燧ヶ岳ー至仏山ー笠ヶ岳縦走
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- GPS
- 32:00
- 距離
- 38.1km
- 登り
- 2,497m
- 下り
- 2,899m
コースタイム
2日目:山の鼻(4:20)-至仏山(6:20)-笠ヶ岳(9:35)-湯の小屋温泉(12:30)
天候 | 1日目:曇り後晴れ 2日目:曇り後雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:湯ノ小屋温泉〜水上(西東京バス) |
感想
1日目:
池袋23:00発の夜行バスに乗る。観光客が消灯後も騒いでいて、うるさい。
睡眠不足のまま、大清水に到着。
尾瀬は木道で有名だが、尾瀬沼までの三平峠で既に木道だらけだ。尾瀬沼の畔を右回りで進む。売店がちらほら見られるのが、景観を悪くしているが、観光地だから仕方が無いのかもしれない。
燧ヶ岳の登山口に着く。長い木道が終わり、やっと土を踏めるかと思いきや、登山道は泥沼状態になっている。登山道が川になっていて、浸食が酷く、異常に歩きづらい。
蚊の大群にも悩まされたが、稜線に出ると森林限界で、冷たい風も出てきて、高山気分を味わう。ここからは岩場を進む。
山頂に着くもののガスが立ちこめ、残念ながら眺望がない。
昼食を取った後、尾瀬ケ原方面に下るが、濡れた岩だらけでこれまた歩きづらい。
尾瀬ヶ原に着くと、観光客で溢れていてにぎやかだ。
ここから急に天気がよくなり、有名な尾瀬ヶ原の長い木道を進む。
辺り一面が湿地帯で、花も沢山咲いていて、他では見れない景色が楽しめた。
日影のない木道を、直射日光にジリジリと照らされると、かなりつらい。
途中、何度か休憩し、水を大量に消費する。
ようやく山の鼻に着くが、ここもすごい数の人だ。ツアー客の多さに驚く。テント場も予想以上に混んでいたが、なんとかいい場所を確保する。テントを張った後は、夜行の疲れもあり、すぐに眠りに落ちた。
夕方、目が覚めて、テントの外に出ると、昼間の喧噪が嘘のように人が減り、静かになっている。しばらく周りを散歩したが、こうしてみると、なかなか雰囲気がよい。
2日目:
午後から雨との予報なので、早朝から歩き始める。至仏山の勇姿を正面に見ながら進む。昨日の燧ヶ岳と違い、よく整備された登山道を登る。
登りの途中に何カ所かベンチがある。あまりに尾瀬ヶ原の眺めが良いので、ベンチが現れる度に、座って眺めを堪能する。
朝6時20分、山頂に到着する。誰もいない山頂で、尾瀬ヶ原と燧ヶ岳の眺めを満喫する。これから向かう笠ヶ岳の形もいい。
笠ヶ岳までは、また泥沼に悩まされる。笠ヶ岳の最後の登りは岩場の急坂だ。
山頂で、花の写真を撮っているおじさんと出会う。奥さんの影響で、花が大好きになり、毎年、花を見に笠ヶ岳に来るらしい。
笠ヶ岳からは、湯の小屋方面に抜ける。この道は、あまり人が通らないようで、誰にも遭遇しなかった。途中で雨が降りだし、足裏の痛みも酷くなってきて、長い下りにうんざりしながらも、温泉を楽しみに下る。
湯の小屋温泉では、貸し切り状態の熱い温泉で疲れを癒して、水上行きのバスに乗った。
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