白山(中宮道〜加賀禅定道周回)


- GPS
- 35:20
- 距離
- 30.4km
- 登り
- 1,928m
- 下り
- 3,179m
コースタイム
- 山行
- 9:17
- 休憩
- 0:16
- 合計
- 9:33
- 山行
- 10:31
- 休憩
- 1:23
- 合計
- 11:54
追記します。
1日目(4/30) ホワイトロード入口駐車ポイント5:27〜中宮温泉〜シナノキ平避難小屋〜15:30ゴマ平避難小屋(泊)。
ここまで約15.5Km、高低差約1240m
天候 | 4/30 晴れ〜曇り スタート時約2℃ 風やや強い 5/1 曇り〜晴れ〜曇り スタート時約4℃ 風やや強い(ときに7〜8m位) 5/2 晴れ スタート時約2℃風があり体感的には寒い 下山途中24℃暑い |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ホワイトロード入口・林道冬季ゲート付近に7〜8台ほどP可 |
コース状況/ 危険箇所等 |
中宮温泉の駐車場が中宮道の登山口。ここにポストと公衆トイレありました。 P地〜中宮温泉〜シナノキ平避難小屋〜ゴマ平避難小屋 中宮温泉までは約5kmのアスファルト道路歩き。 温泉からシナノキ平避難小屋までほぼ夏道。一部雪ありました。 ゴマ平避難小屋まではほぼ雪道。ルーファイ必要。GPSで夏道から離れないようにルート修正しつつ進む。迷いの時間あり思ったより時間かかりました。ここまでツボ足で可でした。 ゴマ平避難小屋〜間名古の頭〜北弥陀ヶ原〜ヒルバオ雪渓〜室堂 ほぼすべて雪道でルーファイ必要。GPSで夏道と離れないよいうに修正しつつも時に迷走しました。特に間名古の頭付近は傾斜も急でわかりづらかった。相前後した広島の6人パーティーの方も苦労されてました。急斜面の樹林帯を下ってルート修正しました。 北弥陀ヶ原付近は広々としてます。ホワイトアウトの時は方向注意です。 上部で尾根から外れて雪渓をトラバース。大汝峰と御前ヶ峰の鞍部へ雪渓登り。ここで完全にホワイトアウト。広島の6人パーティーと同行出来て非常に助かりました。感謝です。 この時点で大汝峰登頂と奥長倉避難小屋への下山計画は危険と判断。予定変更して室堂泊に。広島の6人パーティーと同行することにしました。 室堂まであと1.5kmの標識を見つけ安心しましたが、実際はここから室堂までGPSを頼りに進むもかなり迷走。1時間以上かかりました。風も強く寒かったので神社の建物が見えた時はほっとしました。 室堂〜大汝峰〜七倉山〜奥長倉避難小屋〜シカリ場〜檜新宮参道〜P地 早朝は風あり寒かったが天気晴れで視界良し。昨日の迷走がウソのように大汝峰まで順調に進む。雪がしまりアイゼン、ピッケルが良く効きました。ルートは比較的わかりやすいと思います。 七倉山の登りはハイマツが出て夏道見えましたが雪渓のトラバースありアイゼン、ピッケルワーク必須です。山頂付近は三方にルート分岐しておりGPSでルート確認しつつ方向迷いました。元気な7人パーティーが追い付いてきて方向定められました。 7名パーティーとは相前後しながら進み、単独の私には安心感ありました。 夏道の「危険」マーク箇所は雪渓の長いトラバース。滑落した場合の距離は長いが雪が腐ってきてたのでそれほどでもない感じでした。 美女坂の急な下りは夏道と雪のミックス状態でした。木をつかんで安全確保。 奥長倉避難小屋は完全に雪から出てました。ここでアイゼン外しました。 シカリ場までは夏道と雪のミックス。特に危険な個所は無かったと思います。 檜新宮参道は上部の雪で2カ所ほどルート修正。下部は夏道で問題なしでした。 ハライ谷登山口より林道を約1KmでP地。 |
写真
感想
今回の登山は結果的にはほぼ予定通りのルートで予定日に下山してますが反省点が多々あります。
まずコースの下調べが不十分であったこと。
3年前の同じ時期に加賀禅定道より百四丈滝を目指して登りました。このとき宿泊した奥長倉避難小屋で室堂から降りてきたパーティーの話で残雪期のこのコースは行けると判断した。山頂ピストンではもったいないので欲張って中宮道との周回コースを組んでみた。中宮道の積雪期レコが全くなかったので安易に行けるだろうと判断していた。積雪期はルーファイも多々あり想定以上に時間かかりました。無雪期にトレースしておくべきでした。
天候に対する想定の甘さ。
4/30〜5/2まで晴れの天気予報でした。しかし、実際の現場ではそう単純ではなかった。5/1は風強く白山山頂付近では午後よりホワイトアウト状態。室堂へのエスケープを計画では想定してませんでした。
「悪天時注意必要」などと安易に自分も書くがGPSがあっても実際は確実なルーファイは難しいと感じた。
単独登山のリスク管理。
偶然にも中宮道では広島の6人パーティーと、加賀禅定道では7名の若い方のパーティーと相前後して行動しました。登山者は少ないだろうと想定してましたが、同じルートに何人かいれば安心感は確かにありました。ルーファイも単独より心強かったです。
体調管理。
体感的には氷点下の室堂付近から下山時には真夏のような暑さで体もまいりました。
室堂へのエスケープもあって想定外の長いコースとなり、汗だくの下山となりました。食欲もなくなりかなり疲労感ありました。
それでも塩分、水分をこまめに補給すること、ちゃんと食べることの必要感じました。「潮吹き椎茸」が塩分補給には役に立ちました。
おはようございます。
まさにGW登山ですね。
これほどのコースを単独で走破されるとは、凄いです
高い技術と長年の経験、体力、柔軟な対応力、リスク管理、すべてがそろった方のみができることだと感じました。
興奮しながら、ドキドキしてレコ拝見させていただきました
totokさん、コメントありがとうございます。
たまたま5/2休暇になったので最も天気の良いと思われる日程で計画しました。
ちょいと思い通りにはなりませんでしたがいい経験だったと思います。
単独の場合、気楽さもありますがリスクもあり、コースの選択も迷うところです。
皆さんのレコなど参考にさせてもらってます。
その分、自分も情報提供できれば、と考えてます。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する