その昔 北鎌尾根 日帰り
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- GPS
- 01:41
- 距離
- 41.2km
- 登り
- 2,717m
- 下り
- 2,268m
コースタイム
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
|
---|---|
予約できる山小屋 |
七倉山荘
|
写真
感想
その昔・・・・北鎌にどうしても行きたかった。
が、ただ行っただけでは面白くない。このころから、小屋には泊まらず、如何に多くの距離を行くのかということを始めました。今で言うトレランみたいなもの。
まだ、トレランシューズなんていうものはなかったので、単なる運動靴で行きました。これが大失敗で、滑りやすいから、やたらと足に負担がかかり、それこそ足が棒化しました。以来、運動靴では行かないことにしています。
初めて、かつ、情報もあまりない。途中で泊まりもありの予定でした。
この頃は、千天出合には、壊れ掛けた吊り橋があり、千天出合まで、かろうじて踏み跡もありました。
七倉から湯俣までは、ほとんど走って行ったと思います。その先も傾斜がないところは走って行った記憶があります。北鎌沢までは、草がかぶっているところも多く、びしょぬれになっていました。
北鎌沢右股からは、何しろきつい登り、稜線にでても同じ。長距離な上に、この登りですから、山登りした感を最高に味わいました。
独標は、正面より少し右にいったところから壁を登り、直登しました。
北鎌平の手前のピークだけ巻いたと思います。
大槍へのフィナーレは、どうってことない簡単な岩場でした。
頂上についたら、拍手でも頂けるかなと思っていたのですが、悲しいかな、だ〜れもいませんでした。
槍の頂上まで Just 10H。大いに自己満足したタイムでしたので、これだけは、しっかり覚えています。
その後、6H 頑張って、何とか最終のタクシーに乗ることができました。
こんなことも可能であることを、自覚した山行でした。
当時、今ぐらいの情報があったら、もっと、気合いを入れてやっていたことでしょう。
次回行くことがあったら、末端から登ってみたいものです。
P.S.
標高グラフをみると、傾斜がゆるいところがかなりの部分をしめていますので、道が安定していたら、十分、日帰りルートなのでしょう。
脂がのりきったお年頃〜。
このときに今の装備と知識があったら、もっと速かったに違いない!
しかも写真はリバーサルフィルムって。(汗
師匠の北ア計画のスケール基準がよくわかります(みんなの基準にしちゃだめ)。
>千天出合には、壊れ掛けた吊り橋
加藤文太郎が発見されたとこですね。
リバーサルだってわかります?その通りですが、凄いな
CONTAX-T2 というので撮影しました。
この時、34歳だったのですね。当時にしてみれば、よくやっていました。
リュックが、今のような軽量タイプで、現使用のトレランシューズだったら、さらに楽に行けたと思います。
末端まで廃道になってしまい、吊り橋もないですから、今、この時間でこのコースを行くのは、ほぼ不可能だと思います。
もう一度、この景色を見に行ってみますか
そのルートは考えもつかないです。
私も最近北鎌尾根日帰りのシミュレーション考えてます。
七倉からだとアクセスが大変ですし、車で戻れないので、上高地から水俣乗越経由で取付いて、というルートです。
自転車使ったりして可能かなあ〜とか。
それほど槍ヶ岳が好きなわけではないので、今はいいのですが・・・
nukaboshi さん、こんばんは。
これ、今はできません。すでに廃道ですし、当時でも、湯俣〜千天出合までが、核心部みたいなものでした。トレランなんていう言葉がなかった時代に、こんなことをやっていました。通常の北鎌は、体力だけあれば良いところなので、一般道と大差無しです。
上高地から入ると、出発が遅くなるので、中房温泉から入るというのもあります。時間は、同じぐらいのはずです。或いは、奥飛騨から日帰りしている人もいますね。
でも、nukaboshi さんなら、日帰りにこだわるより、末端からの完全突破にこだわった方が良いと思います
ここのところ、こういったことをする気が無くなりました。無理をすると故障、怪我、そして寿命も縮めるような感じがするからです。年寄りは、過度な負荷を掛けないようにする必要があると思います。行動は、12H 以内で終わりにしたいですね。
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