大雪高原温泉から 緑岳経由 三笠新道

2016年06月24日(金) [日帰り]

• GPS: 06:55
• 距離: 12.7km
• 登り: 953m
• 下り: 946m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:00
• 休憩: 0:50
• 合計: 6:50

距離 12.7km 登り 953m 下り 960m

5:45 スタート地点
8:15 8:20 緑岳
8:50 9:35 白雲岳避難小屋
10:17 高根ヶ原分岐
11:17 三笠分岐
12:35 ゴール地点

白雲避難小屋は23日から管理人さんが常駐していました。
自分が休憩に訪れた時は3~4名小屋にいたようです。（2Fから音がした）

当日、緑岳の入山記録を見ると緑岳や第一公園までの方が10組ほど。例外は自分のみです。
高原温泉沼側から三笠新道への通過者は単独2名、2人組が1組。

天候

曇り一時霧雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

三笠新道は思っていた以上の急勾配、アイゼン、ピッケル無しでの通行は厳しいです。
アイゼン、ピッケル不要な時期の頃には通行止めになるでしょう。

コース内で一番辛かったのは、空沼からヤンベ分岐までの区間。水量増加した状態での厳しい渡渉が2か所。楽しかったけど、もうこりごり。

その他周辺情報

早い時間の下山だったので、遠回りでも三股山荘にまた行っちゃう。

写真

6/24 5:10

4:30過ぎに到着。
山専ボトル用に湯沸かしなどの準備をする。

6/24 5:11

ヒグマ情報センターの脇の登山口が閉鎖されている。

6/24 5:11

高原温泉側の登山道の使用は7時〜15時だそうです。

6/24 5:44

待ちきれないので24h開放中の緑岳登山口をスタート

6/24 5:48

緑岳は最後の登りが苦手です

6/24 6:13

すぐに雪がお出まし。

6/24 6:27

花畑のエリアだが一面の雪。

6/24 6:31

少し溶けた部分に花がすぐさま咲いている

6/24 6:34

突き当り近くまで行くとオフセットして・・・・

6/24 6:36

また同じような景色が延々と・・・。
楽ちん且つ涼しいので好きなコース。

6/24 6:42

振り返る。

6/24 6:57

まだまだ雪が残っている。

6/24 7:10

どうも好きになれない緑岳の登り。鬱。

6/24 7:12

本日最初のお花畑

6/24 7:12

6/24 7:14

未練がましく忠別方向を見る

6/24 7:27

急登の半ばから花がドンドン現れます。
この時期、花が咲いていない花畑で引き返すのはもったいない。

6/24 7:52

歩いて来た雪原がよくわかる

6/24 8:06

頂上直下にかなり多くの花が咲いています。

6/24 8:07

6/24 8:09

6/24 8:12

高根が原、忠別方向

6/24 8:17

一応、白雲岳をバックに

6/24 8:24

緑岳の奥も充実の花畑

6/24 8:25

写真を撮りすぎてバッテリーが心配

6/24 8:27

赤岳方向を撮影

6/24 8:32

白雲小屋への分岐。奥に小屋が見える。

6/24 8:38

途中はガスの中。ロープを頼りに進む。小屋の100m手前から雨がマジ降りになって来る。

6/24 9:35

雨宿りを兼ねて大休憩。
途中、屋根を叩く雨音にも脅された。
当然、ガスガスの白雲はスルー。カッパ上下着装して再スタート。

6/24 9:35

いよいよ高根が原へ
カッパを着たのに霧雨程度の降り

6/24 9:40

ショウジョウバカマはコース内ここだけに群生。

6/24 9:46

最初はポールがあったけど、途中から無印になる。
GPSで確認しながら進む。

6/24 9:52

本日初のスライド者発見。単独男性。三笠新道から来たそうです。状況を確認すると、「標高の高い部分はかなり固いので無理をしないで緑岳に戻った方がいい。例年より雪が多く勾配がキツイよ。」とアドバイスを受ける。・・・

6/24 9:55

とりあえず、「確認してみます」という事でそのまま進む。

6/24 9:59

不安と葛藤の中、淡々と進む。

6/24 10:15

少し低くなった所に高根が原分岐がかすかに見える

6/24 10:17

いよいよ三笠新道へ
ここで2人目の単独男性とスライド。
三笠新道の状況を確認すると、「特に問題ないよ」との事。 話がちがう。

6/24 10:20

三笠新道に取り付く。

6/24 10:23

ザックからピッケルと軽アイゼンを出す。
雪の上に残された跡を見ると2人共12本アイゼンのようだ。
少し雪が柔らかくなってきたようなので慎重に降りる。

6/24 10:30

忠別を眺め

6/24 10:30

下を見ると斜面は肩しか見えない

6/24 10:32

あちゃ〜

6/24 10:33

ズームで空沼

6/24 10:34

遠くに高原温泉の湯けむり

6/24 10:36

緑岳方向

6/24 10:36

2人が登ってきたトレースを使います

6/24 10:48

上の方を振り返る

6/24 10:50

6/24 10:52

6/24 10:52

6/24 10:52

6/24 10:53

6/24 11:06

この付近でピッケルを手にした2人組とスライド。
スライドは合計4人3組。

6/24 11:18

空沼

6/24 11:18

6/24 11:19

6/24 11:19

6/24 11:19

6/24 11:20

6/24 11:20

6/24 11:22

空沼から離れるのでアイゼン撤収

6/24 11:26

6/24 11:27

6/24 11:28

6/24 11:30

6/24 11:31

6/24 11:34

6/24 11:37

6/24 11:37

ピンクテープを探しながらの下山は楽しい反面、妙に疲れる。

6/24 11:38

地味な悪路は精神的にやられます。

6/24 11:40

6/24 11:43

エゾイチゲ

6/24 11:43

びゅ〜てほ〜。

6/24 11:45

6/24 11:46

6/24 11:46

6/24 11:48

6/24 11:48

ここの渡渉で右足浸水。もう少しでゴールなので油断していた。

6/24 11:55

6/24 12:15

至近距離でのにらめっこ2分ほど。
自分が負けてその場を去りました。

6/24 12:17

やっとこおなじみの道。この後、渡渉が無いのでほっとする。

6/24 12:28

水芭蕉は雨竜沼にでも行って見た方がいいかも

6/24 12:38

高原温泉からの下山口はヒグマ観察センター内を一旦通過して、中の方に「どぉも〜」と一礼して通過。

6/24 12:39

緑岳登山口の入山記録に下山時刻を記入して完了

6/24 13:07

帰りにクチャンベツのゲートの鍵が変更されていないかどうか確認の為立ち寄る。去年の番号で開きました。

6/24 14:33

早い時間だったので、足をのばして三股山荘で昼食。
食べ終わったころには客が自分だけだったので、ついつい長居をしてしまいました。

撮影機器：

TG-835 OLYMPUS IMAGING CORP.

装備

個人装備

ピッケル GPS ６爪アイゼン

感想

ksn2215

当初、高原温泉の三笠新道開通に伴い忠別岳を日帰りできるのでは？と思いその計画で高原温泉に早朝4:40に到着。5:30には出発できるはずだったが、7:00に沼側の登山道開通の看板を発見。さらに、15:00までに帰還することの記載あり。帰還時刻を守る自信なし、無理。
その時点で忠別岳はあきらめた。
色々考えた挙句、1.5時間待ってられないという結論からとりあえず緑岳へ、帰りにお目当ての三笠新道を楽しむ事にした。天候や時間などの状況で白雲へ行くかどうかはその場で決めるプランで自分自身を納得させる。

いざ歩いてみたら、緑岳手前の雪原歩きは楽しいし、緑岳山頂付近の花畑にも癒されたし、三笠新道から空沼へのアイゼン散歩はサイコーです。ルート的にも長くないのでこの時期オススメです。

三笠新道の勾配が写真だと判りにくいかも？と思い、勾配が緩くなった所から動画を撮ってみました。通ったことの無い方は参考にして下さい。やっぱり勾配は画面から伝わらないような気もするけど・・・。