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Yamareco

記録ID: 818814
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

赤岳(美濃戸口⇔南沢⇔地蔵尾根⇔赤岳)

2016年02月27日(土) [日帰り]
 - 拍手
d-eoe-b その他1人
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:27
距離
15.0km
登り
2,067m
下り
868m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:54
休憩
2:34
合計
10:28
距離 15.0km 登り 2,067m 下り 881m
5:02
45
5:47
5:50
2
5:52
5
5:57
6:00
86
7:26
7:34
37
8:11
8:49
63
9:52
10:05
4
10:09
10:21
29
10:50
11:01
1
11:02
11:12
3
11:15
11:19
21
11:40
11:54
4
11:58
12:26
34
13:00
13:10
100
行者小屋
14:50
40
赤岳山荘
15:30
八ヶ岳山荘
寒さのためかGPSロガーが途中で停止していた。
下りの「地蔵の頭」からの時間は記憶をたどり作成。
そのため距離の表示も当てにならない情報が表示されている。
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2016年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
■美濃戸口の駐車場(駐車料金:1日 \500)
4時30分着で、八ヶ岳山荘前の駐車場は一杯。
2段目の駐車場に駐車。
この日はアイスキャンディの大会がある為か、想像していたより人が多かった。
コース状況/
危険箇所等
■八ヶ岳山荘〜美濃戸山荘
ノーアイゼンで問題なし。
美濃戸山荘近くはアイスバーンとなっていますが慎重に歩けば問題なし。
と言いつつ、下りで2回転びました・・

■美濃戸山荘〜行者小屋
アイゼンがあった方が安全です。
私たちはつぼ足の練習のためノーアイゼンで挑み数回転びました。
登りは問題ありませんが、やはり下りのノーアイゼンは危険です。
ほとんどの方はアイゼン、チェーンスパイクを着用していました。

■業者小屋〜地蔵の頭
ナイフリッジのみ気をつける必要あり。
登りは問題ありませんが、雪山初心者の私にとっては下りが怖かったです。

■地蔵の頭〜赤岳
アイゼンをひっかけないように集中して歩けば問題なし。
その他周辺情報 韮崎旭温泉
http://www.asahi-net.or.jp/~ue3t-cb/spa/nirasaki_asahi/nirasaki_asahi.htm
駐車場の対面に新しい建物ができていました。
素泊まりもできるカフェのようです。
2016年02月27日 05:19撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
1
2/27 5:19
駐車場の対面に新しい建物ができていました。
素泊まりもできるカフェのようです。
阿弥陀岳が暗闇の中から見えだしました
2016年02月27日 05:54撮影 by  DMC-FX77, Panasonic
2/27 5:54
阿弥陀岳が暗闇の中から見えだしました
今回は南沢から行者小屋をめざします
2016年02月27日 06:16撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
1
2/27 6:16
今回は南沢から行者小屋をめざします
南沢はつるつるでアイゼンが必須という情報を入手していましたがしばらくはつぼ足でも問題ありません。
2016年02月27日 07:11撮影 by  DMC-FX77, Panasonic
4
2/27 7:11
南沢はつるつるでアイゼンが必須という情報を入手していましたがしばらくはつぼ足でも問題ありません。
ぽっかさんも私もつぼ足で挑みます。
2016年02月27日 07:19撮影 by  DMC-FX77, Panasonic
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2/27 7:19
ぽっかさんも私もつぼ足で挑みます。
川が凍っています。
澄んだブルーがとても奇麗です。
2016年02月27日 07:36撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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2/27 7:36
川が凍っています。
澄んだブルーがとても奇麗です。
開けた場所に出ました。
行者小屋まであと少し。
2016年02月27日 07:58撮影 by  DMC-FX77, Panasonic
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2/27 7:58
開けた場所に出ました。
行者小屋まであと少し。
行者小屋からの景色。
エアライズでも冬のテン泊可能なんですね。
2016年02月27日 08:17撮影 by  DMC-FX77, Panasonic
4
2/27 8:17
行者小屋からの景色。
エアライズでも冬のテン泊可能なんですね。
地蔵尾根から稜線を目指します。
2016年02月27日 09:03撮影 by  DMC-FX77, Panasonic
2
2/27 9:03
地蔵尾根から稜線を目指します。
静かです。
自分たちの雪を踏む音だけが響きます。
2016年02月27日 09:04撮影 by  DMC-FX77, Panasonic
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2/27 9:04
静かです。
自分たちの雪を踏む音だけが響きます。
樹林帯を抜け本格的な勝負が始まります。
2016年02月27日 09:38撮影 by  DMC-FX77, Panasonic
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2/27 9:38
樹林帯を抜け本格的な勝負が始まります。
足をひっかけないよう集中力を高めます。
ここで転倒する訳にはいきません。
2016年02月27日 09:39撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
3
2/27 9:39
足をひっかけないよう集中力を高めます。
ここで転倒する訳にはいきません。
地蔵尾根の階段はこんな状態。
例年であればもっと雪があるようです。
2016年02月27日 09:43撮影 by  DMC-FX77, Panasonic
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2/27 9:43
地蔵尾根の階段はこんな状態。
例年であればもっと雪があるようです。
緊張が高まる箇所が増えてきます。
2016年02月27日 09:46撮影 by  DMC-FX77, Panasonic
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2/27 9:46
緊張が高まる箇所が増えてきます。
阿弥陀岳をバックにひたすら登ります。
2016年02月27日 10:00撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
5
2/27 10:00
阿弥陀岳をバックにひたすら登ります。
圧倒的威圧感!
阿弥陀岳かっこよ良すぎます。
いつか行ってみたいが、どのように登って良いのか全く見当がつきません。
2016年02月27日 09:51撮影 by  DMC-FX77, Panasonic
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2/27 9:51
圧倒的威圧感!
阿弥陀岳かっこよ良すぎます。
いつか行ってみたいが、どのように登って良いのか全く見当がつきません。
空が近づく。
私の好きな光景!
2016年02月27日 10:00撮影 by  DMC-FX77, Panasonic
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2/27 10:00
空が近づく。
私の好きな光景!
北は蓼科山までしか見えません。
この日は霞んでいて北アルプス、南アルプス、富士山を見ることができませんでした。
2016年02月27日 10:02撮影 by  DMC-FX77, Panasonic
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2/27 10:02
北は蓼科山までしか見えません。
この日は霞んでいて北アルプス、南アルプス、富士山を見ることができませんでした。
下山時、私を苦しめさせた地蔵尾根のナイフリッジ。
ぽっかさんの講習を受け、無事下ることができました。
2016年02月27日 10:19撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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2/27 10:19
下山時、私を苦しめさせた地蔵尾根のナイフリッジ。
ぽっかさんの講習を受け、無事下ることができました。
赤岳が美しい。
これが見たかったのです!
2016年02月27日 10:24撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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2/27 10:24
赤岳が美しい。
これが見たかったのです!
横岳に硫黄岳。
横岳はレベルが高すぎて到底挑めません。。
2016年02月27日 10:14撮影 by  DMC-FX77, Panasonic
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2/27 10:14
横岳に硫黄岳。
横岳はレベルが高すぎて到底挑めません。。
歓喜のあまりエビジャンプ!
2016年02月27日 11:17撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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2/27 11:17
歓喜のあまりエビジャンプ!
こらえきれずもう一発!
2016年02月27日 11:19撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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2/27 11:19
こらえきれずもう一発!
天狗岳が見えます。
天気が悪かったら登る予定だった山。
2016年02月27日 11:02撮影 by  DMC-FX77, Panasonic
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2/27 11:02
天狗岳が見えます。
天気が悪かったら登る予定だった山。
山頂はすぐそこ。
稜線上は風が強かったが、この日は想像していたよりは強くなかった。
2016年02月27日 11:05撮影 by  DMC-FX77, Panasonic
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2/27 11:05
山頂はすぐそこ。
稜線上は風が強かったが、この日は想像していたよりは強くなかった。
念願の厳冬期「赤岳」
ぽっかさんも楽しそうで何より!
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念願の厳冬期「赤岳」
ぽっかさんも楽しそうで何より!
山頂からの阿弥陀岳。
どの角度からみてもかっこいい!
2016年02月27日 11:13撮影 by  DMC-FX77, Panasonic
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2/27 11:13
山頂からの阿弥陀岳。
どの角度からみてもかっこいい!
夏場はいつも賑わっている山頂。
ぼろぼろだった「赤岳」の標識が新しくなっていますね。
2016年02月27日 11:14撮影 by  DMC-FX77, Panasonic
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2/27 11:14
夏場はいつも賑わっている山頂。
ぼろぼろだった「赤岳」の標識が新しくなっていますね。
ぽっかさん何を始める気でしょうか。
2016年02月27日 11:28撮影 by  DMC-FX77, Panasonic
2/27 11:28
ぽっかさん何を始める気でしょうか。
三叉峰をバックに。
冬山は絵になります。
三叉峰をバックに。
冬山は絵になります。
地蔵尾根のキレットを越え後は尻セードをしながら下りるのみ。
2016年02月27日 12:53撮影 by  DMC-FX77, Panasonic
2/27 12:53
地蔵尾根のキレットを越え後は尻セードをしながら下りるのみ。
行者小屋に戻ってきました。
ここまで来ると一安心。。。
だったはずですが、この先の南沢で複数回転倒。。
ここでアイゼンを外すべきではなかったかも・・
2016年02月27日 13:00撮影 by  DMC-FX77, Panasonic
2/27 13:00
行者小屋に戻ってきました。
ここまで来ると一安心。。。
だったはずですが、この先の南沢で複数回転倒。。
ここでアイゼンを外すべきではなかったかも・・
アイスバーンで転倒するたび精神的に凹みますが、無事戻ってくることができました。
2016年02月27日 14:50撮影 by  DMC-FX77, Panasonic
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2/27 14:50
アイスバーンで転倒するたび精神的に凹みますが、無事戻ってくることができました。

感想

憧れの冬の赤岳!
雪山2回目にしてこの赤岳は無謀な挑戦であることは分かっていた。
が、今回は「山みしゅらん」のぽっかさんという心強い方と一緒の山行ということで、経験を積んだ後にチャレンジしようと思っていたこの山行を決行した。
<山みしゅらん>
http://yamamichelin.blog39.fc2.com/

■計画
勤務中にチャットで計画を立てる。(サボってないですよ。息抜きですw)
奇跡の巡り合わせか、なんと今「山みしゅらん」のぽっかさんと同じ職場で働いている。
なので週末の天気を見ながら、よく山の話に花を咲かせていた。
(昨年春にも会津駒にご一緒させていただきました。)
今回も天気を見ながら崩れそうなら天狗岳に変更しようなどと
話をしながら計画を立てた。

■出発〜登山口
お互い寝不足の中、美濃戸に向け出発。
眠いはずなのに美濃戸口に近づくにつれ気持ちが昂る。
南沢のアイスバーンで時間を取られることを気にしつつも自分はその先の
地蔵尾根のナイフリッジを乗り越えられるか心配していた。
そのようなことを考えているうちに美濃戸口に到着。
この週末はアイスキャンディの大会があるという情報は入手していたが
予想を上回る駐車の状況に驚きを隠せなかった。

■登山
まず注意すべきポイントとして、計画時から話していたところ。
・赤岳山荘にむかう林道に入ってすぐ、橋を渡る前のアイスバーン。
・南沢のアイスバーン
・稜線上の風
実際に注意しなければいけなかったところ
・赤岳山荘手前のアイスバーン
・南沢のアイスバーン

「行者小屋まではつぼ足で行きましょう!」とぽっかさん。
「アイゼンに頼らない歩き方の練習になりますね」と私。
確かに登りは問題ありませんでしたが、下りは気温も上がり
少し溶けた状態になっていたこともあり、お互いすってんころりん。
下りはアイゼンをはくべきでしたね。
多くの方に「アイゼンはいた方がいいよ」と言われましたが
頑なにつぼ足を通しました(笑)

それにしても雪山2回目にしてこの絶景を望むことができたことは
何ともいえないほどの贅沢!夏の赤岳は数回きましたが、雪山は
また別の楽しさや学ぶべきことがあり、これはやめられないですね。

■おまけ1
今回レインウエアで挑みました。
今年はアイゼンやら冬靴やら買い込んだので、
アウターは様子を見ながらの購入を考えていました。
が、天候もよかったせいか意外とレインウエアでも問題なく登山できました。
レインウエアの素材がつるつるしているので転倒時に停まりづらいと講習で習いましたが、滑り始めたら素材はあまり関係ないような気がしています。
レインウエアでも登れますがが、見た目の問題もあるので資金に余裕がでたら購入を考えます。

■おまけ2
2週間まえ登山講習会を北横岳で受講しましたが、
今回の山行では全く役にたたず、、
経験者と実践で学んだ方が圧倒的に身に着きます。

地蔵尾根のナイフリッジの下りでは、下り方が分からずあたふたしてしまいました。
周りの皆様には足止めをしてしまい申し訳ございませんでした。。

思いっきり楽しみましたが、反省点の多い登山でもありました・・

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権現岳→キレット→赤岳→美濃戸
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

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