権現岳 編笠山から三ツ頭へとつなぐ
- GPS
- --:--
- 距離
- 10.4km
- 登り
- 1,385m
- 下り
- 1,395m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山届はトイレ右側の登山道入り口にあります。 ノロシ場あたりまで日の当たらない斜面には残雪がありましたが、アイゼンが必要というほどではありませんでした。ギボシのトラバース、権現岳から三ツ頭の間のクサリ場に若干気を使うところがあります。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
日焼け止め
ロールペーパー
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
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共同装備 |
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ツェルト
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感想
ゴールデンウィークの最後の1日。ほどほどに歩けるところを考えて、観音平から編笠山を経由して権現岳、三ツ頭を巡るコースを選択する。駐車場に向かう途中、樹々の間から北岳がくっきりと見える。山頂からのパノラマに期待が持てる。
5時頃に駐車場に着くと、10台ほどがとまっている。連休最終日だからか、思いのほか少ない。昨日から一夜を明かしたと思われるカップルがテーブルを出して朝食をとっている。僕らも自家製のおにぎりで腹ごしらえをし、早々に出発する。気温は6℃ほど、歩いてちょうどいい。
朝日に向かって進んでいく。雲海までくると富士山がくっきりと見える。今日は空気が澄んでいる。さらに進み、押出川あたりまでくると残雪が現れる。気温が低いため、かなり締まっている。ゴーロで足上げの高い、傾斜のある登山道を進んで行く。木がきれたところで振り返ると白く輝く甲斐駒ケ岳、北岳が目に飛び込んでくる。そしてその右手には富士山が凛々しい。高い木がなくなるともう間もなく編笠山の山頂。
このところないほどに今日は空気が澄んでいる。まずは正面に八ヶ岳の名峰の数々。その左手に後立山連峰、槍穂高連峰、乗鞍岳、御嶽山、中央アルプス、仙丈ケ岳、甲斐駒ケ岳、北岳、そして富士山、さらに奥秩父の山々と、360度の展望が広がる。しかし、風が強く冷たい。とても長居できる状況ではなく、とにかく青年小屋まで下る。
小屋前では3、4組が権現岳に向けて準備している。僕らもエネルギーを補充して再び歩き始める。しばらくは樹林の中の日陰が続き、あちこちに固い雪が残っている。ノロシバ近くまで来ると日差しが多くなる。見上げると目指す権現岳、そして左手にはこれから越えるギボシが迫る。クサリのついたガレた急登を登り、ギボシの最高点に立つ。編笠山と違い風が穏やか。気温が上がったせいか、もう少し風があってもいいくらい。
そして今日の目的地、権現岳に到着する。穏やかな日差しの中、日本一の富士山と日本アルプスの山々に囲まれ、至福のひとときを過ごす。
さあ、あとは三ツ頭を経由して下るのみ。正面に甲斐駒ケ岳、北岳などを見ながら黙々と高度を下げる。
しかし、延命水を過ぎ、観音平への遊歩道では一旦、70メートルほど下り登り返しとなる。それでも予定よりだいぶ早く、ほぼ満車となった駐車場に到着する。
朝方の気温は6℃くらい。2100メートルあたりから残雪が現れ、しかも冷え込んだのか固く凍結していました。その分、空気が冴え、北アルプスから南アルプス、富士山、奥秩父の山々がくっきりと見えました。
編笠山の山頂では風が強くとても寒くてどうなることかと心配になりましたが、ノロシ場あたりから風が弱まり、気温も上がってきたため汗ばむくらいでした。権現岳の山頂では360度のパノラマを楽しみながらゆっくりとすることができました。
大型連休を気持ちいい山行きで締めくくることができました。
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