記録ID: 900200
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アルパインクライミング
奥秩父
【両神山】橋詰BS[S]→西岳新道→両神山→日向大谷口BS[G]
2016年06月18日(土) [日帰り]


体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 08:05
- 距離
- 10.3km
- 登り
- 1,728m
- 下り
- 1,565m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
西武秩父駅の1番バス停から07:00発 小鹿野車庫行きに乗り、小鹿野役場前で下車します。 小鹿野役場前で07:43発の坂本行きに乗換、橋詰(08:05頃)で下車します。 【復路】 日向大谷口から三峰口行きへは15:10と17:20分発があります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道としては地図から消去されて時間がたっておりますが、東京電力の巡視路沿いを序盤〜中盤にかけて進むことになるため、思った以上には道はしっかりしています。 中盤の遺構から先にかけてはルートファインディングの技術が必須となります。 また、舟ガババあたりには10〜15mほどの鎖があり、クライムダウンする必要がありますが、鎖が全く信用できないため懸垂下降が出来る装備で行った方がいいです。 舟ガババから西岳にかけては恐ろしいまでの急登+藪漕ぎ+3mくらいの靴呂△蠅修Δ粉篥个蠅箸覆襪燭瓠長袖、手袋はあったほうがいいです。 ざっくりと書いてますが、難易度はかなり高めです。プチバリといえばプチバリですが、コースの短さからくるプチバリなのだと思われます。 『自立した登山者でなければ来るべきところではない』、とは別の方のレポにも書いてありましたがその通りだと思います。(何箇所か進み方を間違えると進退窮まるところもあります。) ちなみに道中、西岳に出合うまで誰かに会うということはなかったです。 ※そもそもバスには私を含めて2人しかいなかったです。 |
その他周辺情報 | 道の駅 両神温泉薬師の湯にて600円で汗を流せます。 ※バスの経路、時刻に注意 |
写真
【両神山遊びも4回目】
なんやかんやで両神山遊びも4回目となりました。
今回もバスで登れるルートなので、西武秩父の1番乗り場から小鹿野車庫行き、小鹿野役場前下車と、そこから坂本行バスに乗ります。
なんやかんやで両神山遊びも4回目となりました。
今回もバスで登れるルートなので、西武秩父の1番乗り場から小鹿野車庫行き、小鹿野役場前下車と、そこから坂本行バスに乗ります。
【取り付き場所】
若干怪しい上に、そもそも取り付いてよいのか不明な場所ですが、一応左の斜面から取り付けます。
取付いた後はいきなりの急登となるかつ、道がないorかなり薄い(ピンクテープもなし)ので、一気に支尾根に上り詰めたほうがよいです。
若干怪しい上に、そもそも取り付いてよいのか不明な場所ですが、一応左の斜面から取り付けます。
取付いた後はいきなりの急登となるかつ、道がないorかなり薄い(ピンクテープもなし)ので、一気に支尾根に上り詰めたほうがよいです。
【巻き道っぽいの】
巻き道っぽいのがたまにでてきますが、作業道の可能性が高いです。行かないように。
正解のルートには写真に写ってますが、最近つけられたと思われる赤テープが設置されてるところもあります。
※ただし、赤テープ=正解だと安直に考えて進んで行くのは褒められたものではない点に注意です。
巻き道っぽいのがたまにでてきますが、作業道の可能性が高いです。行かないように。
正解のルートには写真に写ってますが、最近つけられたと思われる赤テープが設置されてるところもあります。
※ただし、赤テープ=正解だと安直に考えて進んで行くのは褒められたものではない点に注意です。
【急登】
しかし序盤から急登がずーっと続く感じとなっており、予想以上に消耗します。
なお写真ではそんなに思えない傾斜となってますが、実際には結構な斜度です。
※後半にはもっときっついのが待ってますが。
しかし序盤から急登がずーっと続く感じとなっており、予想以上に消耗します。
なお写真ではそんなに思えない傾斜となってますが、実際には結構な斜度です。
※後半にはもっときっついのが待ってますが。
【この先の進み方】
この先、ところどころに急峻な岩尾根を進むところがあります。
写真のように、正解の道にはテープがついてます。
岩尾根のほとんどは直登ではなく、西側を巻く感じとなってたような気がします。
この先、ところどころに急峻な岩尾根を進むところがあります。
写真のように、正解の道にはテープがついてます。
岩尾根のほとんどは直登ではなく、西側を巻く感じとなってたような気がします。
【西岳】
岩場を過ぎるといよいよ舟ガババなのですが、正面にこれから登って行く西岳が見えます。
ここまで相当な急登でしたが、あの西岳に至るには斜度が70度もあるであろう斜面を登って行く必要があります。
心が折れたとしても戻るにはさっきのきっつい岩場を降りていくしかありませんが...
岩場を過ぎるといよいよ舟ガババなのですが、正面にこれから登って行く西岳が見えます。
ここまで相当な急登でしたが、あの西岳に至るには斜度が70度もあるであろう斜面を登って行く必要があります。
心が折れたとしても戻るにはさっきのきっつい岩場を降りていくしかありませんが...
【鎖場】
西岳新道唯一にして恐怖の鎖場です。
本来はこの鎖を握って15mほど下降するのですが、あまりに心もとないです。そしてその岩場もなんとハングしている箇所があり、鎖に全体重をかける必要がある場所があります。
西岳新道唯一にして恐怖の鎖場です。
本来はこの鎖を握って15mほど下降するのですが、あまりに心もとないです。そしてその岩場もなんとハングしている箇所があり、鎖に全体重をかける必要がある場所があります。
【懸垂下降】
ルートを探せばクライムダウンできそうなところはありましたが、自信がないので懸垂しました。
鎖がかかっている木はかなりしっかりとしてましたので、そのまま支点としました。
※8mm 30mの補助ロープです。自己責任で。
ルートを探せばクライムダウンできそうなところはありましたが、自信がないので懸垂しました。
鎖がかかっている木はかなりしっかりとしてましたので、そのまま支点としました。
※8mm 30mの補助ロープです。自己責任で。
装備
個人装備 |
Tシャツ
長袖インナー
雨具
靴
予備靴ひも
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
飲料
水筒(保温性)
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ロープ
ハーネス
ヘルメット
確保機
カラビナ
クイックドロー
スリング
ロープスリング
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---|
感想
梅雨の合間の晴れ、ということで高湿度を覚悟していたんですが、思った以上にカラっとした、素晴らしい天気の1日となりました。
そんな中、今年4回目の両神山登山として、西岳新道から登ってみました。
【西岳新道の様子】
事前情報通り、巡視路沿いの道であるため、途中まではバリエーションというほどバリエーションではなかったです。
ただし、重機基部跡を過ぎてからは一気にバリエーションぽくなり、バリエーション好きかつ藪岩好きにはたまらないコースとなっているのは確かです。
筆者も藪岩は割と好きなので、かなり楽しめる山行となりました。
秋頃に静かな雰囲気の中で紅葉を楽しみたいところです。
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