金剛山・大和葛城山へ 三百名山1日2座 水越峠より
- GPS
- 05:30
- 距離
- 14.7km
- 登り
- 1,087m
- 下り
- 1,084m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車場はなく広めの場所で路肩駐車 |
コース状況/ 危険箇所等 |
ダイヤモンドトレールと呼ばれ整備されている |
その他周辺情報 | 橿原市に宿泊 |
写真
感想
2016(平成28年)4月14日(木)
金剛山・大和葛城山へ
「水越は ダイヤの道で 金剛山」
「葛城山 登る階段 休みなく」
朝起きると雨は上がり
橿原の宿からも遠くの山並みが見え始めた。
水越峠へと車を走らせた。
峠を使えば1日で金剛山と大和葛城山が登れると計画した。
ダイヤモンドトレールを使う。
峠からはまず時間のかかる金剛山、
そして短時間で登れそうな大和葛城山へと考えた。
<金剛山へ>
大きなゲートをくぐり
林道をひたすら歩く。
登山道に入る手前に「金剛の水」でのどを潤した。
川にかかる橋を渡ると暗い休憩所があり
その横からどんどんと高度を上げていった。
回りは杉とケヤキの生い茂る林間コース。
時おり風が吹き気持ちよい山行となった。
なだらかで広い整備された山道でそれは快適だった。
直射日光もなく夏の登山には最適な山道だと思った。
あと山頂まで1km地点では
大和葛城山の広々した山頂も目の前に広がった。
まだ先は長いななどと思いながら歩いていると
鳥居の前に飛び出た。
広いコンクリートの参道を登り
表参道と書かれた標識に従って登っていくと
立派な葛木神社が目の前に現れた。
急な石段を登ると社殿が建つ。
社殿の後ろが最高地点になるが立ち入ることはできなかった。
休憩は裏参道の入り口付近ブナ林の広場で取った。
明るく、大和葛城山が目の前に
次は待っているよと言わんばかりにすそ野を広げていた。
下山も同じ道を快適に下ることができた。
葛木神社にお参りをして、
山頂を踏んだだけの山ではあったが天皇家との所縁もあり
厳かな雰囲気を十分に味うことができた。
<大和葛城山へ>
ちょうど12時に水越峠へ着くことができた。
即コンクリートの道を渡り大和葛城山への登山道に入った。
最初は石畳が多くその横をコンクリートの側溝に沿って
気持ちよさそうに水が走るのを見ながらの山道だった。
遠目にはなだらかな裾野をもつ大和葛城山。
どんどんペースも上げて
楽に登れるのではないかと思っていたのが正直だった。
ところが甘くはなかった。
途中から木道の階段が出てきたかと思うと
この木の階段が続く続く!
嫌になるほど急登を木の階段で登るのだった。
さすがに2座目でもあり
どんどん登るというよりは
喘ぎながらの登り道となってしまった。
そして登ったかと思うと下るではないか。
私有地ということでギフチョウなどの保護のため
不規則なコースをとっているようだ。
長い木の階段を登りきると急に開けた場所に出た。
ツツジの小さな蕾を付けた木々が密集している。
これは5月に入ると真っ赤に山肌が染まるのが想像できた。
今はコブシの白い花が満開で
先ほど登ってきた金剛山を背景に美しかった。
白の世界から赤の世界に変わる大和葛城山か。
山頂は金剛山と比べると広く明るい。
360度の眺望が楽しめる。
優しい山並みを眺めていると
ゆったりと時間が過ぎていくのを感じた。
急な登りを考えると下山が少し心配だった。
階段を下る時の足への負担はどうか。
歩き始めると意外と軽快に下ることができ
さほど時間をかけることもなく下山することができた。
水越峠に下山。
下山口には大和葛城山方面から流れ落ちる水があり
その水で今日の山行の汗を流した。
これで今回の
「紀伊半島北部6山」完登!
それも4日間で登ることができた。
桜を楽しみ、歴史を学び、
杉・ヒノキの多い山道を気持ちよく登り下ることができた。
P.S.
日程に余裕もでき、天候もよさそうということで
もう2座と考えた。
そこで御在所岳、藤沢岳を目指すことにした。
早速、御在所岳の麓
湯の元温泉へと向かった。
ふるちゃん
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