雨乞岳(62/山梨100):晴れたけど霞んで眺望なし、半袖隊長、広葉樹林の新緑滴る新道お手軽往復


- GPS
- 04:27
- 距離
- 9.2km
- 登り
- 893m
- 下り
- 892m
コースタイム
- 山行
- 3:27
- 休憩
- 0:47
- 合計
- 4:14
★EK度数:23.895=9.22+(920÷100)+(921÷100÷2)
→→→判定「●EK16〜24未満 比較的楽」
EK度数=合計距離+(累積標高上り÷100)+(累積標高下り÷100)÷2
(標高グラフ機能の「SRTM標高」値を採用)
Thanks to murrenさん⇒
http://www.yamareco.com/modules/yamanote/detail.php?nid=142
天候 | ![]() ![]() |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
![]() 【往路】地元駅04:48 ![]() ![]() ![]() 甲府駅08:20 ![]() ![]() ![]() ![]() 【復路】平久保池登山口 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
コース状況/ 危険箇所等 |
★コース状況![]() ●前半(第三道標まで)は木段が多い道だが、段差は緩やかで登りは歩きやすい。 ●しかし下りは段差が緩すぎて小刻みに足を回転させる度に木段からの跳ね返り(抗力N)を受け止めるので、大腿四頭筋(膝上の表側筋肉)に堪える。 ●第三道標を過ぎると木段はなくなり一般的な山道を辿るが、第四道標までモミジ?を中心とした広葉樹林が広がり、新緑が素晴らしい。 ●途中にある水場(道筋から3mほど沢に下る)は涸れていることが多いらしいが、当日は水量豊富だった。 ●第四道標からは傾斜が急になり本コースで最も汗をかく急登となる。 ●ロープ設置場が一箇所あるが、頼らずとも上り下りに支障はない。 ●よじ登るような岩場や鎖場は皆無である。 ●急登は長くは続かず、第五道標のあるガレ場上部に達すると次第に傾斜は落ち着きを取り戻し、時折、左手の展望が開ける。 ●足下に笹原が広がるカラマツ林(植林帯)を進めば、さほどの登りもないまま頂上に達する。 ★【道標名称】コース上に設置された道標に手書きされている名称 ●第一:遊歩道出合1 ●第二:遊歩道出合2 ●第三:登山道分岐 ●第四:ガレ場上 ●第五:大武川筋合流 ●第六:頂上直下尾根 ★水場 ![]() ★渡渉箇所 ![]() ★残雪状況 ![]() ★泥濘状況 ![]() ☆半袖 ![]() ★半袖 ![]() ☆半袖 ![]() ★入山者 ![]() |
その他周辺情報 | ★登山ポスト![]() ★駐車場 ![]() ★トイレ ![]() ★コンビニ ![]() ★携帯 ![]() ★温泉 ![]() http://www.city.chino.lg.jp/www/contents/1000000762000/ http://www.asahi-net.or.jp/~ue3t-cb/spa/kinkeinoyu/kinkeinoyu.htm (参考)白州塩沢温泉フォッサ・マグナの湯(富士見町民以外は820円) 平久保池登山口から国道20号に下った地点にあるのでとても便利 http://www.city.hokuto.yamanashi.jp/genre/detail/934/ ★飲食店 ![]() |
写真
感想
【プロローグ】
1号隊員のお供で、白樺湖近くの健保保養所に泊まりで行くことになり、あれこれ物色した結果、山梨県西端の独立峰である雨乞岳に行くことにしました。
これまでも何度か同保養所を利用しての山行レコをアップしていますが、諸般の事情のため、今回が最後の利用となる可能性が高く、慎重な上にも慎重な検討を重ねた結果、
(1)レンタカーを借りる予定の甲府駅と宿泊地の途中にありアクセス良好
(2)新道往復コースであればCT5時間半と手頃(⇒実働時間は3時間半でした)
(3)危険度・体力度とも(四段階で)最下レベル・・・ガイド本「山梨県の山」評価
(4)山頂からの展望は優れもの・・・実際には雲と春霞みで残念(*_*;
(5)中腹の広葉樹林の新緑や紅葉は優れもの・・・☆彡
雨乞岳登山の大きな魅力の一つである水晶ナギへ行くには、石尊神社登山口からクラシックコースを辿るか、両登山口と山頂を三角形を描くように周回するかのいずれかになるが、歩行時間が2〜3時間は増えるので、下山後の行程を勘案すると却下。
拙者ソロだったら周回するけど、それはまたの機会に。
【素晴らしい登山道】
とてもよく整備された登山道だった。
登山口から第三道標までは、過剰ではないか?と思われるほど断続的に整備された木段が続く。
登りはちょうど歩幅に合うので快適だが、下りではやや狭すぎるかな。
足をちょこちょこと繰り出す度に木段の跳ね返りを膝上に受けるものだから、意外に足に堪える。
1号隊員は翌日から膝上の筋肉(大腿四頭筋)が痛いと言っていた。
第三道標を過ぎると普通の登山道になるのだが、これがまだよく踏まれて道幅もちょうどよく、ケチのつけようがないほど素晴らしい。
急坂でのロープ設置が1ヶ所だけあるものの、「岩場なし・鎖場なし・渡渉なし・泥濘なし」で初心者でも全く問題はない。
あまりにも道が良すぎて面白みがない・・・と言われないか心配になるほどだ。
【晴れたのに眺望なし】
ガイド本によると、富士山・南アルプス(甲斐駒)・八ヶ岳・奥秩父などの山々の眺望が素晴らしい・・・と期待して登った。
しかし晴れてはいたものの、雲が多く、また春霞のため遠望は効かず、残念ながら近場の尾根筋の山以外の眺望はさっぱりだった。
また晴れてはいても、眺望の良さの観点からすると、標高は低いが近くの日向山からの方が良さそうだ。
それは雨乞岳からの眺望はほぼ東側に限定されてしまうからだ。
雨乞岳の標高は2000mを超すのに、それよりも低くて簡単に登れる日向山の人気の方が高いのは、その辺の理由があるからではなかろうか?
【豊かな広葉樹林とカラマツ林】
第三〜第五道標にかけては豊かな広葉樹林が広がっている。
ちょうどカエデの若葉が開いたところで、鮮やかな緑が広がっていた。
日本の針葉樹のうち唯一の落葉樹であることから「落葉松」と書かれるように、春には5月に新葉が開きうす緑が美しい。
十分な陽光が必要なことから、日当たりよい所に生じ日陰地では生育しないことから分かるように、カラマツがあれば明るい道なのだ。
春もいいが、秋が深まると紅葉・黄葉がまた素晴らしい道なのではなかろうか?
★雨乞岳(あまごいだけ:2037m)
山梨百名山⇒62座目
お疲れさんどしたm(__)m
隊長
なしなしで4枚カンツを引かないといけないとは(笑)
苦労の山行計画でしたねー(笑)
一発ツモでスーアンコー、逆転でしたね
クルマで登山口までスイスイですから、苦労どころか極楽計画です。
最も緊張したのは、登山口までの林道に沢山の石ころが転がっていたことでした。
デカいものでは握り拳四つ分ほど。
落ちてくるんじゃねぇぞ!今は!!と念じながらの走行でした。
山頂では、フリテンリーチのままでオーラスを迎えました。
半袖隊長
半袖隊長
こんにちは^ ^
歩きやすそうな道ですね。
早速今年行きたいお山リストにいれちゃいました(*^_^*)
わかりやすいレコありがとうございます。
異動後もしっかり山歩きの時間を確保できているあたり、さすがデキる男の半袖隊長♪
次、晴れた日に歩いたら白州ウイスキー工場で乾杯でしょうか。
お疲れ様でした。
con
極めて歩きやすい道でした。
登山口から山頂までの絶対標高差が800mほどですから、高尾山に二度登る感覚でしょうか?
異動直後はまだ見習い中なので、大して忙しくないのです。
昼間の
新しい環境に慣れるべく、勤しんでおります
白州ウィスキー工場に行っても、
半袖隊長
今年の1月の天気の良い日に行ったばかりですが、おっしゃるとおり日向山の方が眺望がいいです。甲斐駒、特に鋸岳の眺望は秀逸でしたが、八ヶ岳は木々の間から左端にかろうじて見える程度でした。
38番は、左にちょこっと見えてるのが水晶ナギで、右に見えてる白いナギは水晶ナギとは反対斜面の小さなナギです、たぶん。
金鶏の湯は知りませんでした。6月そちら方面を通るので立ち寄ってみたいと思います。
お疲れ様でした。
水晶ナギは、日向山側の斜面に広がっているので、右手前に広がっているのは同じようなザレ地なんですね。
雨乞岳からの眺望はほぼ山頂からに限られるので、眺望が今一つの場合に備えて、春秋の広葉樹林の新緑や紅葉を楽しみながら登るに限りますね。
冬枯れの木立の間の散策もいいかもしれません。
金鶏の湯は、茅野市営の6箇所の温泉施設の中でも、泉質はトップ級の優れものだと思います。
湧出時は28度くらいなので沸かし湯ですが、ヌルヌルしたアルカリ質は温泉
山行お疲れ様でした。
雑木林の尾根、清々しい尾根ですね。日向山、入笠山の尾根の間にこんなに良い尾根があったとは。
お気に入りに登録させていただきました。
林相についてはあまり期待することもなく登ったのですが、中腹の広葉樹、山頂付近のカラマツ林と、「こりゃ、秋は期待できるぞ
拙者は単純往復でしたが、サントリー白州工場近くの神社登山口から時計回りに周回するのがいいですよ。
水晶ナギを楽しめますし、絶対標高差も+200mぐらい増えますから、登ったぞ!歩いたぞ!感を満喫できるのでは
おはようございます。
相変わらずの精力的な山行。良いお天気。
日頃の行いの賜物でしょうかねエ。
毎回の渋い
1号隊員、ヤマレコ入隊していたのですね。。
今後は、隊員からの報告もお願いします。
違う目線の報告、違いを楽しみたいです。
お友達に入れちゃうぞ〜。
そうなんです・・・
ひっそりと入隊していました
プロフィール写真もなく、裏口から入隊したようです
皆さんのコメントを読んではあれこれ宣わっておりますが、自ら
こんにちは、半袖隊長様。新緑のいい山ですね。優しい緑と爽やかな風、写真や文の中からあふれていますね。
カラマツということで、秋も良さそうですね。隣の日向山には春に登ったので、ここには秋に訪れたいと思いました。日程の吟味をしたいと思いました。
でも、行きたい山が多くて悩みますね。
aideieiでした。
山頂からの眺望に期待して登ることは多々ありますが、道中の林相に期待して……と言うのはあまりないですね。
行ってみたら、あ〜そうだったのかと思うことはしばしば。
今回もガイド本をよく読めば「広葉樹林が素晴らしい」とは書いてあるのですが、つい、読み飛ばしてしまうんです。
是非、石尊神社登山口から周回することをお勧めします。
赤や黄色の錦繍美を堪能出来ますよ、きっと
半袖隊長
yamabeeryuさん、相変わらずすんごいペースで登ってますね。
10劼蚤腓靴慎離ではない乾杯
雨乞岳での展望、残念でした。が、なだらかな頂稜部、結構いい雰囲気ですね
雨乞岳、日向山、いずれも未踏で、行ってみたいです。ですが、その間に蠢く水晶薙とか、いかにも怪し気な”鬼ノ窓”とかにも興味津々なodaxでした。
1号隊員は常々「私は3時間以上も歩く山には行かない
実際にはトムラウシ日帰りなども歩いていますから、それ以上も行けるのですが、「早起きして始発電車に乗って・・・」睡眠時間を削られるのがいやなようです
雨乞岳や日向山は、著名な甲斐駒や入笠山に挟まれた地味な山域にあります。
アクセスは比較的に楽なんですけどね。
雨乞岳は、ホントに絶対標高差が800mもあったのか?と思わせるほど、なだらかな尾根歩きだったような印象です。
でも、やはり石尊神社から時計回りの周回コースが王道でしょう
yamabeeryuさん、こんにちは
雨乞岳に行かれたのですね〜
レコにも記載がありますが、水晶ナギによると結構時間がかかるんですよね
結構厳しいかと思っていたのですが、ヴィレッジ白州からだとなだらかな尾根歩きなんですね
昨日(5/22)も中央線の車窓から甲斐駒〜雨乞岳を眺めましたが、白く光る水晶ナギの一角はひときわ目立ちますね。
ヴィレッジ白州)(平久保池)登山口と石尊神社登山口では、出発点の標高が2〜300mほど違います。
雨乞岳の山頂だけを考えれば、標高差の少ない平久保池を起点とする方が楽なのですが、水晶ナギに行こうとすると、山頂から2〜300mほど下るんです。
そこをまた山頂まで登り返すのは辛い
すると水晶ナギを巡ることを念頭に置けば、石尊神社登山口を起点とした方が効率的かと思います。
まずは目覚まし
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