檜洞丸 〜 ミツマタの群生と富士の大展望
- GPS
- 06:16
- 距離
- 12.5km
- 登り
- 1,317m
- 下り
- 1,303m
コースタイム
- 山行
- 6:10
- 休憩
- 0:06
- 合計
- 6:16
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・展望園地上のトラバース気味の斜面には最近設置されたらしい滑落防止の鎖あり。 ・大笄から小笄方向への下りはやせ尾根の岩場で、濡れている時などは要注意。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
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---|
感想
西丹沢自然教室を出発し、登山道に入って20分ほど歩くと道の両側の斜面いっぱいに白いミツマタの花が群生している。
この季節にこのルートを歩いたことがないので初めて見る景色。思わず何枚も写真を撮る。
空は広く薄雲があってスカッと晴れてはいないが、うまくすると上では富士山が見えそうなので天気が崩れないうちに、と急ぐ。
展望台からは富士山を眺められたが、やはり背景に薄雲があってパッとしないのですぐに頂上を目指す。
ややトラバース気味の斜面に沿った道ではこの数年に滑落事故が何件か起きているらしく、新しい鎖が設置されている。
今回も展望台から上の尾根上の道は傾斜が急で息が上がる。何度も息が切れて休みながら展望台から50分かかって1400m地点のベンチに辿り着く。
ここまで来ると檜洞丸の頂上が見えて少し安心。再び見え始めた富士を何回も撮影しながら頂上へ向かう。
頂上についても誰もいない。ここまでゴーラ沢出合の前で一人を追い越したほかは登山者に会っていない。
上がって来るまでは調子が上がらないので元来た道を下りようかとも考えたが、思い直して計画通り犬越路を廻って用木沢へ下りることにする。
富士山と南アルプスを眺めながら頂上からの急坂を熊笹ノ峰の方へ下りて行くと、やがて右手奥に蛭ヶ岳と頂上の山荘が見えるようになる。正面奥には大きな大室山の姿も望め、非常に気持ちの良い景色。
鞍部から少し登り返して熊笹ノ峰に出た辺りで、ヤタ尾根を登って来たという今日二人目の登山者とすれ違う。この後に登山者と出合うことはなかった。
大笄の頂上は知らぬ間に過ぎて小笄への長い下りに差しかかる。ここは痩せた岩だらけの尾根だが、今回は前日の雨で濡れていることもあり不安を感じてかなり慎重に下りる。鎖や梯子も設置されているが、それ以外の箇所も注意が必要。
檜洞丸から2時間かけて犬越路。ここにも誰もおらず、数分休んでから用木沢へ下り始める。
1時間ほどで用木沢出合に出てここからは車道を出発地の自然教室まで歩く。車道沿いにもミツマタの花の株があちこちに咲いている。マメザクラやソメイヨシノも所々咲いていて山里にも春が来たことを感じさせる。
出発から6時間余りで西丹沢自然教室に戻る。
普段登っている季節とは違う檜洞丸山稜の姿を見ることができて新鮮な山行だった。
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