オールナイト登山(石尾根,雲取山,野陣尾根)
- GPS
- 13:57
- 距離
- 33.8km
- 登り
- 3,117m
- 下り
- 2,856m
コースタイム
- 山行
- 12:27
- 休憩
- 1:28
- 合計
- 13:55
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:鍾乳洞バス停→JR奥多摩駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
野陣尾根(富田新道)は,下山口近くが一部がれ気味,崩落気味であり,通行注意。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
雨具
靴
ザック
昼ご飯
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
タオル
カメラ
防寒着
熊鈴
笛
|
---|
感想
今回は,これまで約10回行っている,夜通しでの,JR奥多摩駅から石尾根を経由して雲取山までの山行をした。下山路は,初めて歩くこととなる,野陣尾根(富田新道)を選択した。
1 石尾根から雲取山まで【登り】
上述のとおり,何回も歩いているルート(そのほとんどが全ルート夜間)であるので,特に難なく進んだ。ただ,今回は,七ツ石山手前で日の出を迎えたことから,それ以降の道のりは,とても久しぶりに明るい石尾根を見ることができ,遠景の富士山,アルプスの山々等を眺めながら,新鮮味を帯びた山行となった。
一方,この時期としては,概して気温が低く,深夜の鷹ノ巣山避難小屋前の温度計ではマイナス2度,日の出後の雲取山避難小屋前の温度計ではマイナス1度となっており,風が吹いていたことと相まって,とても寒かった。下山路においても含め,霜柱が溶けなかった。
2 野陣尾根(富田新道)から鍾乳洞バス停まで【下り】
野陣尾根(富田新道)は,「新道」とあるが,実際の道は,典型的な古道であった。すなわち,後述するとおり,あまり積極的に整備されていない道が多く,踏み跡もやや不明瞭であった。
サワラノ平までは,踏み跡は極めて明瞭であり,穏やかな斜面を下っていく。しかしその後は,踏み跡が不明瞭となり,落ち葉とがれ道により滑りやすく,かつ,急坂となる。特に,サワラノ平直後においては,地形図上明瞭となっている尾根に誘導され,登山道を脱しないよう地図をよく確認する必要がある。もっとも,幸いにして,適切なマーキングテープが多数あり,これを頼りにすれば,道迷いの心配はない。
下山口近くは,滑落の心配のあるトラバース道が長く続き,注意力を要する。雨天時など道が滑りやすい時は,この道は歩かない方が良い。
野陣尾根は,個人的には,一般道というよりも,ある程度山行経験のある方向きの道であると思う。また,雲取山山頂近くまで登り一辺倒なので,登り道として歩くのは,かなり体力を要する。
鍾乳洞バス停までの約10キロの長い林道歩きは,大変疲れたが,途中,カモシカが至近距離に現れ,撮影させてもらえたので良かった。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する