藤巻山&661m峰

2016年04月30日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 15.4km
• 登り: 699m
• 下り: 696m

コースタイム

野鳥観察舎10:20ー最終地点（反射板）12:45ー（休憩）ー13:30御仏供杉13:45ー（自転車移動）ー14:35野鳥観察舎

天候

晴れ後曇

アクセス

利用交通機関：

自家用車 自転車

ノミレイク野鳥観察舎から出発（駐車場・トイレあり）

コース状況／危険箇所等

送電線巡視路を行きます。分岐が多いので地理院地図必携です。

写真

4/30 14:32

野鳥観察舎から。これから行くのは、正面の鉄塔のある山です。
中腹を「藤巻」というそうです。

4/30 10:23

林道へ。

4/30 10:27

手取幹線の標識（��35）で巡視路に取り付きます。

4/30 11:00

新緑がまぶしい快適な尾根道です。

4/30 11:06

口三方と烏帽子が見えます。この辺りを「藤巻」というそうです。（『河内村史』）

4/30 11:23

緑越しに大高山の尾根です。

4/30 11:32

��31からは、烏帽子の奥にちらっと奥三方が見えます。

4/30 11:48

��30からは、笠山と白山です。

4/30 11:54

今日一番の展望地です。手取第三ダムと鶴来の街、手取扇状地。専光寺の坊さんたちは、追手が来ないか、ここから下界を見張っていたのでしょうか？

4/30 12:35

道は反射板までありました。それから先はマーキングがありましたが、道跡はヤブに埋もれていました。

4/30 12:46

下りにかかると、鷲走ヶ岳や山目平が見えました。

4/30 12:59

林道に出ました。

4/30 13:04

大木の根元から湧き出る「御仏供様水」。（マムシさんに遭遇しました。）

4/30 13:28

御仏供杉に出ました。

4/30 13:51

大巻どんと橋を渡って帰ります。（国道は狭くて車が怖いです。）

4/30 12:36

オマケです。

撮影機器：

LUMIX DMC-SZ8 パナソニック

感想

hokuri

○午前中の用事が終わったので、近くの山に行くことにしました。
○白山ジオトレイルで使ったという送電線巡視路を行ってみました。
○藩政初期、教如支持派（後の真宗大谷派）の専光寺一族が、加賀藩の追及を逃れるため、鶴来の街を一望でき追手の動向を見張ることができるこの地に隠れていたという言い伝えがあるそうです。（『河内村史』）
○葉っぱが茂って展望はいまイチのコースでしたが、一か所、尾根上からは、伝承どおりの素晴らしい展望が得られる場所がありました。

コメント

kumanote

追伸 山名を考える
私のお気に入りの道です。今年は5回、歩きました。661ｍ峰は吉野谷村史で太白山と思っていました。藤巻山は初めて知りました。反射盤の山は金間山、千石原山と思います。私は35番からも登りましたが、導水管左から登ります。hokuriさんの説明は本当に有り難いです。これからもよろしくお願いします。
追伸
藤巻山とは送電線中腹の山を指すのでしょうか？吹上集落の上の傾斜の緩いナバタ付近は、河内在住の山友からは千石原だと聞いています。山と云う概念は地元の人達は山頂を指すのではなくて、生活の糧を得る土地全体を意味するみたいです。登山者の云う山は概ね山の頂上を指しますね。661ｍ峰は太白山又は泰白山とも言います。
追伸（18年12月加筆）
18年9月に登った時山頂木札が仙雲峰と書き直されていた。太白山は金間山のことだというが私には分からない。吉野十景をググったら、グーグルの地図で太白山は６６１ｍを指していて仙雲峰は（雲龍山の南の下、吉野観光の釣り堀の北の上の）四阿を指していた。山の名前は歴史があるので極力正確でありたいし名無しでは困る。私は今後、661ｍ峰と呼ぼうと思う。これなら仮称だと分かるでしょう。