爼倉山「知られざる林道を経由し大周回」新潟県新発田市
- GPS
- --:--
- 距離
- 14.8km
- 登り
- 758m
- 下り
- 749m
コースタイム
- 山行
- 8:00
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 8:10
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
積雪期はダムより数キロ手前の東赤谷バス停までしか除雪されておらず、無雪になるまで開通しない。 そこから20分以上道路歩く。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
爼倉山(まないたくらやま)は飯豊連峰の枝尾根の途中にある飯豊連峰前衛の山である。 加治川ダムへ向かう途中の道路右側に登山口がある。 一般の登山道は、そこから琴沢沿いに進む。 今回は下りに使っている。 なお厳冬季は雪崩の巣であり、沢沿いの登山道は雪で不明瞭になる。 もう一つのルートは、登山口から西側へ伸びる林道をそのまま進む。林道は通年、車は通行できない。 林道は西へ大きく回り込み、中間は釜ケ沢沿いを進む形になる。 実はこの林道、山と高原地図には載っておらず、古い2万5千図には途中までしか掲載されていない。ガーミンのGPSにようやく載っていた。 今回は登りにこちらを使っている。 林道の終点付近から登山道沿いに山頂に登れる。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖インナー
タイツ
靴下
グローブ
予備手袋
防寒着
ネックウォーマー
ブーツ
ザック
ビーコン
スコップ
ゾンデ
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
GPS
日焼け止め
携帯
時計
サングラス
ツェルト
ストック
カメラ
ビンディング
スキー板
シール
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感想
ベテランのTさんと、そのお仲間3人と共に爼倉山(まないたくらま)へ山スキーに行った。
まず、爼倉山の登山道は登山口から険しい沢沿いのルートなので、およそ山スキーには向かない。よって今回は、行きは林道を経由し西側から大きく回り込むルートとした。林道は雪が残っており山スキーで歩く分には楽だが、終点まで2時間以上掛かり、さすがに長くて飽きる。
林道の終点のなだらかな場所にベースキャンプを張り、ベテラン勢はそこでのんびり昼食を楽しみ、筆者はSさんと、山頂まで登ってきた。
林道の終点から登山道はすぐに取り付けるが、雪で不明瞭に隠れている。
登山道は尾根の山頂向かって左寄りの沢沿いに進むが、積雪でルートは自由に選べるので、登山道のある尾根の右側の斜面の方が登りやすいだろう。
山頂まで登ると、飯豊連峰を始め、五頭山塊、越後白山等の川内山塊の山々、守門岳等が一望で、実に素晴らしかった。
新潟県の山は、無雪期は藪が多いが、積雪期は殆どの山が白い雪を被り、藪は深い雪の下に埋まる。
そうなると装いは日本アルプスとひけをとらない。まるで全ての山が標高が1000m以上底上げされたような銀世界となる。
正に、新潟の深い雪のマジックだ。
帰りは、いよいよ山スキーを楽しむ。
下りは林道ではなく、琴沢沿いに、本来の登山道のあるコースを降りる。
前半は、林間のあるは広い斜面を滑って降りる。ただし途中何度か渡渉があり、その都度板を脱いだ。
今回、筆者が持っている長い板ではなく、TさんからГフリートレック」という短い板を借りた。
イメージとしては、一時ゲレンデで流行したファンスキーという短い板があるが、それにウォークモードが備わっていると言えば分かりやすいだろう。林間が混み合っている低山では板が回しやすく使いやすい。
後半は、いよいよ狭い谷となり、スキーを担いで沢内の斜面をへつったり、沢内の雪の上を歩いたりした。登山道は雪に隠れ、極めて不明瞭だった。
沢内は雪崩の雪が落ちきっていたが、厳冬期は間違いなく雪崩の巣になるだろう。
Tさんは「アプローチが困難なので冬に入る人はごく僅か。」という理由も納得であった。
今回は、山スキーであったが、どちらかといえば積雪期の山行の要素が強かったのではないだろうか。
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