【サルギ作戦】高岩山〜大岳山〜御岳山〜日の出山【丁39.4】
- GPS
- 06:05
- 距離
- 20.0km
- 登り
- 2,125m
- 下り
- 2,112m
コースタイム
- 山行
- 5:29
- 休憩
- 0:36
- 合計
- 6:05
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路:つるつる温泉〜武蔵五日市駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
高岩山:入山早々急登 大岳山:大岳神社からの岩上りは要注意 御岳山:七代の滝付近は滑りやすい。 |
写真
感想
大型連休中盤はいよいよ丹沢縦走夜戦、という考えもあったのだが、低気圧通過のため稜線はかなりの強風となることが予想された。そこで、風の影響の少ない地域で4日の雨上がりを突いて山行を決行することに決定。3日は予想外に晴れて残念な気持ちになったので、それを4日、雨で洗われて澄み切った空気の中、取り戻すのだ。
というわけで、半日で歩いて回れそうでいて、かつ、まだあまり歩ききれていない、奥多摩の南面を歩くこととした。
5月4日の山行の焦点は、明け方の雨がいつ止むか?に絞られた。当初は奥秩父方面を視野に、朝4時半に起床。いつでも出られるように準備を整えていたが、雨足が勢いを増す中で、雨上がりにあまり人の歩いていない所を歩くとぐしょ濡れになるじゃないかと冷静に考え、また寝る。
代替として、以前NHKの山番組でも取り上げていた高岩山を経て御岳山、日の出山を歩くこととする。三沢に降りれば温泉にも入れるという算段だ。
二度寝が過ぎて9時台武蔵五日市駅発のバスに間に合わせる予定を11時発のに繰り延べ。出発が遅いので、混むかなと思っていたが、案の定、バス停には列ができ、バスも二台立て。が、途中でどんどん下車し、目当ての大岳鍾乳洞入口バス停で降りたのは私ともう一組だけだった。しかも、ここで降りた人は皆、鍾乳洞の方に行ったので、結局、すぐに入山したのは私だけ。
入山してすぐに急登となった山道は、一旦落ち着いた後、岩の量を増やしながら再度傾斜を増していく。特段難しい道ではないが、擬似山頂が2つほどあるので、精神的ダメージを受ける可能性はある。その苦労も上高岩山の展望台に来れば一気に報われるだろう。山頂まで来れば人がいるかなと思ったが、結局サルギ尾根で出会ったのは単独1名のみであった。
上高岩山の展望台から久し振りに大岳山を身近に眺めていると、ちょっと足を伸ばしたくなってきた。当初予定からは全く外れているので、芥場峠に到達するまでに行程を追加しても問題ないか検討する。これが丹沢の犬越路のように一旦大きく下ってまた上り返すような行程であれば判断が難しいのだが、大岳山〜御岳山の稜線では迷うこともなかった。
芥場峠の手前から、微かに人の声が聞こえてくるようになったが、相変わらず静かなものだ。大岳山〜御岳山のメインルートでは人と出会うようになったが、三々五々といった感じでそれほど多くは無い。昼時だから山頂で皆休んでいるんだろうと思ったが、山頂でも5名ほど。大型連休ともなるとほとんど八ケ岳とか鳳凰三山とかに行ってしまって奥多摩は案外穴場なのかしら。
大岳山から戻り、鍋割山、御岳山と至る中で、他の山行者も目立つようになったが、以前訪れた時ほどではない。門前で昼食をと考えていたものの、横着して長尾茶屋に下りたところ、飲み物くらいしか置いていない感じだったので、携行食糧でしのぐこととし、ロックガーデンへ下る。これも当初予定では綾広の滝まで行くつもりだったのを、大岳山まで足を伸ばしたことから、代わりにこちらを端折って七代の滝へと下りる。
日没まで十分時間があることを確認し、日の出山へと再入山する。さすがに16時を過ぎると日も傾き、歩く人もいない。稜線に乗った所でカップル1組のみ。人のいない日の出山山頂は滅多に経験できるものではない。追い抜いたカップルが登頂してくるまでの間、暫し山頂を独占する。
今回は、夕方になるまで雲も多くなく、関東平野から丹沢、奥多摩の奥の山々に到るまで、くっきりはっきりと眺めることができる好い一日だった。こういう素晴らしい日に縦横無尽に歩き回れないのも勿体無い。さっさと出来物を完治して、来月にはもう一段ステップアップしていきたいものである。
〜おしまい〜
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