記録ID: 849640
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無雪期ピークハント/縦走
奥秩父
【両神山】両神山荘[S]→奈良尾峠→天理岳→両神山→清滝小屋→両神山荘[G]
2016年04月20日(水) [日帰り]
![情報量の目安: S](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 07:38
- 距離
- 11.7km
- 登り
- 1,875m
- 下り
- 1,802m
コースタイム
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
両神山の主尾根に出るまではずーっとバリエーションルートです。 危険個所を挙げればキリがありませんが、登り行程の6〜7割は痩せ尾根を歩き続けるかつ、道迷いが発生しやすい状況が続きますので、少しでも怪しいと思ったら止まり、引き返すまたは地図を確認してください。無理に突き進むと"本当に戻れなくなる"可能性があります。 |
その他周辺情報 | 秩父地場産センターにて「のんべぇ」、「トンみそ」、「しゃくし菜漬」を購入し、自宅晩酌としけこみました。 |
写真
【アプローチシューズ】
八丁峠でひたすら鎖場攻める想定でしたので、新しく買ったスポルティバのボルダーXで挑む羽目に...結果としてはほぼ正解でした。(ミッドカットモデルなら最適解かもしれません。高いですが。)
八丁峠でひたすら鎖場攻める想定でしたので、新しく買ったスポルティバのボルダーXで挑む羽目に...結果としてはほぼ正解でした。(ミッドカットモデルなら最適解かもしれません。高いですが。)
【しんどいハイライト1】
恐らくまき道から画像上の尾根に復帰するための斜面です。
※尾根沿いに行こうとすると、この画像の手前の尾根が崖になってた記憶があります。
画像ではそんなでもないですが、足元はざらざら+意外に急斜面+木の根っこをつかむと3本に1本は腐ってるわでかなりしんどかった記憶があります。
恐らくまき道から画像上の尾根に復帰するための斜面です。
※尾根沿いに行こうとすると、この画像の手前の尾根が崖になってた記憶があります。
画像ではそんなでもないですが、足元はざらざら+意外に急斜面+木の根っこをつかむと3本に1本は腐ってるわでかなりしんどかった記憶があります。
【意外に遠い天理岳】
地図を見たときは案外近いかなと思ったのですが、ペースが上がらないのと、結構な斜度を登らされるせいで遠いです。
そして画像のようにあってるのか怪しい感じの道を進むせいで、足取りが重くなるのもあるかもしれません。
地図を見たときは案外近いかなと思ったのですが、ペースが上がらないのと、結構な斜度を登らされるせいで遠いです。
そして画像のようにあってるのか怪しい感じの道を進むせいで、足取りが重くなるのもあるかもしれません。
【2つ目の祠】
天理岳頂上から北側に歩を進めると、本来見る必要のない祠が出現します。
これの後ろ側には実は道(ピンクテープ)があるのですが、間違ったルートになります。
そして私は騙されました。
天理岳頂上から北側に歩を進めると、本来見る必要のない祠が出現します。
これの後ろ側には実は道(ピンクテープ)があるのですが、間違ったルートになります。
そして私は騙されました。
【間違ったルート】
間違ったルートを20分ほど進んだところで、両神山が見えてないことに気が付き、立ち止まりました。
そして地図とGPSを確認すると明らかにコースを外れていることに気が付き、大慌てで来た道を戻りました。
そして結局天理岳まで戻らず、藪漕ぎ覚悟で天理岳下あたりをトラバースして正規の尾根に取り付きました。(地図/標高グラフ参考)
正解ルートは【1つ目の祠】に書いておきました。
間違ったルートを20分ほど進んだところで、両神山が見えてないことに気が付き、立ち止まりました。
そして地図とGPSを確認すると明らかにコースを外れていることに気が付き、大慌てで来た道を戻りました。
そして結局天理岳まで戻らず、藪漕ぎ覚悟で天理岳下あたりをトラバースして正規の尾根に取り付きました。(地図/標高グラフ参考)
正解ルートは【1つ目の祠】に書いておきました。
【しんどいハイライト2】
天理岳から両神山主稜線に至る途中、画像のようなせり出した岩(崖)を下る必要があります。
中途半端にせり出してる箇所のおかげで足置きが見えず、結構難儀しました。
天理岳から両神山主稜線に至る途中、画像のようなせり出した岩(崖)を下る必要があります。
中途半端にせり出してる箇所のおかげで足置きが見えず、結構難儀しました。
【天武将尾根終点】
天理岳の天武将尾根終点、つまり両神山主稜線との合流点には画像のような看板があります。
この看板が見えた=天理岳コースは終了となります。すさまじく安堵しました。
天理岳の天武将尾根終点、つまり両神山主稜線との合流点には画像のような看板があります。
この看板が見えた=天理岳コースは終了となります。すさまじく安堵しました。
【山頂の展望】
山頂の展望はなかなかにグッドですが、狭いのでとっとと降りたほうが迷惑にならずにすみます。
それよりも遠くから予報通り、雲が接近してきているのが見えましたので、休憩もそこそこに下山することにしました。
山頂の展望はなかなかにグッドですが、狭いのでとっとと降りたほうが迷惑にならずにすみます。
それよりも遠くから予報通り、雲が接近してきているのが見えましたので、休憩もそこそこに下山することにしました。
【弘法の井戸】
実はここに到着する時点で水が残り100ml程度しかなく、かなり不安な状態になってました。
今日は普通に出でて補給が出来、助かりました。
ここを少し過ぎたところで食べてなかった昼食をとりました。
実はここに到着する時点で水が残り100ml程度しかなく、かなり不安な状態になってました。
今日は普通に出でて補給が出来、助かりました。
ここを少し過ぎたところで食べてなかった昼食をとりました。
【ゴール】
営業中でしたので、バッチとお茶を購入しました。
購入後、冷たいお茶を飲んで心を落ち着かせ、駐車場まで戻りました。
帰りに秩父地場産センターでお土産(自分用)を購入して、無事帰宅したのは18時ごろでした。
営業中でしたので、バッチとお茶を購入しました。
購入後、冷たいお茶を飲んで心を落ち着かせ、駐車場まで戻りました。
帰りに秩父地場産センターでお土産(自分用)を購入して、無事帰宅したのは18時ごろでした。
撮影機器:
装備
個人装備 |
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
雨具
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
サングラス
カメラ
ヘルメット
|
---|---|
備考 | 飲料は1.5リットルでしたが、2リットルはあってもよかったかもしれません...弘法の井戸に助けられました。 |
感想
当初予定では八丁峠からの取り付きを予定していましたが、林道起点が閉鎖(冬季閉鎖+電信柱が崩壊とか)で取り付けず。
じゃあ坂本から行くかとも思いましたが、こちらも駐車場に問題があって取り付けず。
最後に残った清滝小屋コースか天理岳コースか、相当悩みましたが悩んだ挙句に選んだのが天理岳コースでした。
ご存知の通り、天理岳コースはバリエーションルートであり、自治体も整備をしていないコースとなります。
道中の特徴は登りコースの"6〜7割は痩せ尾根"+"スパっと切れた崖がいきなり目の前にきたりする"+"植生による視界不良によるピンクテープロスト"がイヤというほど続きます。
実際筆者も天理岳到着後、例の"2つめの祠"の奥を何も考えずに20分ほど突き進んでしまい、危うく戻れなくなるところでした。(紛らわしいピンクテープのせいもあります)
技術的難易度、という観点から見れば、妙義山表縦走で鷹戻しまで行かない白雲山コースを縦走できるレベルであれば問題はないと思われます。
ただし、地形読みと読図が出来なければまずやめた方がよいです。
何度も言いますが、本ルートはバリエーションルートとなるため、少しでも怪しいと思ったら即立ち止まり、地図の確認を行い、間違っていたら戻らなければなりません。焦って突き進むと崖にしがみつくことになり、体力切れと同時に大変なことになるのは間違いありません。
道中の景色の美しさはなかなかのものであり、高い難易度に見合う達成感はひとしおでした。
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