【阿蘇山】強風・絶景。噴煙を見ながらの高岳
- GPS
- 03:50
- 距離
- 4.9km
- 登り
- 757m
- 下り
- 750m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山規制あり 登れるのは仙酔峡登山口〜高岳・東峰。中岳方面は規制中。 火口跡の淵から火口跡周辺 強風と霧。 |
その他周辺情報 | 阿蘇市内の大阿蘇温泉100円。ドライヤーもない小さな地元の温泉。 阿蘇市内にジョイフル・WEST(黄泉がえりで使われた店舗)あり |
写真
感想
登山規制中なので仙酔峡登山口から高岳への往復。事前情報で、風向きが変わり噴煙が流れて来たらすぐ下山とか、硫黄の匂いがしたらすぐ撤退とか、体調悪い人、器官の弱い人は登ってはいけない、とか注意事項をたくさん得ていたので、駐車場へ着く前に硫黄のにおいがしてきたときには、少しびっくりしてしまった。駐車場へ着くと辺りのものすべてにしみついているのか硫黄の香りと空気が埃っぽい感じ。いつも風邪は喉の痛みから来るので念のためマスクをして登る。登る準備をしていると、首から札を下げた係りの人だと思われる女性が近づいてくる。阿蘇山に登るのか聞かれ、地図をくれて、登山規制について教えてくた。高岳までの往復になること。東峰から綺麗な景色が見えることを教えてくれる。中岳方面からは噴煙があがり、木も生えておらず、斜面が崩れて岩だらけに見える、見るからに登る山ではなさそうな山。どこを登っているのか恐る恐る登り始める。まだつぼみのつつじの中を抜けると岩。ヤマレコで80%浮いていない岩とあり、どんなところかと不思議に思っていたが、その通り。作り物みたいに石がくっついていて動かない。ひたすらそんな岩の斜面を登っていく。後ろを振り返ると、抜け感のすごい絶景。木が生えていないので阿蘇のカルデラすべて見渡せる。絶景だが、抜け感のある高度感がとても苦手。登りは足元だけ見ていればいいが、下りはどうしよう、と心配になる。マスクをしているので眼鏡が曇りながらの登り。途中風が強くなる。風で眼鏡の曇りはとれるが、尾根の上飛ばされるのではないかという恐怖。腰をかがめながら岩にしがみつきながら登っていく。これは登山じゃなくて岩登りなんじゃないかと思うくらいの岩だらけ。やっと噴火口跡の淵にたどり着いたと思ったら、今まで以上の強風。そして雲がすごい速さで通り過ぎる。雲の中へ入ったら霧でまわりが真っ白になり、さらなる強風。ダウンを着込み、強風の中高岳へ。中岳へのルートが見渡せる。その先から噴煙。何度か雲の中をやり過ごしたが、強風は止まず、東峰はあきらめ下山。噴火口跡の淵から降りると風が穏やかになり少し安心し、栄養補給。風の強い山頂では無理なので、少し下ったあたりでご飯を食べている人が多い。目の前に広がる抜け感のすごい絶景を眺めながら、よたよたと下る。これから山頂を目指す登山者と数名すれ違う。女性4人のパーティー。登山っぽい恰好の人もいるが、観光に来た感じのラフな格好の人も。その後から来た1人の男性も手ぶらで散歩のように登ってくる。わたしにとっては、命の危険を感じ、怖い思いをしながらの登山だったが、軽く散歩がてら登ってくる人もいるのに驚く。高いところが大丈夫だったら、阿蘇山は絶景&お手軽のいい散歩コースなのかも。すごく長い登山だった気がしたが、約5.5キロ、約3時間半。車に着いてやっとひと安心。朝食が軽めだったので、かなり腹ペコ。昨日と同じジョイフルへ。ジョイフル4連続!!
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