天鳥川南沢左俣(仮称)から瑞牆山へ
![情報量の目安: A](https://yamareco.info/themes/bootstrap3/img/detail_level_A2.png)
![都道府県](/modules/yamainfo/images/icon_japan_white.png)
- GPS
- 03:23
- 距離
- 6.0km
- 登り
- 888m
- 下り
- 889m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
一般コースではありません。ジャンルを沢登りとしていますが、沢沿いを登ったというだけで、沢靴の必要は無いです。 八丁平への沢筋を右俣と考え、今回の枝沢を左俣と仮称しています。左俣の中間部当たり(標高にして2000m)から上部は、ザレ浮石がひどい。 |
写真
感想
今日は阿弥陀南稜へ行くつもりでしたが、昨日阿弥陀へ登ってしまったこともあり半日瑞牆で遊ぶことにしました。通いなれた人の多い一般コースを登るのも今一つと思い、昨年11月に瑞牆山東尾根を登った際に気になっていた、手鳥川南沢から東尾根へ抜けるラインを探ることとしました。
富士見平小屋からの一般コースとは桃太郎岩のある手鳥川南沢渡渉点でお別れ。ここから沢に入ります。今日は伏流となっていますが、すぐに水が出てきます。ナメが出てきたりと期待が持てます。
二股を左俣(仮称)へ。なお右俣(これも仮称)は八丁平へ続きます。すぐにナメや小滝が出てきて楽しいです。部分的に卦蕕ら元蕕療个蠅ありますが、巻きを上手くすれば避けられそうです。しかしここを登ろうとするくらいの方は、素直に登った方が楽しめると思います。
左俣上部はザレ浮石の墓場のような状況で登りにくい。大きなボルダーでも浮いているので要注意です。東尾根へ抜けた場所は本峰東側のコル。昨年東尾根を登った際に大きなキレットとなっていた底です。本峰へ向け正面は登れない壁であることはわかっていたため、南面へ探りを入れますがここも樹林斜面が切れ落ちていてNG。今日はロープ持参しておらず、東尾根の正規ルートを辿ります。富士見平からの一般コースと合流する手前で、再度本峰へ直接登るべくラインを探します。ブッシュ、5.7ほどのクライミング、ザレなど含めた登りをこなし、山頂で休憩されている方の目の前に飛び出しました(ちょっと驚かれていた様子)。このラインは落ちると致命的な箇所があるのでお勧めしません。
大賑わいの山頂からさっさと下山します。富士見平へのコースは踏み跡が幾通りにも採れる箇所があり、いつもの流れでいつものコースを下ると道を塞ぐように"おばさま"方がご休憩。ちょっと後ろを通らせてもらおうと声をかけたところ、「道はあっちよ」。うーん、素直に「はい、分かりました」と答えざるを得ず。おばちゃまパワー恐るべし、苦笑してしまいました。
観光地のように賑わっている富士見平小屋、水場に立ち寄りいつものように湧水をお土産に持ち帰ります。ここの水は氷のように冷たくておいしいです。
今回のコースは中盤まではナメや小滝ありで楽しめますが、最後の詰めがいま一つのため、それほどお勧めとは言えないルートでした。一般コースを登りつくしてしまってどうしてもバリエーションということであれば、どうぞ。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する