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Yamareco

記録ID: 867496
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

権現岳 編笠山から三ツ頭へとつなぐ

2016年05月08日(日) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 山梨県 長野県
 - 拍手
GPS
--:--
距離
10.4km
登り
1,385m
下り
1,395m

コースタイム

日帰り
山行
6:45
休憩
1:15
合計
8:00
5:00
40
スタート地点
5:40
5:50
35
6:25
75
7:40
7:50
25
8:15
8:25
35
9:00
40
9:40
9:50
10
10:00
10:30
40
11:10
11:15
3
11:18
30
11:48
42
13:00
ゴール地点
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2016年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
観音平駐車場(無料)
コース状況/
危険箇所等
登山届はトイレ右側の登山道入り口にあります。
ノロシ場あたりまで日の当たらない斜面には残雪がありましたが、アイゼンが必要というほどではありませんでした。ギボシのトラバース、権現岳から三ツ頭の間のクサリ場に若干気を使うところがあります。
冷涼な気持ちのいい朝、新緑の中を体を慣らしながらゆっくりと歩き始める。
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冷涼な気持ちのいい朝、新緑の中を体を慣らしながらゆっくりと歩き始める。
40分ほどで雲海に到着する。雲海から東方向を見ると富士山が。今日は最近にない、くっきりスッキリとしている。
40分ほどで雲海に到着する。雲海から東方向を見ると富士山が。今日は最近にない、くっきりスッキリとしている。
押出川は、雪解け水で比較的に水が多い。
押出川は、雪解け水で比較的に水が多い。
押出川の前から石や木の根が多くなる。木の緑と白、登山道の茶とグレーのバランスがいい。
押出川の前から石や木の根が多くなる。木の緑と白、登山道の茶とグレーのバランスがいい。
振り返ると甲府盆地と富士山、そして北岳。
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振り返ると甲府盆地と富士山、そして北岳。
シャクナゲの急登を登りきると、編笠山の山頂に着く。正面には南八ヶ岳の役者たちがずらり揃い踏み。
山頂は冷たい風が強く吹き付けとても寒い。写真を撮り、固く凍りついた雪の残る道を青年小屋へと下って行く。
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シャクナゲの急登を登りきると、編笠山の山頂に着く。正面には南八ヶ岳の役者たちがずらり揃い踏み。
山頂は冷たい風が強く吹き付けとても寒い。写真を撮り、固く凍りついた雪の残る道を青年小屋へと下って行く。
青年小屋あたりは風が弱まる。4組ほどが腹ごしらえしたり、身支度を整えたりしている。
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青年小屋あたりは風が弱まる。4組ほどが腹ごしらえしたり、身支度を整えたりしている。
のろし場まで来ると、風がなく、日がしっかりあたり、汗ばむようになる。振り返ると編笠山がマリモのよう。
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のろし場まで来ると、風がなく、日がしっかりあたり、汗ばむようになる。振り返ると編笠山がマリモのよう。
ギボシに至るガレた急登。空が蒼い。
ギボシに至るガレた急登。空が蒼い。
クサリが多く取り付けられているが、岩が程よく段々になっていて乾いているためさほど難しくない。
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クサリが多く取り付けられているが、岩が程よく段々になっていて乾いているためさほど難しくない。
ギボシの頂点に立ち寄る。360度、遮るものがない
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ギボシの頂点に立ち寄る。360度、遮るものがない
権現岳から赤岳へ向かう登山道がくっきりと見える。
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権現岳から赤岳へ向かう登山道がくっきりと見える。
ギボシと権現小屋。権現小屋の西側にはまだまだ大量の雪が残っている。雪止めと雨樋が壊れている。まだ営業していない感じ。
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ギボシと権現小屋。権現小屋の西側にはまだまだ大量の雪が残っている。雪止めと雨樋が壊れている。まだ営業していない感じ。
そして、権現岳と富士山。手前には雪が残っている。
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そして、権現岳と富士山。手前には雪が残っている。
三ツ頭へはまず下りとなるが、クサリが何ヶ所か続く。一ヶ所だけ足場が不明瞭でちょっといやらしいところがある。
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三ツ頭へはまず下りとなるが、クサリが何ヶ所か続く。一ヶ所だけ足場が不明瞭でちょっといやらしいところがある。
三ツ頭から、権現岳もいっしょに南八ヶ岳の山々がどドーンとど迫力。
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三ツ頭から、権現岳もいっしょに南八ヶ岳の山々がどドーンとど迫力。
三ツ頭から3分ほどで美し森と観音平方面の分岐点に至る。ここは右方面へ。
三ツ頭から3分ほどで美し森と観音平方面の分岐点に至る。ここは右方面へ。
尾根の途中から辿ってきた山々を望む。青年小屋から権現岳へのラインがよくわかる。
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尾根の途中から辿ってきた山々を望む。青年小屋から権現岳へのラインがよくわかる。
木戸口公園。ほとんど公園っぽくないんですけど何故?
木戸口公園。ほとんど公園っぽくないんですけど何故?
鳥がいたのでシャッターを切ってみる。人気があってもすぐには飛んで行かない。
鳥がいたのでシャッターを切ってみる。人気があってもすぐには飛んで行かない。
カラマツのすっくと立つ幹と降り注ぐような若葉が何とも言えない。
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カラマツのすっくと立つ幹と降り注ぐような若葉が何とも言えない。
観音平への分岐点を右に進むとこんな感じの遊歩道になる。一旦70メートルほど下り登り返すと駐車場に到着する。
観音平への分岐点を右に進むとこんな感じの遊歩道になる。一旦70メートルほど下り登り返すと駐車場に到着する。

装備

個人装備
長袖シャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 日焼け止め ロールペーパー 携帯 時計 タオル ストック カメラ
共同装備
ガスカートリッジ コンロ コッヘル ツェルト

感想

ゴールデンウィークの最後の1日。ほどほどに歩けるところを考えて、観音平から編笠山を経由して権現岳、三ツ頭を巡るコースを選択する。駐車場に向かう途中、樹々の間から北岳がくっきりと見える。山頂からのパノラマに期待が持てる。
5時頃に駐車場に着くと、10台ほどがとまっている。連休最終日だからか、思いのほか少ない。昨日から一夜を明かしたと思われるカップルがテーブルを出して朝食をとっている。僕らも自家製のおにぎりで腹ごしらえをし、早々に出発する。気温は6℃ほど、歩いてちょうどいい。
朝日に向かって進んでいく。雲海までくると富士山がくっきりと見える。今日は空気が澄んでいる。さらに進み、押出川あたりまでくると残雪が現れる。気温が低いため、かなり締まっている。ゴーロで足上げの高い、傾斜のある登山道を進んで行く。木がきれたところで振り返ると白く輝く甲斐駒ケ岳、北岳が目に飛び込んでくる。そしてその右手には富士山が凛々しい。高い木がなくなるともう間もなく編笠山の山頂。
このところないほどに今日は空気が澄んでいる。まずは正面に八ヶ岳の名峰の数々。その左手に後立山連峰、槍穂高連峰、乗鞍岳、御嶽山、中央アルプス、仙丈ケ岳、甲斐駒ケ岳、北岳、そして富士山、さらに奥秩父の山々と、360度の展望が広がる。しかし、風が強く冷たい。とても長居できる状況ではなく、とにかく青年小屋まで下る。
小屋前では3、4組が権現岳に向けて準備している。僕らもエネルギーを補充して再び歩き始める。しばらくは樹林の中の日陰が続き、あちこちに固い雪が残っている。ノロシバ近くまで来ると日差しが多くなる。見上げると目指す権現岳、そして左手にはこれから越えるギボシが迫る。クサリのついたガレた急登を登り、ギボシの最高点に立つ。編笠山と違い風が穏やか。気温が上がったせいか、もう少し風があってもいいくらい。
そして今日の目的地、権現岳に到着する。穏やかな日差しの中、日本一の富士山と日本アルプスの山々に囲まれ、至福のひとときを過ごす。
さあ、あとは三ツ頭を経由して下るのみ。正面に甲斐駒ケ岳、北岳などを見ながら黙々と高度を下げる。
しかし、延命水を過ぎ、観音平への遊歩道では一旦、70メートルほど下り登り返しとなる。それでも予定よりだいぶ早く、ほぼ満車となった駐車場に到着する。

朝方の気温は6℃くらい。2100メートルあたりから残雪が現れ、しかも冷え込んだのか固く凍結していました。その分、空気が冴え、北アルプスから南アルプス、富士山、奥秩父の山々がくっきりと見えました。
編笠山の山頂では風が強くとても寒くてどうなることかと心配になりましたが、ノロシ場あたりから風が弱まり、気温も上がってきたため汗ばむくらいでした。権現岳の山頂では360度のパノラマを楽しみながらゆっくりとすることができました。
大型連休を気持ちいい山行きで締めくくることができました。

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技術レベル
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体力レベル
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利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
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