面白すぎるぞ! 同角山稜 玄倉から西丹沢自然教室
- GPS
- 09:32
- 距離
- 19.6km
- 登り
- 2,015m
- 下り
- 1,806m
コースタイム
- 山行
- 8:44
- 休憩
- 0:47
- 合計
- 9:31
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
新松田駅〜玄倉 ¥900 西丹沢自然教室〜新松田駅 ¥1,180 |
コース状況/ 危険箇所等 |
玄倉林道の2番目のトンネル「新青崩隧道」は中が真っ暗なためヘッドランプが必要です。 同角山稜は花崗岩質のザレた道でとても滑りやすいです。 途中、梯子や鎖がありますが技術的に難しいところはなく、慎重に行動すれば問題ないと思います。 玄倉分岐までの石棚山稜はなだらかな尾根道でとても歩きやすいです。 箒沢公園橋までの最後の下りは石がゴロゴロした急斜面で歩きにくかったです。 |
写真
感想
3月の蛭ヶ岳から檜洞丸までの縦走によって丹沢山塊の主だった地を訪れたことになったわけですが
(檜岳にもまで行ってないし、仏果山や辺室山、高松山や大野山など行っていないところもまだまだありますが)
丹沢を語るうえで外せないのがやっぱりユーシン渓谷です。
そして同角山稜。
誰に何を語るかはさておき、今回はそのユーシンと同角山稜です。
ユーシンは一般的にカタカナ表記なんですが敢えて漢字で表現すると
「勇津」と書くそうです。
大正時代の小屋番さんが「谷が深くて、水勢勇まし」という意味で「勇津」と名付けたそうです。
かつては(といっても昭和初期までの話ですが)、
ユーシンに向かいには山神峠を通るルートが一般的だったようです。
…?
そもそも山神峠ってどこ?っていう話です。
調べてみました。
山神峠は檜岳の南西にある伊勢沢ノ頭と玄倉林道の境隧道を結ぶ登山道(破線ルート)にありました。
1947年に玄倉林道が開通したことによりユーシンへのアクセスが容易になったとのことです。
容易になったといってもユーシンロッジまで10kmの林道を歩かなくてはなりません。
今回はユーシン渓谷を訪れるのも目的のひとつですが、それよりも同角山稜を登りきることが主たる目的なので、とにかくできるだけ速足で林道を歩いて行きます。
それでもユーシンブルーとか、新緑とか、真っ暗なトンネルとか、素掘りのトンネルとかしっかりと見るべきポイントは押せていきます。
その甲斐あって玄倉から2時間ちょっとでユーシンロッジに到着することができました。
これである程度余裕を持って同角山稜に挑むことができました。
ロッジ前で小休止したのち、橋を渡っていざ同角山稜へ!
のっけから急登です。
植林された林をひと登りすると、ザレた砂地の急斜面です。
滑ってとっても歩きづらいんです。
こののちもところどころザレた斜面を歩くことになります。
でもそのような場所はたいていクサリが設置されてありますので、それほど危険ではありません。
慌てず騒がずゆっくりと登っていきます。
大石山はイワカガミで有名なんですね。
でも、私は見つけることができませんでした。
「有名」ということを知ったのは下山してからなんです。
知っていたならもっと真剣に探していたのですが…、ちょっと残念です。
同角山稜はアップダウンがキツイと聞いていたのですが、同角ノ頭までももちろん下りもありますがそれほど激しくはなかったです。
ただ同角ノ頭からは150mくらい下って、同じくらい登り返します。
そのあと歩いた石棚山稜は雰囲気が一変して、ブナの森のとてもゆるやかな稜線歩きを楽しむことができました。
つつじ新道を真っ直ぐ帰らずに寄り道して良かったです。
今回あるいた同角山稜は丹沢山塊のなかでもアルペン的で「丹沢随一のアルペンルート」とも呼ばれているようです。
(誰が呼んでいるんだって話なんですが…)
やや誇張気味の感じも否めませんが、ユーシン渓谷と石棚山稜と合わせてとにかく変化に富んでいてとっても面白いコースでした。
お疲れ様でした。
奥多摩は歩きつくした感がありますが
丹沢は行きにくくてかなり残しています。
ハイペースで歩かれているのにお花にもルートのポイントも
しっかり押さえて なレコ ですね。
ところで27番の金襴草は「金瘡小草」と云う名もあるのは
知りませんでした。
私が知っているのは 別名「地獄の釜の蓋」という名称です。
地面にぺったり張り付くように咲いているからかしら。
濃い紫で綺麗ですよね。好きな花です。
28番 鍬形草、高山型の深山鍬形も大好きです。
49番 輪違草、よく見つけてくれました。
私は両神山で初めて見つけたのを思い出しました。
OBABAさま、こんばんは。
我が家からも丹沢は遠いです。
特に西丹沢はかなり遠いですね。
今回も一番電車での出発でした。
いつもはなかなか早起きできませんが、
山歩きのときは不思議と起きられるのです。
奥多摩の山もいいですが、なんとなく明るく感じる丹沢の山々も私を魅了してやみません。
金瘡小草と書いても読みは「キランソウ」のようです。
弘法草(こうぼうそう)ともいうそうですね!
花の名前も分かるとより楽しいですね!
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