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Yamareco

記録ID: 824361
全員に公開
山滑走
東北

博士山

2016年03月06日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:03
距離
9.7km
登り
926m
下り
915m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:01
休憩
0:03
合計
5:04
7:15
183
琵琶首
10:18
10:21
118
12:19
琵琶首
7:15 琵琶首 -> シール登行
10:18 博士山 10:21 -> シール登行(アップダウン)
10:32 1472点ピーク 10:51 -> スキー滑降
12:19 琵琶首
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2016年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
parking 道路脇に2〜3台駐車可能
その他周辺情報 spa 昭和温泉しらかば荘 \500
到着時はガスで真っ白だったが、ほどなく晴れ上がりそう
2016年03月06日 07:17撮影 by  DSC-RX100, SONY
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到着時はガスで真っ白だったが、ほどなく晴れ上がりそう
しばらく林道歩き。1mほど雪の切れている箇所もあった
2016年03月06日 07:25撮影 by  DSC-RX100, SONY
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しばらく林道歩き。1mほど雪の切れている箇所もあった
この斜面を詰めて尾根上へ
2016年03月06日 07:43撮影 by  DSC-RX100, SONY
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この斜面を詰めて尾根上へ
あとはひたすら尾根を登る
2016年03月06日 07:55撮影 by  DSC-RX100, SONY
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あとはひたすら尾根を登る
林道から下はあまり楽しめそうにない
2016年03月06日 08:53撮影 by  DSC-RX100, SONY
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林道から下はあまり楽しめそうにない
林道横断
2016年03月06日 08:59撮影 by  DSC-RX100, SONY
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林道横断
林道から上はブナの疎林帯
2016年03月06日 09:05撮影 by  DSC-RX100, SONY
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林道から上はブナの疎林帯
魅力的な斜面が続く
2016年03月06日 09:14撮影 by  DSC-RX100, SONY
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魅力的な斜面が続く
北西の尾根と合流
2016年03月06日 09:39撮影 by  DSC-RX100, SONY
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北西の尾根と合流
合流後は山頂まで狭い尾根歩き
2016年03月06日 09:45撮影 by  DSC-RX100, SONY
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合流後は山頂まで狭い尾根歩き
飯豊山。正面の煙は西山温泉の地熱発電所かな?
2016年03月06日 09:53撮影 by  DSC-RX100, SONY
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飯豊山。正面の煙は西山温泉の地熱発電所かな?
1476点へ
2016年03月06日 09:57撮影 by  DSC-RX100, SONY
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1476点へ
南東には那須連山
2016年03月06日 10:01撮影 by  DSC-RX100, SONY
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南東には那須連山
1476点より博士山へ。左横には昨日登った磐梯山
2016年03月06日 10:01撮影 by  DSC-RX100, SONY
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1476点より博士山へ。左横には昨日登った磐梯山
北西の沢。正面は御神楽岳など会越国境の山々
2016年03月06日 10:14撮影 by  DSC-RX100, SONY
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北西の沢。正面は御神楽岳など会越国境の山々
博士山より振り返る。奥には燧ヶ岳や会津駒など尾瀬・南会津の山々
2016年03月06日 10:20撮影 by  DSC-RX100, SONY
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博士山より振り返る。奥には燧ヶ岳や会津駒など尾瀬・南会津の山々
1476点より滑降開始
2016年03月06日 10:52撮影 by  DSC-RX100, SONY
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1476点より滑降開始
下りは北西尾根へ
2016年03月06日 11:01撮影 by  DSC-RX100, SONY
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下りは北西尾根へ
いい斜面もあるけれど、
2016年03月06日 11:02撮影 by  DSC-RX100, SONY
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いい斜面もあるけれど、
登りルートよりだいぶヤブが多い。失敗だった
2016年03月06日 11:02撮影 by  DSC-RX100, SONY
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登りルートよりだいぶヤブが多い。失敗だった
林道から下は杉の植林帯。間伐前でろくにスペースがない
2016年03月06日 11:25撮影 by  DSC-RX100, SONY
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林道から下は杉の植林帯。間伐前でろくにスペースがない
杉の植林帯を過ぎ広葉樹林帯へ。これで一安心
2016年03月06日 11:51撮影 by  DSC-RX100, SONY
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杉の植林帯を過ぎ広葉樹林帯へ。これで一安心
立派なブナも
2016年03月06日 11:52撮影 by  DSC-RX100, SONY
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立派なブナも
尾根を外れ沢へ下る
2016年03月06日 12:08撮影 by  DSC-RX100, SONY
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尾根を外れ沢へ下る
水田(?)に出た。ゴールは近い
2016年03月06日 12:14撮影 by  DSC-RX100, SONY
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水田(?)に出た。ゴールは近い
戻ってきました
2016年03月06日 12:20撮影 by  DSC-RX100, SONY
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戻ってきました
帰りは大内宿に寄り道。雪がなく風情に欠ける
2016年03月06日 15:16撮影 by  DSC-RX100, SONY
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帰りは大内宿に寄り道。雪がなく風情に欠ける
高遠そば。ネギを箸代わりにして食べる
2016年03月06日 14:57撮影 by  DSC-RX100, SONY
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高遠そば。ネギを箸代わりにして食べる

装備

個人装備
[スキー板/ビンディング/靴] K2:BACKUP('12) / Voile:Switchback X2 / Scarpa: T2('13)

感想

土曜に磐梯山に登ってそのまま帰宅するつもりでしたが、会津地方は日曜も天気が保ちそうだったので、引き続き西会津の博士山に登ることにしました。
山スキー対象としてよく紹介されるので一度登ってみたかったのですが、首都圏からのアクセスが悪く、こういう機会でないとなかなか行く気になれないのです。
そんな博士山ですが、コンディションやルート選択ミス(?)のせいもあり、それほどの面白さは感じられずに終わりました。
たしかに上部は素晴らしいブナ林が広がっていますが、楽しめるのはそこだけ。
最上部の細い尾根はスキー目的では余分なだけですし、下部も(コースによるのかもしれませんが)それほど自由に滑れるわけではありません。
けっしてつまらないわけではなく、新雪に恵まれればブナ林なんかは相当楽しめるでしょうし、実際、非常に良かったという声も聞きます。
ただ、なにしろ首都圏から遠いのがネックで、それを押して来るほどの優位性は感じられませんでした。この程度なら、会津駒や三岩岳にでも登ったほうがいいのでは?というのが正直なところです。

7:15 656m 琵琶首駐車地点。
到着時点は深いガスに包まれていたが、日の出とともにどんどん晴れ上がる。山はまだうっすらガスをかぶっているが、こちらもほどなく晴れるだろう。
まずは目の前の林道をシール登行。そのまま正面の尾根を登ればいいのだが、なにか登りにくい理由があるのか、末端から尾根に取り付いている例はあまり見ない。しばらく尾根南側に延びる林道を進み、適当なところで尾根に登る。
尾根までの南斜面はすでに雪が消えているところも多く、効率的なルートがとれない。完全に春の様相だ。

868点の先で尾根上に出たら、あとはこの尾根をひたすら登るのみ。ところどころ狭い箇所があり、地形図には現れない微妙なアップダウンもある。滑降は可能だが、それほど楽しめそうにない。今日はひとつ北側の尾根(北西尾根と呼んでおこう)を滑るつもりなので、そちらに期待しよう。

8:59 1153m 林道横断。
ここまでは細木の雑木帯で、西斜面で日も当たらないため鬱蒼とした感じだったが、ここから上はブナの疎林帯となる。こんな山がなぜ山スキー向きと言われるのかわからなかったが、なるほどこれならうなずける。少雪ゆえヤブは埋まりきっていないが、この程度なら問題ない。
1410mで北西尾根に合流。この辺りは尾根も広くて滑るのが楽しみだ。
ただ、合流後は再び狭い尾根となる。多少ながらアップダウンがあり、雪庇も張り出している。快適に滑れるのはここから下になりそう。

ここまで登ると展望も良くなり、北には飯豊連峰が白く浮かび上がっている。西側は木々に邪魔されすっきりした展望は得られないが、それでも燧ヶ岳や守門・御神楽岳など、尾瀬や会越国境の山々が見え隠れする。

9:59 1476点ピーク。
博士山はもう目の前だが、この先はアップダウンのある細い尾根。山頂からはシールで戻ってくる必要がありそうで、正直ここをゴールとしたいくらいだ。
ちなみにここまでトレースは見かけなかったが、ここから山頂まではスキーのトレースが残っている。南西尾根を往復したのだろうか。

10:18-10:21 1481m 博士山。
山頂もまた木々に邪魔され360度の展望は得られない。ちょっと手前からのほうがよく見える。
北側は磐梯・吾妻の山々が見えていたはずだが、霞んでいたためか、この時は気づかずじまい。後日写真を見てうっすら写っている磐梯山に気づいた程度だ。
風がなく暖かいのでここで休憩してもいいのだが、どうせシールのまま1476点まで戻る必要がある。休憩はそこでしよう。

10:32-10:51 1476点ピーク。
昼休憩後、シールを外して滑降開始。
といっても1400mの尾根分岐までは細尾根が続き、快適には滑れない。今さらだが、山頂から北西の沢を途中まで滑り、それからこの尾根に登り返せばよかった。そうすればアップダウンのあるつまらない区間をパスできたのに。

1400mで登りルートを外れ、北西尾根に入る。ここからは快適なブナのツリーランが楽しめる。
が、ルートの選択をミスったようだ。登りルート同様にブナの疎林帯ではあるのだが、はるかにヤブが多い。おまけに(これは登りルートも同様だろうが)重い腐れ雪で、のろのろとしか進まない。新雪やザラメ雪ならともかく、これでは正直楽しくない。少なくとも林道までは登りルートのほうがまだ楽しめただろう。

11:21 1100m 林道横断。
ここまでは登りルートのほうに分があったが、この先はこちらの尾根のほうが滑りやすいはず。
――と信じていたのだが、最悪だったのは実はここから。
植生は杉の植林帯に変わり、しかもまだ若木のためか除伐や間伐が行われていない。滑るどころか通るのもやっと。これなら、たとえ尾根が細くても、アップダウンがあっても、雑木がちょっとうるさめでも、登りルートを滑ったほうがはるかにマシだった。

980mで杉の植林帯は終わり、雑木帯へ。これで一安心。細木が多くて木の間はさほど広くないが、ヤブは上部より少ない。
810mで尾根を外れて南側の沢へ。沢沿いは再び杉の植林帯だが、こちらはある程度育っていて十分なスペースがある。
最後は水田かなにかの広い雪原に出る。いちおう立ち入らないよう林道らしき場所を通り、ほどなく登りルートに合流して終了だ。

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