祝!復活南昌山山開き
- GPS
- 04:52
- 距離
- 6.8km
- 登り
- 655m
- 下り
- 656m
コースタイム
天候 | 曇りのち晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2016年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車場は広く、トイレもあります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
今回利用した前倉コースは上級者向けコースらしいです。自信の無い方は一般コースをおすすめします。 矢巾温泉〜前倉山 途中、一瞬だけ平坦な場所もありますがほとんどが急登をひたすら登ります。両端が切れ落ちた尾根筋ですので滑落注意です。また、落ち葉が多く滑りやすいです。 前倉山〜南昌山山頂 南昌山の東側斜面に到達すると本領発揮です。ロープで崖をひたすら登っていきます。足元は滑りやすく、浮石もあり慎重な足運びが必要になります。四つん這いになる箇所もありましたので手袋は必需品です。 南昌山頂〜南昌峠 こちら一般コースとなります。階段を降り続けます。道というよりもむしろ、精神的に気分を盛り上げないとうんざりしてきます。 南昌峠〜矢巾温泉 道路を下っていきます。こちらもうんざりしないように気分を盛り上げていきましょう。 |
その他周辺情報 | 矢巾町国民保養センター(日帰り温泉):大人500円、子供200円 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
携帯
タオル
カメラ
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感想
地元の広報誌に「第49回南昌山山開き」という文字を発見し、「ついにこの時が来たか」と一人で盛り上がっていました。豪雨災害から約3年。もともと、岩手県道281号矢巾西安庭線でしたが、県道はすぐ北側の町道南昌トンネル線へルート変更され、南昌峠を越えるルートは町道南昌山線へ格下げされました。そのため、復旧工事はどうなるのかと心配していましたが、矢巾町は頑張ってくれました。
南昌山登山は一般的には5合目まで車で登り、山頂を目指すあるいは矢巾温泉から車道をひたすら歩き、5合目から山頂を目指す一般コースを選択します。しかしあの車道をひたすら歩き、さらに階段地獄を登るのは嫌だったので、以前から興味のあった前倉コースを選択しました。
麓の矢巾温泉ではすでに一般コース・前倉コース参加者が続々と集まっていました。前倉コースの方が時間がかかる(距離は短い)ので8:00出発、一般コースの方は9:00出発を予定していました。登山道についてや諸注意などを聞いて前倉コースに挑む猛者たちと一緒に出発。町道南昌山線と分かれ、北の沢林道へ入るとすぐに登山口がありました。すでになかなかの斜度です。ここからは6人一組でグループを作り登山開始です。急登をひたすら登り続けます。落ち葉で滑る方が何名かいました。当方の前の方は運動靴でしたので頻繁に滑っていました。途中、平坦になる場所で小休憩の後、前倉山まで急登を一気に登っていきます。前倉山山頂は山頂を示す標識などは全く見られませんでした。薮山登山家集団のプレートがない里山に来たのは初めてです。前倉山からは一旦下ります。ここでしっかりと息を整えて体力の回復を図ります。南昌山南斜面に到達するといよいよ主役の登場です。崖をロープでよじ登っていきます。400mで標高差270mを超えていきますので、なんと平均勾配34度!途中、本当に崖みたいなところもあり、まるで空中を登っている感じがしました。崖登りは写真を撮る余裕はあまりなかったです。
山頂に到着すると一般コース登山組が5合目に到達し、あと1時間くらいかかるという声が聞こえてきたので少し早い昼食にしました。思いの外、前倉岳コース組が快調に山頂まで来たようです。昼食を食べていると続々と一般コース組が集まり、みんなで参拝です。「来年も来れますように」と参拝するそうです。
下山は一般コースで下ります。階段続き、車道歩きでしたので無心で歩き続けました。
今シーズン初登山でいきなりハードな登山となってしまいましたが、大満足な山行でした。これで紫波三山は制覇です。
復旧工事も終わり、今年は紫波三山縦走が復活するかどうか楽しみにしていたいと思います。
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