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Yamareco

記録ID: 852122
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

唐松岳 白馬・五竜の絶景を見ながらの残雪歩き

2016年04月23日(土) [日帰り]
 - 拍手
YAMA555 hiropu その他4人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:14
距離
10.1km
登り
959m
下り
948m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:02
休憩
1:09
合計
7:11
8:52
22
9:14
9:23
14
9:37
20
9:57
102
11:39
11:55
50
12:45
12:47
18
13:05
13:19
15
13:34
13:55
42
14:37
14:42
60
15:42
8
15:50
11
16:01
16:03
0
16:03
ゴール地点
ルートはEtrex20xのGPSデータです。
今回は休憩は30分に1本取り、かなりゆっくりペースで歩いています。
天候 晴れ 昼間は気温18℃くらいありました
過去天気図(気象庁) 2016年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
地元から高速で長野ICへ。そこから下道。合計3時間半で到着。
八方第5駐車場で仮眠(無料です)トイレあります。
早朝スキー場駐車場に移動(600円)。
八方アルペンライン往復乗車券(ゴンドラ・リフト・リフト)2,900円

チケット販売は7:45から。
ゴンドラ登りは8:00運転スタート。ゴンドラ前にスキーおいて順番取りしています。うちらは早く着いたのでザックおいて比較的前のほうで乗れました。
今回は降りは最上部のリフトが4:10運行終了でギリギリ間に合いました。
コース状況/
危険箇所等
●参考資料:山と高原地図「白馬岳」

●八方池山荘〜下ノ樺
この時期8:00運行開始のリフト3本乗り継ぐと9:00近くなります。下山リフトの最終運行は要チェック。
登山開始場所にはトイレ有り。
八方池まではほとんど雪がないです。途中にある公衆トイレは現在利用不可。

●下ノ樺〜丸山〜唐松岳頂上荘
下ノ樺付近でようやく雪道が続くようになります。緩やかと急が交互にありますが、急といってもシリセードが出来るくらいです。ちょっと注意が必要なのは頂上山荘に出る最後の登り箇所。
GWは頂上山荘が営業開始するので結構人はいるのではないでしょうか。

●唐松岳頂上山荘〜唐松岳
登山道にはほとんど雪ありません。アイゼンはずして歩いて行けばよかったのですが、ついついつけたまま登ってしまいました。山頂直下だけ雪あった感じです。
山頂は360度の大展望。白馬、五竜の姿は一見の価値あり。
稜線に出ると風は強かったです(気温が高かったのと陽光があったので寒くは感じませんでした)。
その他周辺情報 ●温泉
駐車場から車で5分くらい。みみずくの湯にて汗を流しました。600円也。
カギ付きロッカーあり。
露天風呂からは白馬の峰々を楽しめます。
http://hakuba-happo-onsen.jp/mimizukunoyu/
5:45起床というか目が覚めた。
雲がかかっていたが晴れそうな空模様。
早速スキー場前の駐車場へ向かいます。
5:45起床というか目が覚めた。
雲がかかっていたが晴れそうな空模様。
早速スキー場前の駐車場へ向かいます。
スキー場の駐車場は1日600円。
今回は6人なので1人100円と考え近さを取りました。ほとんどスキーヤーのようです。
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スキー場の駐車場は1日600円。
今回は6人なので1人100円と考え近さを取りました。ほとんどスキーヤーのようです。
結構早くついたのですが、既にゴンドラ列取りが始まってました。
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結構早くついたのですが、既にゴンドラ列取りが始まってました。
7:45チケット販売開始。往復券2,900が売られています。
購入した頃には晴れてきました!
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7:45チケット販売開始。往復券2,900が売られています。
購入した頃には晴れてきました!
白馬の峰が白い。
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白馬の峰が白い。
8:00過ぎゴンドラ乗車。スキーヤーが結構並んでます。
早めに駐車場にきてよかった〜。
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8:00過ぎゴンドラ乗車。スキーヤーが結構並んでます。
早めに駐車場にきてよかった〜。
1本目は4人乗りゴンドラ。高度をドンドン上げていく。
1本目は4人乗りゴンドラ。高度をドンドン上げていく。
ゴンドラを下りたらリフトに乗り継ぎ。
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ゴンドラを下りたらリフトに乗り継ぎ。
3人乗りです。
リフトからは白馬三山がきれいに見えます。八方の稜線歩きが楽しみ。
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リフトからは白馬三山がきれいに見えます。八方の稜線歩きが楽しみ。
左側を見ると手前五竜に奥の鹿島槍が素晴らしい景色。
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左側を見ると手前五竜に奥の鹿島槍が素晴らしい景色。
リフト終点が見えてきました。今年は雪が少なくってスキー場も大変ですね。
リフト終点が見えてきました。今年は雪が少なくってスキー場も大変ですね。
八方池山荘に到着。
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八方池山荘に到着。
八方池山荘があるスタート地点。既に素晴らしい景色に酔いしれてきます。
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八方池山荘があるスタート地点。既に素晴らしい景色に酔いしれてきます。
三山が雄大すぎる。
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三山が雄大すぎる。
登り始めは木道が完璧に見えています。
雪少ないんですね。
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登り始めは木道が完璧に見えています。
雪少ないんですね。
向かって左手にはいつか残雪期に歩きたい五竜へ続く遠見尾根。
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向かって左手にはいつか残雪期に歩きたい五竜へ続く遠見尾根。
ガスの向こうのごっつい五竜が迫力ある。
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ガスの向こうのごっつい五竜が迫力ある。
八方山のケルンに到着。ここも雪無し。
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八方山のケルンに到着。ここも雪無し。
振り返ると左手奥には頚城山塊が見えます。
振り返ると左手奥には頚城山塊が見えます。
公衆トイレがある地点までは雪がほぼなし。GWにはこの辺は全くなくなっているんじゃないでしょうか。
公衆トイレがある地点までは雪がほぼなし。GWにはこの辺は全くなくなっているんじゃないでしょうか。
かえらずを見ながら。
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かえらずを見ながら。
絶景を行く素晴らしいルートですね。
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絶景を行く素晴らしいルートですね。
ケルンが見えてきました。
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ケルンが見えてきました。
八方池が左手なのですが雪に埋まってます。
登山道は雪無し。
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八方池が左手なのですが雪に埋まってます。
登山道は雪無し。
下ノ樺付近から雪稜になってきました。まだアイゼンはつけず。
下ノ樺付近から雪稜になってきました。まだアイゼンはつけず。
パノラマ景色のもとゆるりと歩きます。
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パノラマ景色のもとゆるりと歩きます。
この景色の前に何度も足を止め撮影してしまう。
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この景色の前に何度も足を止め撮影してしまう。
下ノ樺からピークを1つ登ります。
下ノ樺からピークを1つ登ります。
五竜の絶景。布団菱はわからず。
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五竜の絶景。布団菱はわからず。
ピークを過ぎたところでアイゼンを装着。
ピークを過ぎたところでアイゼンを装着。
アップが継続的に続きます。
アップが継続的に続きます。
白馬に続く稜線がカッコイイ。
今年の夏はかえらずを繋げたいですね。
白馬に続く稜線がカッコイイ。
今年の夏はかえらずを繋げたいですね。
丸山に到着。ケルンの周りは雪ないよ。
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丸山に到着。ケルンの周りは雪ないよ。
丸山で暫し絶景に浸ります。
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丸山で暫し絶景に浸ります。
さースタート。高度も上がってきて奥に唐松も見えてきました。
さースタート。高度も上がってきて奥に唐松も見えてきました。
先行を行くhiropuさん。
先行を行くhiropuさん。
素晴らしい雪稜歩きですね〜。
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素晴らしい雪稜歩きですね〜。
もう一息で頂上山荘です。右手の唐松はまだ遠い。
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もう一息で頂上山荘です。右手の唐松はまだ遠い。
小屋への最後の登りが若干いやらしいですが、ふみ跡しっかり。
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小屋への最後の登りが若干いやらしいですが、ふみ跡しっかり。
稜線に到着!
正面には唐松岳。おやおや随分と雪少ないですね。
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稜線に到着!
正面には唐松岳。おやおや随分と雪少ないですね。
アイゼンそのままでしたが、登山道はほぼ雪無し。
はずして歩いたほうが良かったかも、でも面倒でそのまま行きました。
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アイゼンそのままでしたが、登山道はほぼ雪無し。
はずして歩いたほうが良かったかも、でも面倒でそのまま行きました。
最後は青空へと続く雪稜を頂上に向けて。
最後は青空へと続く雪稜を頂上に向けて。
山頂に到着!イヤー最高の景色。充実感もある山ですね。
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山頂に到着!イヤー最高の景色。充実感もある山ですね。
hiropuさんも続きます。
hiropuさんも続きます。
結構風はありましたが気温も高い為気持ちよい程度。
笑顔で山頂で記念撮影。
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結構風はありましたが気温も高い為気持ちよい程度。
笑顔で山頂で記念撮影。
残念ながら剱岳の頭はガスの中。
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残念ながら剱岳の頭はガスの中。
五竜がドッシリしていてカッコイイですね。
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五竜がドッシリしていてカッコイイですね。
白馬へと続く稜線。美しすぎる・・・。
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白馬へと続く稜線。美しすぎる・・・。
仲間2人は体力的に厳しかったので小屋前で待っていてもらいました。風が強い中、待たせてスミマセン。
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仲間2人は体力的に厳しかったので小屋前で待っていてもらいました。風が強い中、待たせてスミマセン。
小屋を後にして戻ります。
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小屋を後にして戻ります。
残念がながら終始ガスの中の剱岳。
残念がながら終始ガスの中の剱岳。
直下のいやらしいところを慎重に抜けたらあとは早い下り。
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直下のいやらしいところを慎重に抜けたらあとは早い下り。
雲が出てきて青空はなくなりましたが、高曇りで景色があってよかったです。
雲が出てきて青空はなくなりましたが、高曇りで景色があってよかったです。
下山は16:30が最終と勘違いしていました。最上部のリフトは16:10最終です。危うく乗れないところでした。
下山は16:30が最終と勘違いしていました。最上部のリフトは16:10最終です。危うく乗れないところでした。
下山後はスキー場から車で5分くらい。
みみずくの湯にて汗を流しました。600円なり。
下山後はスキー場から車で5分くらい。
みみずくの湯にて汗を流しました。600円なり。
みみずくの湯の駐車場から山を見上げます。
露天に入りながらこの景色が見えるんですよ。いい風呂です。
みみずくの湯の駐車場から山を見上げます。
露天に入りながらこの景色が見えるんですよ。いい風呂です。
みみずくの湯の駐車場は桜が満開でした。
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みみずくの湯の駐車場は桜が満開でした。

感想

春になり花を見に行く山が多くなってきましたが、今回は残雪の高山に行ってきました。残雪があり日帰りでピークが踏めるとなると、この時期は結構場所が限られます。そんな中で選んだのはゴンドラとリフトを乗り継ぐことで高度を一気に稼ぎ、日帰りが可能な北アの唐松岳にしました。

唐松は、無雪期に八方から五竜、鹿島槍、扇沢と縦走した時に歩いたことがあるが、登り始め雨に打たれ全く展望が無い中だったため花の記憶しかない。ところが今回はリフトに乗ったときから素晴らしい展望。右に白馬、左に五竜・鹿島槍のどっしりした白銀の山稜が見える圧巻の登山ルートだった。
かなり人が入っているのかと思ったらGW前のためか日帰りは10組くらい、テント泊・縦走組も10組もいなかったか。思いのほか静かな登山となった。まだ頂上山荘が営業していないこともあるのだろうか。

それにしても今年は雪が少ない。八方池まではほぼ無雪期のような登山道。そして頂上山荘から唐松山頂までもほぼ雪がない。アイゼンを履くか迷ったが、今回は6人で行ったので安全のため下ノ樺付近からアイゼンを付けた。
この辺から山頂までも所々雪は切れている箇所があるが、雪稜歩きを楽しむには十分なルート。

展望があまりに素晴らしすぎるのと体調が芳しくないメンバーがいたことで、かなりゆっくりなペース(テント泊重装備の人よりゆっくり)で歩いたが、その分素晴らしい景色を十分に堪能できた。残念ながら2人は頂上小屋までで、全員ではピークを踏めなかったが、満足行くルートだった。

反省面として、下山最終のリフトは16:30だと思い込み、それを目指して下っていったら、なんと上部リフトは16:10最終。ギリギリ滑り込みセーフで到着できたから良かったものの、ダメだったら大変なことになってました。下山のリフトを使わなければならない時は、注意と確認を忘れないようにしようと思います。

今年は夏、切れ落ち具合が素晴らしい「カエラズ」を白馬から歩きたいという思いがなお強くなりました。また八方尾根は何度も歩きたくなるルートの1つになりました。

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コメント

サイコウ
YAMA555他、草加山の会の皆様大変お世話になりました。皆様のご指導により無事山頂に立つことが出来感無量です。好天にも恵まれ、楽しい山旅が皆様と共有できたことを心より感謝いたします。またの機会に期待し、体力が落ちぬよう精進していきます。会の皆様に宜しくお伝えください。
有り難う御座いました。 puresa555
2016/4/24 21:37
Re: サイコウ
昨日は本当にお疲れ様でした。
私も好天の北アルプス充分堪能できて本当に良かったです。
縁があって一緒に歩けたので、こういう繋がりを大切にしていきたいですね。
これからも楽しい山登り一緒に行きましょう。
2016/4/24 23:13
いや、まさに絶景
こんばんは。
この日私は大宮駅から3時間半でしたが、同じ時間でも行き先が大きく変わりますね。
それにしても絶景を眺めながらの残雪山歩き、羨ましいです。
唐松岳はまだ登ったことがないので、まずは無雪期にトライしたい山です。
「カエラズ」は八丁尾根の鎖場とは比較にならない位危険なんでしょうねぇ( ゚Д゚)
2016/4/24 22:09
Re: いや、まさに絶景
ya_saさんこんばんは。
コメありがとうございます。同じ3時間半でもいろいろですね。草加からだと北は安達太良、西は木曽駒麓あたりまで行ける時間ですね〜。秩父の奥のほうはやっぱり遠い。
八方尾根は夏は花がとても見事です。是非、歩いてみてください!
カエラズチャレンジは帰れずにならないよう気をつけて行きたいですね〜。
2016/4/24 23:17
忘れられない山行
YAMA 555.puresaさんお疲れ様でした、そして心からありがとうございました‼初の北アルプスデビューに相応しい最高の天気、気温、文句無しの絶景‼日本にこんな場所があったなんて❗未だに余韻に浸ってます。
ますます山が大好きだ〜✌
今度はどこ行きましょう‼未踏の山、見たことない絶景に会いたい‼

yasaさんこんにちは。
唐松岳から帰りたくない‼と心から思いました‼是非行かれて下さい。
またどこかご一緒しましょう‼
2016/4/25 17:35
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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