展望は朝に限る「北鎮岳・比布岳」

2025年07月04日(金) ~ 2025年07月05日(土)

• GPS: 13:50
• 距離: 20.3km
• 登り: 1,616m
• 下り: 1,627m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:54
• 休憩: 4:42
• 合計: 8:36

距離 5.6km 登り 805m 下り 226m

7:30 黒岳ロープウェイ黒岳駅
7:39 黒岳リフト五合目乗り場
9:30 9:33 黒岳
10:07 黒岳石室
10:23 10:34 桂月岳
10:50 15:07 黒岳石室
15:26 15:36 赤石川渡渉点
16:05 黒岳石室

2日目

• 山行: 8:17
• 休憩: 0:52
• 合計: 9:09

距離 14.8km 登り 811m 下り 1,401m

5:16 黒岳石室
6:14 お鉢平展望台
6:53 北鎮岳分岐
7:18 7:31 北鎮岳
8:54 9:04 比布岳
10:30 10:32 北鎮岳
10:53 北鎮岳分岐
11:19 お鉢平展望台
12:10 12:18 黒岳石室
12:54 12:57 黒岳
13:48 13:57 黒岳リフト七合目乗り場
14:11 黒岳リフト五合目乗り場
14:20 14:25 黒岳ロープウェイ黒岳駅
14:27 ゴール地点

天候

1日目 4日 金曜日
曇り一時雨
西の風　1〜10m
予報どおり13時から15時までまとまった雨
展望は少し

2日目 5日 土曜日
晴れ後曇り
南後西の風　0〜2m
11時ころ無風で暑かった
9時まで抜群の展望　その後雲が増えた

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

大雪山層雲峡　黒岳ロープウェイ・リフトを利用した
ＲＷ・リフト往復券は2日間有効　3900円
黒岳ロープウェイ駐車場に停めた

トイレは層雲峡無料駐車場に有る
層雲峡のコンビニは夜間閉店
24時間営業のコンビニは上川の街中に有り22kmほど離れている

コース状況／危険箇所等

黒岳登山口から　黒岳→黒岳石室泊→北鎮岳→比布岳→北鎮岳→黒岳と歩いた

手入れの行き届いた登山道に　道標や立ち入り規制ロープはたくさん有る

黒岳山頂まで　ゴロ太の急斜面　グリップが良いのと浮き石が少ないのが救い
その他　全体的に緩やかだが　ガレ・ザレ部が多く　浮き石と石車に注意
部分的に歩き易い土の道

雪渓は北鎮岳の手前に2ヶ所有り　柔らかくて滑り止めは不要　と言うか忘れた

シーズン始めの泊まり山行に　バタバタして　色々忘れ物をした　チェーンスパイク・水・サングラス・虫除け・マットから携帯トイレまで幸い財布は有ったので　管理人常駐の避難小屋の強み　金の力にものを言わせて　事なきを得た　これは次からの反省点
今時　予約不要で素泊まり2000円　携帯トイレが無ければ500円というのはありがたい

※ 北海岳方面の赤石川渡渉
雨があがってから偵察に行ったら　膝くらい？ヘボ登山者には無理か
前日朝に渡った人は　脛の中ほどと言っていた
少し雪が減って　雨が降らなければ　午後でもなんとか渡れそう

※ 裾合平の日本一のチングルマ
今年の北海道は雪が少ない　花も早い
比布岳から旭岳の白鳥の雪型がはっきり見える
裾合平のチングルマは　例年7月下旬？だけど
今年は早いかも？

その他周辺情報

層雲峡温泉　黒岳の湯を利用した
直近　600円
施設や湯はまだしもマナーが無茶苦茶

写真

7/4 7:21

金曜日の朝
完曇り　明日に期待
風が10mくらい？
少し揺れました

7/4 7:49

リフトトップに
登山指導所が有る

7/4 8:00

サンカヨウ
2日間で一株だけ見た

7/4 8:28

入山カウンターを
過ぎたら
七合目
ベンチ有り
ここを登るのは3回目

7/4 8:31

エゾイチゲ

7/4 8:41

ウコンウツギが最盛期

7/4 8:43

キバナノコマノツメ

7/4 8:56

ジンヨウキスミレ
葉っぱに特徴有り
大雪の固有種？

7/4 8:56

ジンヨウ一家

7/4 8:58

カラマツソウ

7/4 9:02

チシマヒョウタンボク

7/4 9:08

マネキ岩と
最盛期のウコンウツギ

7/4 9:13

チシマキンバイと
ウコンウツギ

7/4 9:22

シマリス登場

7/4 9:22

行ったり来たり

7/4 9:24

ハクサンチドリと
チシマフウロ白

7/4 9:31

黒岳山頂目前

7/4 9:31

黒岳山頂
霧と風でした
山頂に立つのは4回目

7/4 9:32

霧の石室へ
ここからは緩やかだが
ガレ・ザレ・浮き石と
土の道が交互する

7/4 9:45

これは？
ホソバイワベンケイでもないし

7/4 9:47

チシマキンレイカ？

7/4 9:48

女王コマクサ

7/4 9:50

タルマイソウ

7/4 10:06

チングルマ咲く黒岳石室

7/4 10:25

チェックインの前に
(それほどの事でもないが)
桂月岳に向かう
黒岳を振り返る

7/4 10:27

桂月岳山頂から
黒岳

7/4 10:28

桂月岳山頂

7/4 10:41

コケモモ

7/4 10:42

桂月岳から石室
向こうは烏帽子岳
道の無い山

7/4 10:45

シモツケ
マルバ？

7/4 10:50

明日の好天を期待して
石室で一晩過ごす
壁は本当に石積みだった
と言っても　まだ昼前

7/4 11:27

桂月岳と
ナナカマド
予報どおり
13時から15時まで雨

7/4 15:27

雨があがってから
赤石川渡渉点を偵察した
膝と見た
ヘボ登山者には辛いかも

7/4 15:49

エゾコザクラ

7/4 16:01

石室まで戻る
チングルマと桂月岳

7/5 3:51

翌朝　石室から上川岳
前日は霧に隠れていた

7/5 4:04

朝日の凌雲岳
左は北鎮岳
ネパールのような旗

7/5 4:06

ニセイカウシュッペ山方向
薄い朝焼けと雲海

7/5 5:30

北鎮岳目指して
歩き始める
烏帽子岳とキバナシャクナゲ

7/5 5:54

イワヒゲ

7/5 6:05

ひとつ目の雪渓
短く緩やかで柔らかい

7/5 6:12

御鉢平展望台

7/5 6:12

有毒温泉を見下ろす

7/5 6:19

右　黒岳
中　桂月岳
左　凌雲岳

7/5 6:30

ふたつ目の雪渓
中央にベンガラのライン有り
急だけど柔らかい

7/5 6:32

タカネキスミレ
今回三種のキスミレを見た

7/5 6:33

タカネキスミレ群落

7/5 6:55

北鎮岳分岐
正面は旭岳
左が中岳？

7/5 6:56

北鎮岳
ガレ・ザレと
浮き石の道

7/5 7:12

御鉢平の向こうに白雲岳
その右遠くニペソツ山
7時半には
ニペソツは雲に隠れた

7/5 7:17

北鎮岳山頂

7/5 7:18

北鎮岳から
右　愛別岳
中央右　比布岳
中央左　安足間岳
左　当間岳

7/5 7:19

北鎮岳から
右　黒岳
中　凌雲岳
その左　上川岳
左奥　ニセイカウシュッペ山
温泉街は雲の下

7/5 7:21

旭岳と中岳の間に十勝連山
中岳の左にトムラウシ

7/5 7:21

旭岳の白鳥？の雪渓が
はっきりしている
これが出現したら・・・
裾合平のチングルマも
今年は早く咲きそう？

7/5 7:23

十勝連山にズーム
左　オプタケシテ
右　十勝岳

7/5 7:24

右　トムラウシ
中　五色岳
左　忠別岳

7/5 7:23

トムラウシにズーム

7/5 7:26

白雲岳
左後ろ　石狩岳？
右後ろ　ニペソツ山は雲の中

7/5 7:24

白雲岳の左
石狩岳？

7/5 7:26

愛別岳
カッチョえー
あの尾根は人の
歩くところと思えない

7/5 7:28

遠くに芦別岳

7/5 7:32

ニセイカウシュッペ山は
鹿島槍ヶ岳みたいな
ツインピーク
右はアンギュラス
火星の山みたいな名前だ

7/5 7:35

上川岳　険し

7/5 7:58

比布岳に向かう
ギザギザのピークは
左にトラバースする

7/5 8:13

道は明瞭なれど
時々ハイマツ被り
正面が比布岳
左奥は安足間岳

7/5 8:18

チングルマのコルから
旭岳と中岳

7/5 8:54

最後はやっぱり
ガレ・ザレの浮き石で
比布岳に到達
背景は旭岳

7/5 8:55

丸い安足間岳
間は脆そうな
土のピーク？が続く
緩やかな大雪に珍しく
険しい区間
愛別岳は雲に隠れた

7/5 9:32

戻ります
右が北鎮岳
正面ギザギザピークに
名前は有るのか？
無ければ付けてやろう
痛風山でどうだろう

7/5 10:17

ミネズオウ

7/5 10:24

チシマクモマグサ

7/5 10:31

再び北鎮岳に立つ
旭岳は雲に隠れたり出たり

7/5 10:43

メアカンキンバイのしとね

7/5 11:57

黄色とエゾコザクラ

たくさん有るから
白も居る

7/5 12:00

ピンクのツガザクラ
公配種？
中央左の星型は
キバナシャクナゲ花後

7/5 12:02

チングルマと
エゾコザクラ

7/5 12:20

リンドウ
種類は？
2日間で一輪見ただけ

7/5 12:23

立ち上がるジムカデ

7/5 12:28

小さ目のエゾイソツツジ
ヒメ？

7/5 12:30

ウスユキトウヒレン
つぼみふくらむ

7/5 12:38

イワツメクサみたいな
ミヤマミミナグサ風な
エゾイワツメクサ？

7/5 12:44

エゾツツジ

7/5 12:46

つぼみ出すハハコヨモギ
花が下向きなら
エゾノ

7/5 12:51

黒岳山頂のBOXは
避難小屋？
施錠してあった

後は下るだけ

7/5 12:55

ハクサンチドリ

7/5 12:57

カラマツソウ
開き始めはカラフル

7/5 12:58

ウズラバハクサンチドリ
これを見ると
大雪に来た気がする

7/5 13:02

カサモチか？
ハナウドか？
トウキか？

7/5 13:52

レイジンソウ

7/5 14:14

エゾノゴゼンタチバナ

7/5 14:17

ヒマワリみたいな
エゾノウサギギク

7/5 14:17

オオタカネバラ

オニク？
六本も！
終わりかけだけど
今回の2番目の驚き

可憐
エゾルリソウ！
今回の花で
一番の驚き

7/5 14:20

ロープウェイ山頂駅

7/5 17:45

黒岳の湯で汗を流す
山麓は蒸し暑く
エアコンの無い施設も多い
北海道で7月にこの暑さ！

撮影機器：

Canon EOS R8 Canon

感想

つうぶう

　土曜日は　久々の好天予報、前日(金曜日)は午前中曇りで、午後に雨が降る予報。
金曜日の朝　上がって石室に一泊する計画で　黒岳に向かった。
二日目　土曜日のプランは三通り。
�仝翦�平周回
�∨鳴坦戮謀个辰匿�合平のチングルマを探る
�Ｋ鳴坦戮箸修寮茵〔てГ糧翩朿戮謀个�

�，楼柄以發い討い襪掘，△蠅�たり　渡渉も大変なようだ
�△漏�花に早そうな気がするし　以前見ている

結局　未踏の比布岳まで行ってきた。
なかなか立派な山だった。

二日目、土曜日は最高の天気で朝を迎えた。
久々のクリアな見晴らしを楽しめたのは　5時から9時まで、当日朝のロープウェイで上がっては展望を堪能することはできないだろう。
やっぱり山に泊まる意味は有った。
北海道や大雪特有の花もたくさん見た。