西穂独標
- GPS
- 04:32
- 距離
- 6.5km
- 登り
- 667m
- 下り
- 659m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
晴れていたので、危険箇所はありません。西穂独標直前の雪岩ミックスは、強風でよろけないようにしっかり体制を確保してから進みました。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
ゲイター
バラクラバ
毛帽子
靴
ザック
アイゼン
ピッケル
行動食
非常食
飲料
水筒(保温性)
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ナイフ
カメラ
ヘルメット
|
---|---|
備考 | 西穂山荘からは強風でバラクラバ必須、ゴーグルもすぐに取り出せるようにしておけばよかったです。サングラスのみだったので、顔の露出している部分が凍傷になるかと思うくらい冷やされました。 |
感想
久しぶりの雪山。今シーズン初めて冬靴を使いました。
今回はスタートからありえないミス。なんと登山靴を忘れてしまい、20分のロス。高速に乗る前で気がついてよかった…。『登山靴を忘れた』という他の方のヤマレコを見て、ありえないだろ〜と思ってましたが、自分もやらかすとは。気をつけないといけませんねぇ。次に、天気予報とロープウェイのライブカメラをチェックし、天気が良さそうなのを確認して高速に乗りました。
気を取り直してスタートです。上高地から先、道路は凍結していました。こういう道路の運転は不慣れなのでかなり怖かったです。途中、クラッシュしている車も見かけましたし、改めて気を引き締めました。エンジンブレーキの活用、ポンピングブレーキ、カーブ手前の充分な減速、50km/h以下を厳守と、教習を思い出しながら運転しました。なんとかクルマを壊さずにロープウェイ駅に到着。途中の登山者用駐車場は満車、ロープウェイ駅裏手の駐車場に停めました。駐車料金は請求されなかったのですが、ここ無料なんでしょうか。
ロープウェイのチケットはコンビニで購入。600円割引ですが、荷物で600円かかるのでプラスマイナスゼロです。他の方のヤマレコ通り、駅は観光客の団体さんでかなり混雑していました。早く並んでも6kgオーバーな荷物のチケットを窓口で買わなければならず、結局は列の最後になるんですよね。このチケット、どうにかならないかなぁ。臨時便も出たのですが、山頂駅に着いたのは30分遅れ、登山開始は10時になってしまいました。
山頂駅〜西穂山荘までは、なだらかな登りです。竿も多く立っているしトレースも明瞭なので迷うことは無いと思います。他の方はアイゼンを付けていましたが、自分はノーアイゼンで登りました。しかし、そこそこ急なところもあるので、途中でアイゼン付けようか迷いました。結局面倒なのと、ふかふか雪で滑ってもケガはしなさそうなので、そのまま進みました。
西穂山荘に到着し、アイゼン、ピッケル、バラクラバを装着します。ここでもアイゼンが何故か靴に入らず。数分考えて、三期靴用に調整してあったのを思い出しました。ここでも準備不足が露呈したかたちに。改めてアイゼンの長さ調整をしました。
西穂山荘から先は稜線の吹きっ晒し、冷たい強風が容赦なく吹き付けます。今回はサングラスを使いましたが、隙間の露出している部分が冷たくて、凍傷になるんじゃないかと思うくらいでした。ハードシェルのフードでなんとかしのぎましたが、改めて自分の動作が遅く、ダメダメでごさいます。ただ、程よく雪が凍っていて、アイゼンが良く効いており歩いていて気持ちいいです。独標直下までは所々に竿やテープもあり、ルートを見失うことはありませんでした。雪も少なく所々に夏道が出ていたり、つづら折りのルートが薄っすらと見えていました。ホワイトアウトしても、よほど稜線から外れないかぎりは大丈夫だと思います。
西穂独標の直下は、雪と岩のミックス帯。一歩ずつ慎重に進みます。気を付けて登ればそれほど難しいと思いませんでした。独標に近づくにつれて風も弱くなり、吹き飛ばされることもなく到着です。
しばし眺めを楽しんだあと、進むか戻るか悩みました。絶好の登山日和でしたが、ロープウェイ最終便に間に合うか、微妙な時間。進むには時間が足りず、戻ると余る、みたいな。行けてもピラミッドピークまでだな、とか、久しぶりの雪山で疲れたな、とか、いろいろ考えていました。結局、西穂高岳山頂は遠くて行ける気がしなく、時間に追われて無理しても事故のもとなので素直に下山しました。ただ、不完全燃焼な感じは否めません。体力と時間や安全面を考えると、西穂高岳山頂を目指すなら西穂山荘泊まり、かつ、天気が良くないとダメだな、と。
下山時は正面に焼岳、左手に上高地、右手に笠ヶ岳という素晴らしい眺望を楽しめました。
今回は何かと反省点の多い山行きでした。
・登山靴忘れ
・準備不足
・時間配分の読みの甘さ
・西穂山荘まで飛ばしすぎて後半バテたこと
などなど。イマイチ不完全燃焼なので、次回はもう少し頑張って歩行距離を延ばしたいです(笑)
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