石鎚山水晶尾根
- GPS
- --:--
- 距離
- 13.5km
- 登り
- 1,893m
- 下り
- 1,780m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
諏訪神社からはしばらく林道、赤テープは多いがそれが正しいとは限らない。我々は赤テープを盲信しルートを大きく外した。1500m付近からは部分的に痩せ尾根でシャクナゲの藪がうるさい。頂上直下はラインどりに注意しないと岩場に出てしまう。どちらにせよ篤志家向きの尾根。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
ゲイター
バラクラバ
靴
ザック
アイゼン
ピッケル
行動食
水筒(保温性)
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
ロールペーパー
時計
ナイフ
カメラ
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共同装備 |
ツェルト 補助ロープ
|
備考 | GPS 登攀道具 |
感想
諏訪神社からしばらく林道を歩く。突き当りから右の藪に突っ込むとすぐに踏み跡が出てくる、それをたどり、徒渉を2回。赤テープは多いがそれが何のためにあるかはわからないので盲信しないこと。盲信した我々は3回目の徒渉をしルートを外した。記録の地図は雪瀑の西側になっているが確信はない。ひょっとすると3回目の徒渉が雪瀑沢だったかもしれない。どちらにせよルートを外すと、しなくてもいい苦労を背負い込むことになる。
踏み跡は標高950m付近で途絶え、沢に沿って赤テープはあるが、どう考えても厳しい。仕方無いので適当に尾根直登すると八丁からの水平道に出た。一安心し目の前の尾根に直登をかけると林道に出た。どうやら本来のルートよりかなり西方向にそれているらしい。林道を終点まで歩き、沢を1本越えたとこから尾根を直登する。
ガスっていてよくわからないがどうやら水晶尾根と思われる尾根を進む。1500mあたりからは尾根が痩せてきたうえにしゃくなげの藪がうるさい。1600mのコルまで苦行が続く。コルからは今までと比べて比較的すっきりした幅のある雪稜になる。 そこから本来ならしばらく上ると反射板が見えるはずだがそれが分からなかった。あんな目立つものが見当たらないなんて?「これホントに水晶尾根か?」という疑問が頭をよぎる。しかしたとえそれがどうであれここまで来たら何とか主稜線に行きつかないと非常に面倒な敗退行となる。それだけはどうしても避けたい。藪をかき分け、雪壁にアイゼンを蹴り込み唯々上を目指す。
主稜線直下は正面を攻めると岩場となり、クライミングの領域になるのでいったん下がり左からのルンゼ上の所を攻めた。藪がうるさいがそれは同時に貴重なホールドやスタンスになるので複雑なところだ。この時点でもはたして自分たちがホントに水晶尾根を登っているかどうかの確信はなかった。
どうにか主稜線まで這い上がり、南側まで降りると縦走路に出た。タイトルに水晶尾根とあるがその自信はない。毎回毎回来るたびに「もうこんな尾根来るもんか」と思いつつ何年かすると何となく来てしまう。そういった尾根だ。
人のいない静かな山行良いですね。水晶尾根一回行きたかったのですが、ソロでは恐ろしくて踏み込めませんでした(≧∇≦)春になったら行ってみます、そして来シーズントライします。
よくもまぁこんなワケ分からないとこを地図と磁石と雰囲気だけで・・^^;
ヤマレコではGPS任せで「バリルート踏破!!」が主流のようですが。
勉強になります
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