富士山 富士宮ルートから剣ヶ峰


- GPS
- 08:21
- 距離
- 9.5km
- 登り
- 1,426m
- 下り
- 1,420m
コースタイム
- 山行
- 5:07
- 休憩
- 3:12
- 合計
- 8:19
天候 | 晴れ!陽射し強く暖か 9合目からは時々強風、アウターを着用 山頂部は強風、気温−8度 |
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過去天気図(気象庁) | 2016年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
5合目の売店は営業中、トイレ利用可 富士山スカイラインは先週交通規制が解除されたが、18時30分〜7時30分は通行止め |
コース状況/ 危険箇所等 |
7合目までは殆ど雪なし、7〜8合目は半分くらい残雪 8合目までは夏道ルートを進む 8合目から富士宮口の山頂までは雪面の直登、9合5勺から上は雪面が固くなるがアイゼンが刺さらないほどではないので、特に危険という状況ではなかった 富士宮口の山頂から剣ヶ峰までの馬の背の急登も、今回は風は強いかったが、煽られるほどではなかった コースの難易度は高くないが、注意すべきは天気と9合5勺から上の雪面のコンディション 今回はコンディションが良く、特に危険と思うような箇所はなかったが、天気によっては、強風と山頂直下の凍結箇所、この時期の富士山のコンディションは8割以上天気によるものだと思う 実際、一昨年のGWは、山頂直下は凍結しアイゼンの歯が刺さらない箇所があり、山頂部の強風とホワイトアウトで剣ヶ峰は断念 5月中旬に登った時は、凍結箇所はなくなり登りやすくなったが、何度か人の頭大の落石が雪面を転がり落ちてきた これからは落石にも注意が必要だろう |
予約できる山小屋 |
八合目池田館
|
写真
装備
個人装備 |
ザック 1 30L
ストック 1
ピッケル 1
アイゼン 1
水筒 2 0.5L(保温)+1L
ヘッドランプ 1
ストーブ 1
カートリッジ 1
ライター 1
コッヘル 1
カトラリー 1
ナイフ 1
食糧 2 昼食+予備1食分
携行食
アンダーウェア 1
Tシャツ 2 予備あり
フリース 1
ミドルウェア 1
パンツ 1
ソックス 2 予備あり
スパッツ 1
グローブ 2 予備あり
オーバーグローブ 1
靴 1
タオル 1
地図 1 山と高原地図
コンパス 1
GPS 1
予備電池 単3・単4 各2
ツェルト 1
エマージェンシーシート 1
ファーストエイドキット 1
携帯電話 1
健康保険証/運転免許証
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感想
GW前半は残雪期の富士山
最初は強風が予想されたので奥秩父の縦走を予定していたが、前日の予報で風が弱まりそうだったので変更
前日の夜、自宅を出発し水ヶ塚駐車場で仮眠
早朝の富士山は、周りに雲が出ているが富士山の上は青空で期待できそうな天気
7時30分のスカイラインの開通を待ち、開通後、富士宮口5合目駐車場へ
5合目からは眼下には雲海、山頂は快晴! 風もなく絶好の山行日和
8時30分、5合目をスタートし、7合目までは殆ど雪の残っていない夏道を進む
一昨年登った時と比べると驚くほど雪が少ない
元祖7合目から8合目の間から残雪が増え始め、雪道歩きは8合目から
8合目で装備変更、アイゼンを装着し、急斜面の直登が始まる
9合目を越えると、睡眠不足のせいか、軽い頭痛、少し歩くと息が切れる
このところ標高の高い山に登っていなかったこともあり、高山病の症状か?
それでも、9合5勺を越え、雪質はだいぶ固くなってくるが、アイゼンが適度に刺さるので歩きやすい
時々、強風が吹くが煽られるほどではなく、この時期の富士山としては穏やかなほうだろうか
山頂直下も凍結はなく、少々時間は多めにかかったが、13時15分、富士宮口山頂に到着
山頂部から剣ヶ峰に目を向けると登山者が多かった割に、剣ヶ峰の人影が少ない
風は強かったが、危ないというほどでもないので最高峰の剣ヶ峰を目指す
馬の背の急登も雪質は固いがアイゼンが効くので登りやすい
時々吹き付ける強風に注意しながら登り、
「日本最高峰富士山剣ヶ峰」に到着
山頂に限って言えば前回、5月中旬に登った時よりは雪は多い様子
風は強く、山頂を通り過ぎていく雲が速いスピードで流れていく
霞んではいるが、南アルプス、遠くに駿河湾の様子が見える
景色を楽しみながら日本最高所を独り占め
何とも贅沢な時間
時間的にも、コンディション的にもお鉢周りは無理そうなので、たっぷりと山頂の景色を楽しんだ後は剣ヶ峰を後にする
浅間神社奥宮で遅めの昼食をとったと下山
楽しみだった下山のシリセード
準備してきたヒップソリでは、雪質が固いため滑りすぎて使えず、結局9合目の途中までは普通に歩いて下山
8合目の途中から7合目まではヒップソリを使ってシリセード、何とも中途半端、残念...
残雪期なら1時間30分もかからず下山できたのだが、今回は2時間30分
下山時には雲が出始めたので、山頂に着いたのはいいタイミングだったのだと思う
ほぼ天気予報通りで、今回の富士山のチョイスは大正解
人混みの富士山を経験してしまうと、「遠くから見る山」で登って楽しい山
という認識はすでにない
ただこの時期だけは、山頂まで続く雪原の直登、氷でできた景観、山頂からの展望
間違いなく登って楽しい山だと思う
但し、忘れてはいけないのは、あくまでもオフシーズンの登山であり、自己責任を伴うものだということ
事故を起こさないは当然だが、普段以上に注意を払い、万が一の装備を携帯する、無理をしない
...安全第一で、GW前半は楽しい山行を満喫
そして翌日、頭痛と鼻水、かれた声に咳
前日に感じた頭痛は高山病の症状ではなく、風邪だった様子
久々にひいた風邪、しかも暖かくなったGWに引くなんて...
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