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記録ID: 884779
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ハイキング
奥秩父

笠取山 咲き誇るツツジ・シャクナゲに心おどる

2016年05月28日(土) [日帰り]
情報量の目安: A
都道府県 埼玉県 山梨県
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GPS
--:--
距離
9.8km
登り
785m
下り
776m

コースタイム

日帰り
山行
3:52
休憩
0:56
合計
4:48
6:54
18
7:12
48
8:35
25
9:00
16
9:16
9:40
7
9:47
11
9:58
10:30
48
作場平登山口6:30 〜 6:54中島川登山口6:54 〜 7:12馬止7:12 〜 8:00黒エンジュ分岐8:00 〜 8:16シラベ尾根分岐8:16 〜 8:35水干尾根分岐8:35 〜 9:00笠取山(埼玉川)9:00 〜 9:16笠取山(山梨側)9:40 〜 9:47小さな分水嶺9:47 〜 9:58笠取小屋10:30 〜 11:18作場平登山口
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2016年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
作場平の駐車場
コース状況/
危険箇所等
コース全体によく整備され危険個所は特にありません。また、案内標識もしっかりしています。
作場平登山口の案内板を見ながら今日のコースを考える。ここから中島川まで車道を歩き、反時計回りに周回することにする。
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作場平登山口の案内板を見ながら今日のコースを考える。ここから中島川まで車道を歩き、反時計回りに周回することにする。
20分ほど歩くと中島川の登山口に着く。案内看板の手前に車一台分のスペースがある。
20分ほど歩くと中島川の登山口に着く。案内看板の手前に車一台分のスペースがある。
山道を行き光量の少ない樹林帯に入る。樹間の先には新緑の鮮やかな若緑が輝いている。
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山道を行き光量の少ない樹林帯に入る。樹間の先には新緑の鮮やかな若緑が輝いている。
馬止の分岐点、ここを左へ行くと作場平からの登山道に連なる一休坂へ出る。今日は黒エンジュ方面へまっすぐに進む。
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馬止の分岐点、ここを左へ行くと作場平からの登山道に連なる一休坂へ出る。今日は黒エンジュ方面へまっすぐに進む。
木の切れ間から割合くっきりと富士山が見える。今日は曇りのため富士山はおろか山々の眺望は難しいかもと半分諦めていたので、とてもラッキー。
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木の切れ間から割合くっきりと富士山が見える。今日は曇りのため富士山はおろか山々の眺望は難しいかもと半分諦めていたので、とてもラッキー。
黒エンジュの分岐点、右手方向は将監峠に至る。気持ち良さそうなベンチがあるが、ここは休まずにそのまま左へ進む。
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黒エンジュの分岐点、右手方向は将監峠に至る。気持ち良さそうなベンチがあるが、ここは休まずにそのまま左へ進む。
しらべ尾根の分岐点あたりからミツバツツジが現れはじめ、そこから上の登山道周辺はピンクとグリーンが鮮やかなコントラストを描いている。
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しらべ尾根の分岐点あたりからミツバツツジが現れはじめ、そこから上の登山道周辺はピンクとグリーンが鮮やかなコントラストを描いている。
まるで若緑の空に桃色の雲が浮かんでいるよう。
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まるで若緑の空に桃色の雲が浮かんでいるよう。
左方向は笠取山の巻き道、ここは山頂を目指してまっすぐに進み、高度を上げていく。
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左方向は笠取山の巻き道、ここは山頂を目指してまっすぐに進み、高度を上げていく。
少し急斜面になるが、咲き誇るミツバツツジに足取りも軽くなる。木の根のむにゅむにゅ感に思わずゾクッとする。
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少し急斜面になるが、咲き誇るミツバツツジに足取りも軽くなる。木の根のむにゅむにゅ感に思わずゾクッとする。
そしていよいよシャクナゲが現れる。満開のシャクナゲ、淡い桃色が何とも言えない。ツツジとはまた違う艶やかさについ見とれる。
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そしていよいよシャクナゲが現れる。満開のシャクナゲ、淡い桃色が何とも言えない。ツツジとはまた違う艶やかさについ見とれる。
笠取山の埼玉側山頂には立派な標柱が立っている。この先山梨側の標柱は朽ちていて何とも痛々しいが、風雨に耐える力強さも感じる。
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笠取山の埼玉側山頂には立派な標柱が立っている。この先山梨側の標柱は朽ちていて何とも痛々しいが、風雨に耐える力強さも感じる。
山梨側の山頂からみる富士山。雲のグラデーションに浮かぶ富士、墨絵のような絶景に見とれてしまう。
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山梨側の山頂からみる富士山。雲のグラデーションに浮かぶ富士、墨絵のような絶景に見とれてしまう。
笠取山名物の山頂手前の急登を下り、笠取小屋へと向かう。
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笠取山名物の山頂手前の急登を下り、笠取小屋へと向かう。
笠取小屋はとてものんびり、まったりとした雰囲気。気を許すといつまでも離れられそうにない。
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笠取小屋はとてものんびり、まったりとした雰囲気。気を許すといつまでも離れられそうにない。
小屋下の水場脇を抜けて沢沿いに一休坂を進んでいく。これから小屋に向かう人が多い。
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小屋下の水場脇を抜けて沢沿いに一休坂を進んでいく。これから小屋に向かう人が多い。
新緑が美しい。間もなく駐車場、今週の山行きも終わりが近い。
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新緑が美しい。間もなく駐車場、今週の山行きも終わりが近い。

感想

これまで笠取山には秋と初冬の二度訪れたことがあったが、シャクナゲの花が見頃と聞きつけ、今週の山歩き場所に決定。
朝6時過ぎに作場平の駐車場に到着する。6、7台が駐車している。中にはまだ寝ている人もいる。
さっそく支度を整え、登山口脇の案内板を見ながら今日のコースを考える。そして、いったん車道を中島川まで歩き、そこから黒エンジュ、笠取山と反時計回りに周回することにする。
曇っているため涼しく、よく整備され歩きやすい登山道を気持ちよく進む。高曇のため、曇りの割には山々がよく見え、富士山もくっきりとした姿を見せてくれる。1時間ほどでしらべ尾根の分岐点に到着すると、鮮やかなピンク色が目に飛び込んでくる。ここから上は、ミツバツツジが満開に咲き誇っている。ミツバツツジのことは全く頭になかったこともあり、とても得をした気分。
ミツバツツジをすっかり堪能すると、今度は薄桃色のシャクナゲの群生が始まる。少しタイミングが遅かった感もあるが、まだまだ十分に見頃。シャクナゲは北側に多く、ところどころトンネルのようになっている。南側には相変わらずミツバツツジが咲いていて、右と左でピンクが濃淡に分かれている。
笠取山の山頂で暫し、富士山から南アルプスまでの山々、黄金からグレーに変わる雲のグラデーションがさながら墨絵のよう。鮮やかな新緑を楽しみ、笠取小屋へと向かう。
小屋前でもしばらくまったりとした時間を過ごす。まだお昼前で時間は早いが、腰をあげる。 水場脇から続く登山道を作場平へと向かう。
この時期ならではのシャクナゲ、ツツジがちょうど見ごろのタイミングとなり、のんびりとした心安やかな山行きとなる。

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