記録ID: 87960
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無雪期ピークハント/縦走
赤城・榛名・荒船
表妙義山周遊 (大の字〜白雲山〜相馬岳〜鷹戻しの頭〜金洞山)
2010年11月21日(日) [日帰り]
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- GPS
- 09:45
- 距離
- 8.4km
- 登り
- 1,165m
- 下り
- 1,152m
コースタイム
コースタイム:9時間45分
駐車場7:40→妙義神社7:55→大の字8:35→見晴9:20→大のぞき9:50→天狗岩10:25→タルワキ沢分岐10:55→相馬岳11:10→国民宿舎分岐11:30→茨尾根(昼休止)→堀切(ホッキリ)12:50→鷹戻しの頭14:10→第四石門・金洞山分岐14:55→金洞山(中之岳?)15:20→石門分岐16:10→登山道入口16:35→駐車場17:25
駐車場7:40→妙義神社7:55→大の字8:35→見晴9:20→大のぞき9:50→天狗岩10:25→タルワキ沢分岐10:55→相馬岳11:10→国民宿舎分岐11:30→茨尾根(昼休止)→堀切(ホッキリ)12:50→鷹戻しの頭14:10→第四石門・金洞山分岐14:55→金洞山(中之岳?)15:20→石門分岐16:10→登山道入口16:35→駐車場17:25
天候 | 曇り時々晴れ(風はほとんどなく快適でした) |
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過去天気図(気象庁) | 2010年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車場は道の駅と道路を挟んで向かいの登山者駐車場(無料)を利用しました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
妙義神社の登山口付近に登山ポストありました。 今回は山と高原地図(西上州)を携帯しました。危険箇所のマークを見ながら登りました。6人で登ったので鎖場が多い分、少人数で登るより時間がかかっていると思います。ザイル・ハーネス用意しましたが使いませんでした。 ●神社〜大の字 神社から大の字まではほとんど通常の登山道です。鎖場が見えてきたら大の字は直ぐ近くです。大の字が設置されている岩に登るにも鎖あります。ここまでは特に危険な箇所はありませんでした。 ●大の字〜相馬岳 奥の院の脇を通る鎖場はマップで危険マークがある場所です。3連30mの鎖場ですが、スタンスがしっかりしているので心配はありませんでした。登りは鎖利用しなくても登れる位です。 鎖を登り切った後も随所に鎖場が続きますが、見晴らしを過ぎて陵線に出る箇所の鎖場は岩っぽい登りで周りが開けているので傾斜はきつくないですが緊張しました。 3番目の危険マーク箇所である大のぞきからの30mの鎖場下りは、スベリ台状というだけあって直立できるスタンスはほとんどありません。鎖さえしっかり掴んで慎重に降りれば危険ではありません。若干腕力が必要かと思います。 4番目の危険マーク箇所は、特に記憶に残ってません。 タルワキ沢分岐を過ぎて暫く登ると相馬岳に到着します。これから続くルートである鷹戻し・金洞山の展望が良いところです。ジグザクした山様が迫力あります。木が邪魔になりながらも、裏妙義、浅間山も遠望できます。 ●相馬岳〜鷹戻しの頭 次は茨尾根をホッキリまで歩きます。危険な箇所はほとんどありません。陵線ながら木があるため低山歩きをしているような気分になります。ただ急なアップダウンが続き意外に長く感じました。一部、急斜面でザレた下りがあり鎖はありません。木や根につかまりつかまりながら、落石しないように慎重に下りました。 今回一番の緊張を強いられた鷹戻しの頭。登りは7個目の危険マーク箇所。 鎖、梯子、鎖と50mの急斜面が続きます。最初の鎖場は脇に木々がありそれほど高度感もないし、距離もありません。次の梯子はしっかり固定されており着実に登るだけです。次の鎖場はかなりの急斜面でスタンスがあまり見当たりらず、必然的に腕力に頼る部分が多くなりました。切れ落ちているため高度感があり緊張しました。最後に横に5mほどトラバースしてほぼ鷹戻しの頭は登頂です。 ●鷹戻しの頭〜金洞山 下りはルンゼの中に通る鎖25m2本があります。垂直に近い上にスタンスが見当たりにくい場所です。こちらも腕力に頼っての下りとなりました。下り終えて東岳方面から見ると凄い岩峰です。腕力がない方にはつらそうです。 第四石門への分岐から金洞山へのルートは、陵線上の道も狭く切り立っている箇所が多いため緊張の連続でした。 東岳、中之岳とマップではありますが道標はありませんが、中之岳だと思える山頂に金洞山と木に貼り付けてありました。 全体的な印象として、下から見ると岩峰ですが、意外に木が多く場所により低山を歩いているような雰囲気すらあります。鎖場は想像通りですが、想像していた以上に急なアップダウンの連続で長かったです。 昨年登った両神山の八丁峠以上にアップダウンは激しかったと思います。 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-58009.html 昨年は同じ時期に裏妙義に登りましたが、ルート的には短く表妙義コースをギュッと凝縮した感じです。そこそこ鎖やトラバースを楽しめました。 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-56818.html ●石門〜駐車場 石門分岐に登山ポストがありました。 石門に降りてからは、既に暗くなり始めており余裕がなかったので中間道は歩かず登山口に降りました。そこから約50分程度ですが車道を歩きました。 ●温泉 紅葉の湯で汗を流し帰宅しました(500円也)。 貴重品ロッカーは100円、ボディーシャンプー、シャンプー、露天風呂有り。 |
写真
感想
今まで石門の周遊コースを2回ほど楽しんだことがあり、いつかは陵線を歩いてみたいと思っていた妙義山。ようやく念願かなって踏破することができた。
紅葉は既に終わっているかと思っていたが、神社付近の紅葉は今が見頃。桜の季節の妙義も良いが紅葉も素晴らしい。妙義神社の本殿が工事中で見えなかったのは、残念である。
今まで鎖場は何箇所も辿っているが、連続で数十メートルの鎖場となると適度な緊張感があり達成感が大きい。特に鷹戻しの頭は凄かった。
どちらかと言うと白雲山〜相馬岳ルートよりも鷹戻し〜金洞山ルートの方が緊張感のある鎖場や痩せ尾根が楽しめる。大の字から金洞山まで歩くと結構距離があるので大変だが、タルワキ沢、ホッキリ、東岳・第四石門分岐ルートを上手く使えば、もう少し短く楽しめる。
今回は暖かく無風に近い状態と天候に恵まれていたので良かったが、寒ければ鎖も冷たく大変だったと思う。
今度は桜の季節に登り山頂から景色を楽しみたい。
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YAMA555さん、はじめまして。
来週の桜まつりの時期に合わせて行ってこようかと思っています。
天気だけが心配です!
ポイントは鷹戻し→金洞山まで腕力と脚力を温存できるか、ということですかね、、、
fireoniceさんはじめまして。
最近忙しくヤマレコと暫く遠ざかっており、コメントに気づきませんでした。
今頃金洞山付近から桜を見下ろしている時間ですかね?昨日雨でしたが、これだけ暖かければスッカリ乾いていて絶好の登山日和でしょう。
妙義山は紅葉も良いですが桜の季節もとても良い所ですよね〜少し早いかな?
メッセージありがとうございます。
同行者の体力と速度に合わせた事もあり、鷹戻しー金洞山までは行かず、茨尾根から中間道に降りました。
昨日は絶好の登山日和でした!
もうじき暑くなるので、早めに表妙義の金洞山まで行きたいですね、、、
桜は、この週末が満開でした。金洞山から見下ろしたかったのですがかなわず、お茶濁しで轟岩に登頂して下から驚かれました。
fireoniceさん
わざわざコメントありがとうございました。
表妙義を歩いた中では鷹戻し〜金洞山が一番良かったので是非次回歩いてみてください。
標高低いので歩くなら暑くない春・秋ですよね。記録楽しみにしています。
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