記録ID: 859049
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥秩父
甲武信ヶ岳から将監小屋を経て丹波山村へ下る
2016年04月29日(金) ~
2016年05月01日(日)
埼玉県
山梨県
長野県
体力度
9
2~3泊以上が適当
- GPS
- 20:28
- 距離
- 38.3km
- 登り
- 3,265m
- 下り
- 3,748m
コースタイム
1日目
- 山行
- 5:22
- 休憩
- 0:23
- 合計
- 5:45
距離 8.2km
登り 1,557m
下り 310m
2日目
- 山行
- 8:30
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 9:30
距離 17.7km
登り 1,114m
下り 1,736m
15:24
宿泊地
3日目
- 山行
- 4:33
- 休憩
- 0:25
- 合計
- 4:58
距離 12.3km
登り 594m
下り 1,734m
■Day1 西沢渓谷から甲武信ヶ岳
5:30起床の予定が目が覚めたら6:30。またやっちまった…
8:30の塩山駅始発バスに乗る予定だったが、一本遅い9:05ならあずさに乗れば間に合う。これを逃したら午後までバスはないのでTHE END、ということでバタバタしながらの出発になった。
予定より30分遅れて10:05に西沢渓谷に到着。ちょうどこの日から山開きのようで登山口近くでお餅を頂いたり、レスキューシートを頂いたりした。
谷筋の道はあまり好きではないので徳ちゃん新道チョイスして黙々と登る。なんだろうこの既視感。そうだ甲斐駒ヶ岳の黒戸尾根と似ている。花崗岩質の岩質も似ている。あちらより少し緩やかであるが基本的には斜度キツめの上りが延々と5時間続く。標高は低めなので樹林帯続きであまり景色は望めない。
それにしても肌寒い。いつも行動中はアンダー一枚なのだが標高2000mを超えたところで2枚重ねにする。そして木賊山手前からは地面に残雪が出てきてさらに冷えるのでソフトシェルを重ねる。木賊山の登りに差し掛かると一度溶けて凍った雪道になりつるつる滑るのでアイゼンを着用。つるつるした雪道は木賊山から甲武信小屋の手前まで続く。
木賊山山頂を少し下ったところで展望が開け、樹木が白く凍っていた。この時期には珍しく、前日冷え込みで樹氷となったようだ。
甲武信小屋に荷物をデポして山頂往復。山頂は風が強くて寒いので5分で撤退。薄曇りで景色はやや残念。
■Day2 甲武信小屋から将監小屋
翌日はコースタイム10時間予定なので朝食後に即出発。北斜面のため雪に覆われた木賊山の巻道を通って破風山へ向かう。早朝でまだ雪が締まっているためアイゼンが小気味の良いサクサク音を立てて雪面に刺さる。
西破風山、東破風山、雁坂峠まではアップダウンを繰り返す見晴らしの良い稜線で右手に富士山を眺めながら気持ちよく歩ける。このコースは風が強いのが常なのか倒木が多く大きな木を迂回したり乗り越えたりとアスレチックのようで、それなりに下り上りもあるので楽ではないが・・・。
3時間ほどで雁坂峠に到着。日本三大峠の一つを謳うだけあって景色が良い。ここで昼食をと思ったがまだ早すぎるので似たようなな名前の雁峠までさらに2時間ちょい歩く。
雁峠で昼食を済ませ笠取山に向かう。笠取山は草原のなかにぽっこりと盛り上がった明るい雰囲気の山で笠取山荘泊の人たちがお昼ごはんを目指して身軽な格好で登っていくが、実際に登ってみると思いのほかキツイ。日当たりの良さが裏目に出て体力が削られる・・・。
笠取山からは黒槐山、唐松尾山の尾根を通って将監小屋へ。稜線を繋ぐので見晴らしを期待していたが、この尾根はさっぱり景色が見えずただただ苦行のように3時間の歩き。次ぎに来ることがあるならばまぁ、素直に巻き道を使うかな。
そんなこんなで甲武信小屋から9時間歩いて将監小屋に到着。快晴で気持ちよかったが随分と日焼けをしてヒリヒリする。
■Day3 将監小屋から前飛竜を経て丹波山村へ
本日も晴れ。本来であれば雲取山の山頂を踏んで鴨沢へ下る計画だったが、雲取山は1回行っているのと、鴨沢までの長い下り、そしてもえぎの湯の混雑を考えるとげんなりしてきたので、のんびり風呂に入れそうな丹波山に下山することにする。
禿岩までは稜線のやや下を巻く道で、思ったよりも長く疲れる。急斜面に刻まれた道を行くが狭く、右手側がわりと切れ落ちたところが多いので気を使う。早朝で人通りも少ない道を鼻歌交じりに2時間歩くと急に稜線に出て、そこが禿岩となる。
禿岩からの展望は200度くらい見渡せる。が、残念なことに霞んでしまって景色は今ひとつだった。
本日のメインイベント禿岩が終わったところで前飛竜を経てひたすら下る。
10時過ぎに丹波山に下ってのめこい湯にのんびりつかって少し早めに帰路につく。バスも電車も比較的空いていたし、まぁ、これでよかったかな。
5:30起床の予定が目が覚めたら6:30。またやっちまった…
8:30の塩山駅始発バスに乗る予定だったが、一本遅い9:05ならあずさに乗れば間に合う。これを逃したら午後までバスはないのでTHE END、ということでバタバタしながらの出発になった。
予定より30分遅れて10:05に西沢渓谷に到着。ちょうどこの日から山開きのようで登山口近くでお餅を頂いたり、レスキューシートを頂いたりした。
谷筋の道はあまり好きではないので徳ちゃん新道チョイスして黙々と登る。なんだろうこの既視感。そうだ甲斐駒ヶ岳の黒戸尾根と似ている。花崗岩質の岩質も似ている。あちらより少し緩やかであるが基本的には斜度キツめの上りが延々と5時間続く。標高は低めなので樹林帯続きであまり景色は望めない。
それにしても肌寒い。いつも行動中はアンダー一枚なのだが標高2000mを超えたところで2枚重ねにする。そして木賊山手前からは地面に残雪が出てきてさらに冷えるのでソフトシェルを重ねる。木賊山の登りに差し掛かると一度溶けて凍った雪道になりつるつる滑るのでアイゼンを着用。つるつるした雪道は木賊山から甲武信小屋の手前まで続く。
木賊山山頂を少し下ったところで展望が開け、樹木が白く凍っていた。この時期には珍しく、前日冷え込みで樹氷となったようだ。
甲武信小屋に荷物をデポして山頂往復。山頂は風が強くて寒いので5分で撤退。薄曇りで景色はやや残念。
■Day2 甲武信小屋から将監小屋
翌日はコースタイム10時間予定なので朝食後に即出発。北斜面のため雪に覆われた木賊山の巻道を通って破風山へ向かう。早朝でまだ雪が締まっているためアイゼンが小気味の良いサクサク音を立てて雪面に刺さる。
西破風山、東破風山、雁坂峠まではアップダウンを繰り返す見晴らしの良い稜線で右手に富士山を眺めながら気持ちよく歩ける。このコースは風が強いのが常なのか倒木が多く大きな木を迂回したり乗り越えたりとアスレチックのようで、それなりに下り上りもあるので楽ではないが・・・。
3時間ほどで雁坂峠に到着。日本三大峠の一つを謳うだけあって景色が良い。ここで昼食をと思ったがまだ早すぎるので似たようなな名前の雁峠までさらに2時間ちょい歩く。
雁峠で昼食を済ませ笠取山に向かう。笠取山は草原のなかにぽっこりと盛り上がった明るい雰囲気の山で笠取山荘泊の人たちがお昼ごはんを目指して身軽な格好で登っていくが、実際に登ってみると思いのほかキツイ。日当たりの良さが裏目に出て体力が削られる・・・。
笠取山からは黒槐山、唐松尾山の尾根を通って将監小屋へ。稜線を繋ぐので見晴らしを期待していたが、この尾根はさっぱり景色が見えずただただ苦行のように3時間の歩き。次ぎに来ることがあるならばまぁ、素直に巻き道を使うかな。
そんなこんなで甲武信小屋から9時間歩いて将監小屋に到着。快晴で気持ちよかったが随分と日焼けをしてヒリヒリする。
■Day3 将監小屋から前飛竜を経て丹波山村へ
本日も晴れ。本来であれば雲取山の山頂を踏んで鴨沢へ下る計画だったが、雲取山は1回行っているのと、鴨沢までの長い下り、そしてもえぎの湯の混雑を考えるとげんなりしてきたので、のんびり風呂に入れそうな丹波山に下山することにする。
禿岩までは稜線のやや下を巻く道で、思ったよりも長く疲れる。急斜面に刻まれた道を行くが狭く、右手側がわりと切れ落ちたところが多いので気を使う。早朝で人通りも少ない道を鼻歌交じりに2時間歩くと急に稜線に出て、そこが禿岩となる。
禿岩からの展望は200度くらい見渡せる。が、残念なことに霞んでしまって景色は今ひとつだった。
本日のメインイベント禿岩が終わったところで前飛竜を経てひたすら下る。
10時過ぎに丹波山に下ってのめこい湯にのんびりつかって少し早めに帰路につく。バスも電車も比較的空いていたし、まぁ、これでよかったかな。
天候 | はれ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
丹波山から奥多摩行きバス |
コース状況/ 危険箇所等 |
甲武信ヶ岳近辺は残雪ありでカチカチなので軽アイゼンがあったほうが無難です。 |
その他周辺情報 | 奥多摩駅から混雑激しいもえぎの湯に行くのが嫌になって、丹波山温泉のめこい湯を目指して丹波山に下りました。 |
写真
撮影機器:
装備
個人装備 |
ヘッドランプ 1
1/25,000地形図 1 山と高原地図
時計、コンパス 1 プロトレック
筆記具 1
保険証 1
スポーツドリンク 500mL
ティッシュ 1
バンドエイド 1
タオル 2
携帯電話 2 スマホ、ガラケー
計画書 1
雨具 1
防寒着 1 マイクロフリース、ブレスサーモ
ストック 1
カロリーメイト 2
真水 2.5L
スポーツドリンク粉 2
乾燥保存食 2
ナイフ 1
ガスストーブ 1
コッヘル 1
ゼリー状食料 3
固形非常食 2
モバイルバッテリー 1 10000mA
ツェルト 1
チェーンアイゼン 1
サブザック 1
|
---|
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