月山〜清川行人小屋
- GPS
- 05:25
- 距離
- 14.0km
- 登り
- 1,166m
- 下り
- 1,529m
コースタイム
- 山行
- 4:28
- 休憩
- 0:57
- 合計
- 5:25
9:42 1800m -> シートラーゲン(アイゼン)
10:06-10:35 月山 -> スキー滑降
11:04-11:32 清川行人小屋 -> シール登行
(山頂広場の端から鍛冶小屋跡までは板を持って歩く)
13:13-13:24 鍛冶小屋跡 -> スキー滑降
(滑り出してすぐ雪渓が途切れ、ちょっとだけ板を持って歩く)
13:54 姥沢駐車場下
天候 | 曇り時々雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2016年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
リフト1 回券 580円 |
その他周辺情報 | 櫛引温泉 ゆ〜Town 430円 |
写真
装備
個人装備 |
[スキー板/ビンディング/靴] MADSHUS:EPOCH/Burnt Mt. Designs :Lite Spike 3pin/Scarpa: T2 '13モデル
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感想
鳥海山へ向かう途中の寄り道その2、今日は月山です。
いつもは湯殿山を合わせるなどしてネイチャーセンターまで滑り降りるのですが、今日は車1台で、バスに乗るのも面倒なので、普通に姥沢に下ることにしました。
山頂からは大雪城を滑って清川行人小屋まで下ることにします。標高差600mほどの登り返しが必要になりますが、姥沢〜月山のコースと合わせればちょうどいいでしょう。
問題は天気。当初の予報はそれなりに良かったのですが、最新の予報では夕方にならないと晴れないとのこと。実際はそれより悪く、山は深いガスに包まれ、霧雨まで降っていました。
まずは月山山頂へ。
牛首手前辺りから完全にホワイトアウトとなり、GPSを頼りに登ります。
1800m辺りからアイスバーンとなったため、ここでアイゼンに換装。雪渓はまだ上まで延びているようですが、右手に登山道があったため、この先は登山道上を歩くことにしました。
雪は昨年よりはるかに多い感じです。昨年は非常に雪解けが早く、鍛冶小屋のだいぶ下のほうで完全に雪がなくなっていたのですが、今年は山頂までほぼ雪がつながっています。もっとも途中に露岩帯があったりするので、山頂から滑り通すことはできませんが。
山頂で軽くエネルギー補給後、東南の大雪城を滑降。なんの目標物もない広大な雪原なので、当然ホワイトアウト状態です。
GPSを頼りにゆっくりと滑る必要がありますが、雪面は非常にきれいで、雪質も滑りやすいため、意外と快適でした。これで視界があればどれだけ楽しめたことか。
清川行人小屋の近くまできてようやくガスの下に。地形が複雑になるところだったのでちょうど良かったです。
清川行人小屋の脇で休憩後、山頂直下の広場にむけて600mほど登り返し。ほどほどに緩やかな斜面なので、シールで効率良く登れます。
山頂直下の広場に出たら、鍛冶小屋跡まで歩いて下り、直下の雪渓から滑降開始。ちょうどここでガスの下に出たので、あとは思いっきり滑れます。
ここからはスキー場には戻らず、四ッ谷川源頭を滑ることにしました。
ここもまた素晴らしい斜面で、途中で登り返して何度も滑る人もいるようです。この日も数名の方々が思い思いにこの広大な斜面を楽しんでいました。
自分はそのまま四ッ谷川を滑降。適当なところで沢底を離れて右岸に出ます。あとは夏道沿いに尾根の東斜面をトラバース。この斜面も雪はしっかり付いており、木もほとんどないので、トラバースとはいえ快適に滑っていけました。
ほどなく尾根上へ。普通は夏道通りに尾根を巻いてリフト乗り場辺りに出るのでしょうが、今日はこの尾根を滑り続けて駐車場の真下に出ることにします。
最後に駐車場まで30mほど登る必要はありますが、この尾根もまた快適でした。とはいえやはり登り返しは余分。次回は普通にリフト乗り場に戻ることにします。
それにしても今シーズンはずっとヤブや沢割れ、雪切れに悩まされてきましたが、この時期にこれだけすっきりした広大な斜面を滑れるとは。さすがは月山です。
天気が悪かったにも関わらず、大満足の1日となりました。
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