【男児作戦】子持神社〜子持山〜小野子山〜十二ヶ岳〜小野上温泉【丁50.2】
- GPS
- 08:09
- 距離
- 28.2km
- 登り
- 2,116m
- 下り
- 2,049m
コースタイム
- 山行
- 7:26
- 休憩
- 0:43
- 合計
- 8:09
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
復路:小野上温泉駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
敷島駅〜子持山:グーグルマップのナビに従うと藪道を歩かされるので適宜補正。 子持山(屏風岩・獅子岩コース):これで一般コースらしい。岩の痩せ尾根と急登。 子持山西側:東側に比べると楽。 小野子山〜十二ヶ岳:大きなアップダウン 十二ヶ岳〜小野上温泉:採石場からダンプが多く行き交う。 |
写真
感想
「これで一般コースかよ。」〜子持山の屏風岩・獅子岩コースの標識を見て〜
4月〜5月は身体の都合で大掛かりな山行もできず、また先日の奥多摩方面での山行は中折れ気味に終了したので、入梅前に中長距離縦走或いは累積標高差2000m超級の山行をしておくべく、山梨または群馬方面において山行を準備していたが、南側は早々に曇る予想であったため、日本百低山にして、赤城と榛名の間で小さいながらも存在感大の子持山を歩くこととした。
公共交通機関のアクセスは悪いので、敷島駅から歩いていく。その距離が結構あったのと、子持山初山行のため、当初、子持神社の裏から入山する予定だったが、奥の院からの入山に変更。全く人の気配は無かったが、5号橋から先、彼方此方に車が停まっている。登山口も多数あるようだ。ということは、年始に高尾山でやったように、全コースを一度に歩くという試みも可能だろう。
たまたま獅子岩・屏風岩コースを歩くことになったが、まずは雨後は避けた方が良いであろう沢の中を歩き、次いで岩混じりの急登をよじ登る。なかなかハードだが、標識には「一般コース」とある。一般コースでこれでは他のコースはどんなものやら。確か、渋川市観光情報サイトでは、いくつものコースが「滑落注意」とされている。
屏風岩から見上げる獅子岩は大きく。彼我の間が大きな谷間になっていることもあって早くも「あんな所まで上ることができるのかしら」と弱気になってしまう。それでも、勇を振り絞って急降下からの再度の急登、そして痩せた岩の尾根を詰めて獅子岩に到ると、空が澄み渡っていれば嗚呼絶景かなと嘆息しそうなほどの展望の良さ。登ってきた労苦も一気に報われた。
子持山から小野子山へ向かうため、西側に下る。上ってきた東面とはうって変わって穏やかな下り、そして林道へ出る。
子持山と小野子山は連山ではないので、再度麓からの登山となる。裾野に広がる高山高原を横目にこちらも急な傾斜を上っていく。小野子山山頂も盛況だ。山頂で軽く昼食を摂り、服に付いた毛虫を3匹ほど取っ払っていよいよ十二ヶ岳へ。
「十二ヶ岳」と言えば山梨にも同名の山があるが、恐らくいくつものピークが待ち受けているのだろうという覚悟の下踏み出した第一歩は、途端に急降下を経験する。それまで苦労して上ってきた分を一気に消化する急な下りの後の急な上りで中ノ岳へ。中ノ岳からは下りがそんなに急でないのかなと思ったところで急降下が始まる。小野子山〜中ノ岳間の鞍部と中ノ岳〜十二ヶ岳間の鞍部の違いは、一気に下るか、分けて下るかくらいの違いしかない。
十二ヶ岳は途中から男坂と女坂に分かれる。それまでの道から男坂にはどんな困難が待ち構えているのだろうかと戦々恐々だったが、上りが急なくらいで若干ホッとする。そして、十二ヶ岳の山頂である。今回歩いた山頂の中では最も展望が良い。東に赤城、皇海山や歩いてきた子持山等、西に浅間山、南に榛名と関東平野、北に谷川連峰と、空に薄雲が広がっていたのが残念なほどの好展望。11月辺りに来れば、絶対遠くの山までくっきりはっきり見えるに違いない。山頂には他に老夫婦1組。じっくりと素敵なひと時を堪能する。また来よう。どう来よう?頭がグルグルする。
十二ヶ岳と言うからにはもっとアップダウンがあるのではないかと思っていたのだが、山頂から暫く進んでガコンと下った後は道も緩やかになり、そのまま下山できた。この界隈は南北に道の駅もあるし、或いはぐんま天文台とのコラボということも可能だろう。確実に空の澄み切った日に再訪することを決めて、山に別れを告げた。
〜おしまい〜
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