
ふり返る。本日のハイライトシーン。
2016年02月11日 13:43撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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2/11 13:43
ふり返る。本日のハイライトシーン。
県境ピークからの大展望を楽しみます。
2016年02月11日 13:49撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
2/11 13:49
県境ピークからの大展望を楽しみます。
能郷白山と本家・加賀白山。
2016年02月11日 13:49撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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2/11 13:49
能郷白山と本家・加賀白山。
今日はここで満足です。ブンゲンはまた新たなルートで来年に再訪しましょう。
2016年02月11日 13:50撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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2/11 13:50
今日はここで満足です。ブンゲンはまた新たなルートで来年に再訪しましょう。
品又峠を目指して県境尾根へ。ブナがいいです。
2016年02月11日 13:55撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
2/11 13:55
品又峠を目指して県境尾根へ。ブナがいいです。
お腹がポッコリ。
2016年02月11日 13:57撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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2/11 13:57
お腹がポッコリ。
あれ、歩こうと思ってた尾根が向かいに?
2016年02月11日 14:01撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
2/11 14:01
あれ、歩こうと思ってた尾根が向かいに?
凄い展望を楽しんでから、向かいの尾根に乗り換えます。
2016年02月11日 14:04撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
2/11 14:04
凄い展望を楽しんでから、向かいの尾根に乗り換えます。
ところがやっぱりヤブっぽいので結局、休ゲレンデに降り立ちました。
2016年02月11日 14:14撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
2/11 14:14
ところがやっぱりヤブっぽいので結局、休ゲレンデに降り立ちました。
休ゲレンデからブナ林を愛でる。
2016年02月11日 14:18撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
2/11 14:18
休ゲレンデからブナ林を愛でる。
尾根を外さないように休ゲレンデを下っていきます。
2016年02月11日 14:23撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
2/11 14:23
尾根を外さないように休ゲレンデを下っていきます。
ここからは金糞岳が大きいです。
2016年02月11日 14:25撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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2/11 14:25
ここからは金糞岳が大きいです。
品又峠のスキーヤーの目を避けて、東への小尾根を降りることに。
2016年02月11日 14:47撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
2/11 14:47
品又峠のスキーヤーの目を避けて、東への小尾根を降りることに。
末端は崖になっているでしょうから、最後は谷へ滑り込んで林道へ無事着地。
2016年02月11日 15:02撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
2/11 15:02
末端は崖になっているでしょうから、最後は谷へ滑り込んで林道へ無事着地。
なぜか林道には豊富な雪があり、最後までラッセルとなりました。
2016年02月11日 15:04撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
2/11 15:04
なぜか林道には豊富な雪があり、最後までラッセルとなりました。
疲れた影。
2016年02月11日 15:18撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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2/11 15:18
疲れた影。
最後まで素晴らしい青空でした。今日はこれがあったから頑張れたようなものでした。
2016年02月11日 15:47撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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2/11 15:47
最後まで素晴らしい青空でした。今日はこれがあったから頑張れたようなものでした。
撮影機器:

感想

 雪の少ない今シーズン、奥美濃の山々は取付きの標高が低いのがネックとなってなかなか出かけられません。もう少し別の山域も考えましたが、この後の天気予報を見ると今日が最後のチャンスのような気もします。それでいくつかの候補の中から4度目となる揖斐高原からのブンゲンをチョイスしました。
 取付きに雪がなければ、標高1000mを越える品又峠まで林道を使えばさすがに雪には困らないだろうと。まあ、あくまでそれは最悪の場合のレスキュープランですが。

【除雪終了地点〜ふれあいの森ルートゲート】
 あわよくば旧坂内ゲレンデまで車で入れないかと考えていましたが、貝月ゲレンデへの分岐までで除雪は終了。ここからスノーシューを履き歩き出します。出だしこそ底着き感がありましたが、やがて根雪を感じるようになり、ふれあいの森ルートゲートまで終始くるぶし程度のラッセルとなりました。当然のノートレースでした。

【第1引返し地点まで往復のロスタイム区間】
 今回登りに使うのは、地形図に道が記載されている尾根です。ここに本当に道があるのかも疑わしいのですが、今年の少雪ではなんとかそれをアテにしたいところです。地形図では道はふれあいの森へ入ったところから始まっているので、それを探してゲートを入りラッセルで進んでいきます。しかし道は見つからないまま尾根末端から離れていきます。雪が豊富にあればどこからでも取付いてしまうのですが、今日はちょっと無理がありそうなので諦めてとりあえずゲートまで引き返します。

【ふれあいの森ルートゲート〜登り尾根取付き】
 ゲートから出て品又峠への林道を進みかけると、すぐ左手の植林の末端に目印を発見。ゲートとは谷を挟んですぐ対岸です。目印から入ると倒木だらけの植林の中に確かに道型があるように見え、いくつかの目印がつけられています。
 さらに西隣の尾根は3年前の貝月山との周回時に登りに使った尾根ですが、深い笹がしっかり出ていて取りつけるような気がしません。本当は今回、下山に使おうかと考えていましたが今日は無理そうです。やはりこの尾根の地形図に記載の道にすがるしかないようです。

【第2引返し地点まで往復のロスタイム区間】
 しばらくで左手に顕著な尾根があらわれますが、道型はさらに谷奥へと続いているのでそれを追います。
 やがて広いとても雰囲気のいい谷間の森になりました。ですが登るはずの尾根は遠ざかっています。谷の正面の尾根は上部で登る予定の尾根と合流するので、道探しはあきらめてこれを登ってしまおうとしましたが、意外な急斜面のうえ雪の状態が悪く断念。ならば谷を詰めようかとも考えましたが、進むにつれヤブが酷くなりこれもあきらめざるを得ませんでした。
 すでにこの時点でブンゲン登頂は遠のきました。敗退ムードを漂わせ一旦引き返すことにします。

【登り尾根取付き〜トラバース地点】
 初めにあらわれた顕著な尾根の末端まで戻ると、その尾根芯の直下に道型を確認しました。やはりここが道だったのです。どうりでここ以降、目印がなかったはずです。時間はもう遅くブンゲンは無理にしても、せっかくのこの快晴ですから展望のいいところまでは登ってみようと尾根に乗ります。
 ところが尾根上はヤブがはびこり、とても道があるようには思えません。道が整備されていたのは過去のことで、いまは廃道となっているのかもしれません。
 それ以降、横に無数に張り出したシロモジの枝やら常緑樹のバリケードやら濃密なブッシュやらが次々にでてくる上に雪は緩く、全くペースが上がりません。そんな中、確かに一度は道が整備されていたということを証明する樹名プレートが一枚、痕跡としてヤブの中に残されていました。
 ようやくひどいヤブが収まり尾根がやせ細ってきた頃、道型は正面の激ヤブ急斜面を避けるように斜面をトラバースし始めるようです。

【トラバース地点〜標高1085m】
トラバース開始地点から見上げる正面の尾根は、雪面が波打ちヤブまみれなうえにかなりの急斜面。トラバース道が正解でしょう。そうなると今シーズンの少雪がここで意外な成果を発揮します。雪が豊富な時なら間違いなく道型は埋まって、ただの急斜面トラバースと化してしまうところ、いまははっきりと道型が出ていて安心安全にたどっていけるのです。
 トラバースから尾根上のジグザグの登りに変わっても道型はしっかりしたままですが、徐々にヤブが出てきました。そして傾斜が緩むと再びのヤブコギ湿雪ラッセルに。
 振り返れば奥美濃の山々の素晴らしいパノラマが励ましてくれますが、序盤のムダ骨なども影響してそうとう足に疲れがきています。両足の腿が何度もつりそうになり危険を感じ、正午を過ぎたこともあり、眺めのいい一人分だけ平らになった適地にて昼飯とします。標高1085mあたりです。

【標高1085m〜県境ピーク】
 黒豚・鳥団子など具だくさんの赤からうどん鍋でかなり体力も回復したので、登ってきたヤブ尾根を戻るよりも県境ピークまで頑張って登り、品又峠経由で林道を下って帰ることにします。
 相変わらずヤブはうるさいですが、それなりに雪尾根らしくなってきました。展望もますます広がり、揖斐や越美国境の山々のパノラマを楽しみながら辛抱の登り。
 すると突然、尾根の下の方から「おーい」と声がします。まさかココを他に登ってくるハイカーがいるとは!よく目をこらすと尾根のヤブ越しに手を振る人が見えました。こちらもストックを振り「おーい」と返すと、「ありがとなー」と返ってきた。なんか元気がでてきました(^^)v
 3年前に歩いた貝月山への縦走尾根との分岐からは雪も増え、尾根が広がってかなり歩きやすくなりました。
 そして県境ピーク手前の雪原からは雪こそ重いものの、ついにヤブから完全に解放されて気分爽快に。雪原にリズミカルにスノーシューのトレースを刻み、県境ピークに到着しました。

【県境ピーク〜林道着地点】
 しばし大展望を堪能して、品又峠へ向けて県境尾根を北へと進みます。ここで尾根は二つに分かれ、その間に今は使われていない奥伊吹スキー場の休ゲレンデが広がっています。ブナに覆われた東側の尾根がイチオシですが、今日に限ってはヤブがうるさすぎて、たまらず休ゲレンデに降りてしまいました(^^ゞ
 休ゲレンデから周囲のブナ林を愛でながら県境尾根を下っていきますが、休ゲレンデの分岐を間違えないように注意が必要です。そして品又峠にスキーヤー達が見えてきました。
 彼らの好奇の目にさらされるのもなんなので、林に身を隠しながら峠の東にのびる支尾根を下って、崖になっているであろう尾根末端の手前から谷へ降り、無事に林道へ着地しました。

【林道着地点〜ふれあいの森ルートゲート〜除雪終了地点】
 林道は崩落個所などはなく、ノートレースで思いのほかたっぷりの雪があり、最後の最後まで湿雪ラッセルとなりました。
 旧坂内ゲレンデからはまだまだ快晴の空に揖斐の山々が照らされて見えていました。今日頑張れたのはこれがあったからこそでしょう。
 そういえば今日1日、昼飯時を除いて最初から最後までスノーシューを脱ぐことはありませんでした。

 ブンゲンへはまた来シーズン、新たなルートを練って再訪したいと思います。

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