登りも下りも怖い武尊山
- GPS
- 08:29
- 距離
- 12.1km
- 登り
- 1,205m
- 下り
- 1,210m
コースタイム
天候 | 2016/07/18 曇りのち晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
裏見の滝駐車場:30台程度まで。朝6時時点で10台程度の駐車 林道終点駐車場:10台程度まで。朝6時半時点で5〜6台程度の駐車 |
コース状況/ 危険箇所等 |
梅雨どきのためか全体的にドロドロ、岩も木の根も滑りやすい |
その他周辺情報 | 【トイレ】 裏見の滝駐車場:男女別・水洗、キレイ、身障者用あり |
写真
装備
備考 | 【水】1.5lだとギリギリだった… |
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感想
翌週に迫った今年の夏の大目標に向けてのトレーニングです。今回の山は上州は武尊山です。自宅からそれほど遠くもないのですか、これまで後回しにしていた山です。メチャクチャ高い山でもないのに、最短(?)の武尊山神社から山頂までのコースタイムが4時間弱もかかるというのが、気乗りせず後回しにしてしまってた理由の1つです。しかし、前回の平ヶ岳で楽々なルートで登り(それでも登りごたえはありましたが)、今夏の大目標に向けてちょっと気合いをいれなければということで身体をいじめる山を選びました。さらには武尊山には鎖場があるということで、これもトレーニングにうってつけです。
さて、武尊山。三連休の最終日。雲が多く青空がひろがるかどうかあやしいところですが、山登りには充分なお天気になりました。裏見の滝の駐車場は朝の6時でもそれほど台数は多くなく、のんびり自分達の山を楽しめそうな予感でした、
まずは神社にお参りし、登山の無事を祈ります。
神社から先の林道は狭い道。未舗装とはいえ路面は悪くありませんが、狭くて対向車が来たらどうにもならなさそう…。ここは乗り入れないほうが無難です。
林道も終わり分岐を折れると本格的な山道で、梅雨どきのせいなのかいつもなのかわかりませんが、泥濘がちな山道でした。今ままでにないくらいの泥汚れになってしまいました…。避難小屋付近まで登り、地形的には尾根筋なはずですが、相変わらずの樹林歩きです。樹林歩きも嫌いではないのですが、結構な急登りが大変な思いです。岩や木の根も滑るし…。
さらに登ると出ました鎖場!見上げる高さで岩壁が立ちはだかってます。怖いかといえば確かに怖いのですが、それよりも妻が無事に登れるかどうかがいつも心配です。なんでこんな危ないところ連れて来ちゃったんだろうと…。こんなで翌週の山は大丈夫なのかしら…?そんな心配もつゆ知らず、妻は登ってきます。大して怖がってないので大丈夫なのでしょう。でも、この鎖場を降りるのは怖いので、剣ヶ峰経由の周回ルートにすることに決めました。
いくつか鎖場を越えると山頂も見えてきて、一登りで山頂に到着でした。
山頂は思いのほか広いところでした。青空も広がり、剣ヶ峰方面の山並みものびのびしており、気持ちのよい休憩タイムでした。雲が少なかったら上越国境方面の山々も見えたのかもしれません。
剣ヶ峰を経由しての武尊神社への下り道は、地形図的にはそれほどと思ってなかったのですが、実際歩いてみるとかなりの激坂…!鎖場こそありませんが、お尻を下ろしたり、後ろ向きで足を下ろさないと降りれないほどの段差がそこかしこにあり、そして木の根も岩も土も泥で滑る滑る。登りもは別の怖さです。緊張の連続に加え、梅雨明け前とはいえ気温も上がり、すっかり夏山の登山で水分補給もいつも以上です。用意した水1.5lでは心許なかったです。ヘトヘトになりつつ分岐まて戻ってきたときにはホッとしました。林道奥の駐車場で水も飲み干してしまいました。神社までたどり着き、無事の登山を神様にお礼して、今回の登山を終えました。
武尊山は、距離も斜度も登りごたえのある山で、鎖場の緊張から解放された山頂のノンビリ感もとても良かったです。
さて、武尊山でのトレーニングも無事に終えて、次はこの夏の大目標の山です。実はこの感想もその山に向かうバスの待ち時間に書いています。武尊山の鎖場の経験を活かして無事に登りたいと思います。
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