ホワイトアウトの世界!野伏ヶ岳
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- GPS
- 06:59
- 距離
- 10.6km
- 登り
- 996m
- 下り
- 995m
コースタイム
天候 | 雨後ホワイトアウト |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年03月の天気図 |
アクセス |
登山口の白山中居神社までは雪もなく、ノーマルタイヤでも問題ありません。 今年はスタットレスタイヤを早めに交換します。 駐車場には男女兼用のトイレもあります、女性が入った後は、出てくるまで入らないよう注意して下さい。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
林道はスノシューなしで行けます。本日ザックカバーでスノシューが装着できない為、最初の橋から履いていきました。 和田牧場方面は分かりませんが、ダイレクト尾根に直接向かう場合は、GPS、地図、コンパスは必ず携行してください。 植林された森は、どっちに向かって歩いているか直ぐに分からなくなり要注意です。 登山道としては、道に不安さえ無ければ楽しいスノシューハイキングコースレベルです。 ダイレクト尾根は結構な急登で、雪が深い時は大変だと思います。 眺望があれば、急斜面も気にならないかもしれませんが、今回は辛かったです。 |
写真
感想
今年は残雪期限定の山も賞味期限が短く、晴天の休日を待っていてはチャンスを逃してしまう、多少天気は悪いと分かっていましたが、野伏ケ岳に登ってきました。
4時半に自宅を出発すると、フロントガラスにポツポツ雨音が、マジですか!天気予報では北陸方面は晴れマークこの雨は一体・・・
現地は晴れているだろうと、甘い期待を持って高速を走るといつの間にか本降りです。
駐車場には、予想より多くの登山者の車はあるものの、誰も出発していません。
みなさん車で待機や、行く?などミーティング中で、中にはモーニングして帰る人も出るありさまです。
私たちも相談した結果、多少の雨でもこう言う時の為に高いハードシェルやアルパインパンツがあるのではないか!なるほど。行かずして撤退はあり得ない!8時出発します。
いざ歩き出すと雨はほとんど気にならず、それより暑さの方が厄介です。ベンチレーションも開放できず、極力汗を掻かないようゆっくり登っていきます。
今回最大のミッションは登山道のない野伏ヶ岳を、地図とコンパスを使い自分たちの力で最短コースをルーファイすることです。
地形図には磁北線を記入して、林道中腹辺りからダイレクト尾根取り付き地点をセットします。後は、自分達の少ない経験と野生の勘、コンパスを信じて、トレースは無視して進みます。流石にこの天気は不安なので、保険でGPSはONしてあります。
地図上で自分達の位置を確認して進んでいくのですが、これがまた楽しく癖になりそうです。ダイレクト尾根取り付き地点と思われるポイントでGPSのトレースと現在地を確認すると、ビンゴ!ルート取りといい自分ながら完璧で、自己満足で楽しくて!楽しくて!
こうなると後は尾根を登るだけですが、次の試練が待っていました。それは完全ホワイトアウトの世界です。登ったことなく登山道の状況が分からないだけに、雪庇はないのかビクビクしながら慎重に進むといつの間にか平らになり、先は少し下っています。
ここを頂上と決め、妻とホワイトアウトに乾杯です!写真で見るより寒くなく、ゆっくり休憩した後は、シリセードでガンガン下ります。これまた楽しく、こんな天気でも妻の笑い声が聞けて嬉しく思いました。
帰りも欲をだし、行より直線的なラインを狙いますが、GPSに頼りました。
今回の登山の感想は、楽しかった一言です!
次は青空のもとリベンジする楽しみも増え、新しい登山の魅力を得ることができました。
ルーファイ最高!コンパス万歳!です。
コメント
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コンパスで進む力を持ってみえるのはすてき。
そこに満足感を持たれていることも良く伝わってきますが・・・
それにしても
「し・ろ・い」
真似しようとは思えません。
「良い子はまねをしないでください」のレベル以上ですね。(笑)
本当はベッカムさん達が見た絶景を見たかったです。
たしかに「し・ろ・い」ですね!いや白過ぎです!
ここまで白いのは、今後は真似したくないです。
コンパスをまともに使ったのは初めてで
使えた事に喜びを覚え、やたらと楽しく感じました。
昨年まで野伏は、私達2人では登れない山と思っていました。
その山に登れた喜びが、ホワイトアウトを許せます。
リベンジが楽しみな山になりました。
隣の山も行きたいな。
頂上と下山途中でお会いした者です。
(おじさんに置いてけぼりをくらった者)
僕は野伏ヶ岳を見たくて下山も和田山牧場ルートで行きましたが、やっぱり雲の中。
やっぱりでした!!!
やはり最短ルートは早いですね。
無事下山できて何よりです。
munaita さんコメントありがとう御座います。
お互い無事に下山出来て何よりです。
ところでホワイトアウトに消えた足の速いおじさん
本当に大丈夫だったのでしょうか?
シリセードでも追いつけない速さに驚いています。
次は和田牧場経由で登ります。
munaita さんは最短ルートで登って下さい。
もちろんお互い青空のもとで。
またどこかでお会いしましょう。
御嵩さん おはようございます。
無事下山おめでとうございます(笑)
絶好のルーファイ日和でしたね!
地形図のログを確認しましたが…初めての山で完璧なルートファインディングじゃないですか!脱帽です(ΦωΦ)
あー…また行きたくなりました…今度は小白山かな?
やまさん コメントありがとう御座います。
今回メインのログを褒めて頂き、嬉しいです!
自分ながら直線的ラインでコース取りが、できました。
眺望が無い事が分かっていただけに、急ぐ事なく
ルーファイに集中できた結果だと思います。
地図とコンパスで歩き目的地に着いた喜びは
今までの登山では、経験していない楽しさを覚えました。
癖になりそうです。
今考えてもホワイトアウトの辛さを、ルーファイが上回り
楽しかった山、野伏ヶ岳になりました。
やまさんの登った滝波山も行きたいです。
ところで小白山?どこですか?
おはようございます。
「おじろやま」と読むそうです。
野伏ヶ岳から峠を挟んで南側にそびえる山です。
登山口はスノーシューを履かれた辺りの左(山に向かって)の尾根をつめて行くようです。
こちらも積雪期限定のルーファイ山のようですよ(笑)
了解です。
ヤマレコで調べてみます。
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