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記録ID: 87554
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ハイキング
八幡平・岩手山・秋田駒

姫神山〜冬の足音と360°の眺めを楽しむ

2010年11月18日(木) [日帰り]
 - 拍手
GPS
04:02
距離
5.1km
登り
631m
下り
630m

コースタイム

8:05一本杉登山口
8:40 五合目
9:15 八合目
山頂(1,123.8m) 10:10 〜 10:35
八合目 11:15
五合目 11:35
一本杉登山口 12:05

沿面距離5.4km, 累積標高+698m, -698m
天候 晴れ(雲多し)
過去天気図(気象庁) 2010年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
登山口近くにバス停はありません。
JR盛岡駅から乗り換え、IGRいわて銀河鉄道・好摩駅からタクシーが良さそうです。

一本杉キャンプ場には、広い駐車場があります。
城内にも駐車場がありますが、こわ坂と田代は数台おける駐車スペース、といった感じです。
コース状況/
危険箇所等
一本杉登山口にトイレがあり、登山ポストはトイレの入口にあります。

一本道なので、道迷いはしないと思います。

頂上近くの、岩コース、土コースのところ、土コースを選んでも、岩の上を歩かなくてはならないところがあり、ロープは張ってありますが、これからの時期は霜や氷などで滑りやすく危ないので、気をつけてください。

初冬や早春など、岩場が凍って危険を感じるときは、下山はこわ坂ルートにしたほうが良いそうです。
朝は、岩手山が山頂までクッキリ見えました。見とれてしまいました。
登山口の一本杉キャンプ場駐車場にて。
朝は、岩手山が山頂までクッキリ見えました。見とれてしまいました。
登山口の一本杉キャンプ場駐車場にて。
これから登る姫神山、こちら側はまだ日影です。
これから登る姫神山、こちら側はまだ日影です。
一本杉コースを登ります。コース案内では90分ですが…。
一本杉コースを登ります。コース案内では90分ですが…。
草地に降りた霜がきれい。
草地に降りた霜がきれい。
一本杉を過ぎると、ざんげ坂の標識。
一本杉を過ぎると、ざんげ坂の標識。
5合目まで、階段が連続しています。昔、階段がなかったころは、ぬかるんで滑って大変だったそうです。階段は嫌いです…いい整備方法はないものでしょうか。
5合目まで、階段が連続しています。昔、階段がなかったころは、ぬかるんで滑って大変だったそうです。階段は嫌いです…いい整備方法はないものでしょうか。
霜柱がキラキラときれい。上に行くほどに、霜柱はどんどん長くなっていきます。
霜柱がキラキラときれい。上に行くほどに、霜柱はどんどん長くなっていきます。
八合目手前の岩に取りつく梯子。凍っているときは、岩に登るのは怖いのだけれど。
八合目手前の岩に取りつく梯子。凍っているときは、岩に登るのは怖いのだけれど。
八合目からは、岩があちこちに。
八合目からは、岩があちこちに。
これは、何でしょう?---いろいろ、調べてみましたら、ホコリタケの一種でツチグリというキノコ(もう、お年寄りになっています…)のようです。
これは、何でしょう?---いろいろ、調べてみましたら、ホコリタケの一種でツチグリというキノコ(もう、お年寄りになっています…)のようです。
ゴロゴロの岩の上を進んだり、よけて横を通ったり。
姫神山の石は、御影石です。白に、ゴマのような黒と、桜色の粒々が混じった「小桜石」と言うそうです。
ゴロゴロの岩の上を進んだり、よけて横を通ったり。
姫神山の石は、御影石です。白に、ゴマのような黒と、桜色の粒々が混じった「小桜石」と言うそうです。
頂上に近づくにつれ、薄ら雪が。
頂上に近づくにつれ、薄ら雪が。
頂上も近くなってくると、岩にびっちり霜が…。キレイです。
頂上も近くなってくると、岩にびっちり霜が…。キレイです。
樹林帯を抜けて、眺望が開けてきました。七時雨山の双耳峰が見えます。
樹林帯を抜けて、眺望が開けてきました。七時雨山の双耳峰が見えます。
左は岩コース、今日も右の土コースを行きます。といっても、いきなり滑りそうな岩を乗り越えなければならないのですが…。
左は岩コース、今日も右の土コースを行きます。といっても、いきなり滑りそうな岩を乗り越えなければならないのですが…。
霜と雪でツルツルで斜めの岩を、ロープを頼りに力任せに乗りこえて…。
霜と雪でツルツルで斜めの岩を、ロープを頼りに力任せに乗りこえて…。
三角点にタッチ!…と思ったら、住人の印が…。
三角点にタッチ!…と思ったら、住人の印が…。
山頂を見渡す
岩手山が帽子を被っていました。空の雲も増えてきたようで…。
岩手山が帽子を被っていました。空の雲も増えてきたようで…。
それでも、遠くまで見通せる澄んだ空気。目を凝らすと、焼石方面と思われるさらに奥に(左側)うっすらと見えるのは、もしや、もしや、鳥海山?
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それでも、遠くまで見通せる澄んだ空気。目を凝らすと、焼石方面と思われるさらに奥に(左側)うっすらと見えるのは、もしや、もしや、鳥海山?
うーん、いい眺め。
うーん、いい眺め。
和賀山塊。いつか、行ってみたい。
和賀山塊。いつか、行ってみたい。
南東方面を見る。右奥に薄ら見えるのは、もしかして五葉山?…なんちゃって!
南東方面を見る。右奥に薄ら見えるのは、もしかして五葉山?…なんちゃって!
土コースを下山します。
土コースを下山します。
無理やり登ったツルツルの岩、どうやって降りよう…(真ん中の切れ目のところから、尻餅をつきながら降りました)
無理やり登ったツルツルの岩、どうやって降りよう…(真ん中の切れ目のところから、尻餅をつきながら降りました)
この岩が現れると、もうすぐ八合目。
この岩が現れると、もうすぐ八合目。
八合目から五合目へ向かう。
八合目から五合目へ向かう。
五合目から階段を下りると、もうすぐ一本杉に。
五合目から階段を下りると、もうすぐ一本杉に。
大きさが伝わりにくいですが、一本杉は周りにくらべてひときわ太いです。
大きさが伝わりにくいですが、一本杉は周りにくらべてひときわ太いです。

感想

天気が心配でしたが、朝のうちは天気も良く、だんだん雲は増えてきましたが、山頂では空気が澄んでいて遠く見渡せ、気持ち良い山歩きになりました。

ちょっとがんばってみようと思って(体力をつけたいので)、12kgにして背負ってみましたが、案の定途中で音をあげて、それでもストックを使って歩きました。
でも、帰りもそのまま歩けて、やった!と思っていたら、木の根に引っかかってorz状態に…やっぱり脚に来ていたようで…翌日、腿と二の腕が筋肉痛でした…。

平日でも、誰か登っている姫神山。

途中であったおじさんは、ほぼ毎日登っていて、今年も200日以上登っているそうです。持病を持つ奥さんを、介護しなければならなくなるときのために、自分は健康で介護できるよう、7年前から頑張り始めたとか。
ザックも背負わず、長靴姿でひょいひょいと登っていきました。
途中、おじさんが下山してくるのとすれ違って、その時に土コースでも滑るから、お尻で滑って降りてきたところもあると教えてくれました。自分も帰りに、すべる岩以外に足場のない所で実行!

ほかにも、転んだときに頭を打たないようにデイパックに柔らかいものを詰めて登っていると言うおじさん、私が一往復しているうちに二往復して、最後は登山口に下山したとき、三往復目に出発していたおじさんにも会いました。

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コメント

こんばんはpomchan4さん
 はじめましてpomchan4さん
この姫神山はいつかは行ってみたい山の一つです。
なんといっても、山の名前が素敵ですよね
来年は是非………
2010/11/20 21:37
kajyukiさん、こんにちは
ありがとうございます。

姫神山は、晴れていれば最高に眺めがいいですよ!
標準コースタイムは、登り1時間30分、下り1時間のようですので、
来年はぜひ、岩手山のあとに登って、
余韻を楽しまれてみてはいかがでしょう
2010/11/21 8:43
姫神
お天気がいいときに、絶対にリベンジするぞ!
と思っているのですが、山頂付近、滑りますねぇ。確実に。
あらどうしましょ…。
2010/11/20 22:03
いろいろコースがあります^ ^
Springさん、こんにちは。
一本杉コースは、土コースも岩コースも、怖いところがあります

こわ坂コースなら、まだ大丈夫かと思いますよ。
裏にまわって、田代コース、という手もあります。
難点は、登っている人が少ないところでしょうか。
どちらも、が積もるようになると、ラッセルになりそう…

この時期、空気が澄んでいるので、ほんとうに眺めがいいです
リベンジを、ぜひ!
2010/11/21 8:47
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