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記録ID: 92658
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積雪期ピークハント/縦走
富士・御坂

毛無山〜十二ヶ岳〜節刀ヶ岳〜鬼ヶ岳 今年最後の富士を

2010年12月30日(木) [日帰り]
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YAMA555 tonbou その他1人
GPS
09:35
距離
13.3km
登り
1,052m
下り
1,043m

コースタイム

コースタイム:8時間35分
5:50毛無山登山口駐車場6:00→7:30毛無山8:00→9:35十二ヶ岳10:00→金山10:35→10:55節刀ヶ岳11:20→金山11:25→11:55鬼ヶ岳12:10→雪頭ヶ岳12:20→堤13:25→鬼ヶ岳登山口13:40→みたまの湯14:15→毛無山登山口駐車場14:25
天候 曇り 時々降雪and日差し
過去天気図(気象庁) 2010年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
河口湖ICで高速を降りて、河口湖方面から西湖に入るトンネルの前の駐車場へ駐車。駐車場は20台程度は駐車できます。丁度、レトロバスの毛無山登山口の前です。
コース状況/
危険箇所等
毛無山登山口駐車場はトイレありません。ICを降りてパノラマライン沿いにあるコンビニで済ませると良いでしょう。

●毛無山
登山口から毛無山までは危険な箇所はありませんでしたが結構急登でした。頂上直下まで樹林帯に覆われ展望はありません。頂上では富士山、河口湖の大パノラマです。毛無直下から先は積雪2〜5センチ程度ありました。

●十二ヶ岳
一ヶ岳、二ヶ岳・・・・十二ヶ岳まで大小のアップダウンを繰り返します。それぞれ看板があります。
また何箇所かロープ・鎖場と急斜面があります。四〜五間の下り、十〜十一間の急登、十一〜十二間の急下降、急登は結構大変です。積雪後でロープが埋もれているとかなり困難なコースでしょう。
十一〜十二の真ん中には吊橋ありました。凍結しているとかなり怖いと思います。
山頂からは富士山、河口湖、西湖の大パノラマです。

●節刀ヶ岳
十二ヶ岳からの最初の下りはロープを使います。雪で足場が見づらいので結構腕力に頼って降りてしまいました。金山までの道中はパノラマポイント多いです。金山からは低い笹と樹林に囲まれた登山道を歩きます。
山頂からはこれまた富士山の展望が素晴らしいと思います。また、十二ヶ岳、鬼ヶ岳、遠くは黒岳、三つ峠、大菩薩、竜ヶ岳と遠望できます。鬼ヶ岳、十二ヶ岳まで登る方は、それほど遠くないので是非ここまで足を延ばして欲しいです。

●鬼ヶ岳
山頂までは特に危険な箇所はありません。鬼ヶ岳と呼ばれる所以なのか角のような岩がありました。ガスに巻かれて展望はありませんでしたが、富士山の大パノラマでしょう。
雪頭ヶ岳経由で下山しましたが、こちらのコースも結構急な登山道でした。

●登山口〜駐車場まで
下山した場所にバス停があるので、時間があえばレトロバスを利用して毛無登山口まで帰ると良いと思います。バスは1時間1本ペースで周遊しているようです。
↓レトロバスの時刻表です(富士河口湖総合観光サイト)。
http://www.fujisan.ne.jp/access/retrobus_S.php
停留所近くにはトイレあります。今回は1時間も待ち時間があったので西湖沿いの車道を歩いて温泉まで行き、温泉で荷物を降ろして走って駐車場まで行きました。

●温泉・食事
西湖沿いの道の真ん中にある「いずみの湯」にて汗を流しました。割引券を利用し800円也(本来は900円)。鍵付ロッカー、ボディーソープ、シャンプーリンス、露天風呂、ドライヤーあります。
食事もできます。今回は吉田うどんセット(600円)を頂きました。
毛無山への登り中に日の出を迎えました。
毛無山への登り中に日の出を迎えました。
毛無山と長浜方面の分岐
毛無山と長浜方面の分岐
山頂直下になりようやく展望が開けてきます。
直ぐ下は河口湖。
山頂直下になりようやく展望が開けてきます。
直ぐ下は河口湖。
毛無山山頂に到着。
数パーティーがユックリ出来そうな所です。
毛無山山頂に到着。
数パーティーがユックリ出来そうな所です。
ガスに覆われていましたが、顔を出してくれました。今年最後に富士が見えてよかった。
ガスに覆われていましたが、顔を出してくれました。今年最後に富士が見えてよかった。
中腹辺りの雲が切れませんでした。
中腹辺りの雲が切れませんでした。
一ヶ岳道標
二ヶ岳道標
途中に西湖が見えてきました。
途中に西湖が見えてきました。
三ヶ岳道標
今回初めてのロープを使った下り。
今回初めてのロープを使った下り。
四ヶ岳道標
途中、富士山の大展望箇所有り。
途中、富士山の大展望箇所有り。
またもやロープでの下りです。
またもやロープでの下りです。
五ヶ岳道標
六ヶ岳道標。奥に見えるは節刀ヶ岳です。
六ヶ岳道標。奥に見えるは節刀ヶ岳です。
七ヶ岳道標
八ヶ岳道標
九ヶ岳道標
十ヶ岳道標。少し欠けていて危うく見落とす所でした。
十ヶ岳道標。少し欠けていて危うく見落とす所でした。
ロープを使った急斜面の登りが待っています。
ロープを使った急斜面の登りが待っています。
そして下りも。
十一ヶ岳道標。奥に見えるは目指す十二ヶ岳。
かなりの急斜面に見えます。
十一ヶ岳道標。奥に見えるは目指す十二ヶ岳。
かなりの急斜面に見えます。
十一ヶ岳からは数十メートルの長いロープを使った下りです。
十一ヶ岳からは数十メートルの長いロープを使った下りです。
下った後につり橋が待っています。
下った後につり橋が待っています。
つり橋を渡り中
7mくらいでしょうか。
7mくらいでしょうか。
雪が積もっていて金属なので滑りやすかったです。凍結していたらもっと怖いでしょう・・・
雪が積もっていて金属なので滑りやすかったです。凍結していたらもっと怖いでしょう・・・
十二ヶ岳へのロープを使った急登です。
十一ヶ岳の奥に見えるは黒岳に三つ峠。展望は良いです。
十二ヶ岳へのロープを使った急登です。
十一ヶ岳の奥に見えるは黒岳に三つ峠。展望は良いです。
結構緊張します。
結構緊張します。
三つ峠アップすると、電波塔が沢山みえます。
三つ峠アップすると、電波塔が沢山みえます。
十二ヶ岳登山口からの分岐があって直ぐに頂上です。
十二ヶ岳登山口からの分岐があって直ぐに頂上です。
天気が良ければ素晴らしい富士山が見えるのに、残念でした。
天気が良ければ素晴らしい富士山が見えるのに、残念でした。
眼下には西湖が広がっています。
眼下には西湖が広がっています。
十二ヶ岳からはまたまた長いロープでの下りです。
十二ヶ岳からはまたまた長いロープでの下りです。
鬼ヶ岳がきれいに見えます。
奥の竜ヶ岳はガスに巻かれていました。
鬼ヶ岳がきれいに見えます。
奥の竜ヶ岳はガスに巻かれていました。
節刀ヶ岳からも展望が最高に良いです。
節刀ヶ岳からも展望が最高に良いです。
節刀ヶ岳から見る十二ヶ岳の陵線。ギザギザです。
節刀ヶ岳から見る十二ヶ岳の陵線。ギザギザです。
鬼ヶ岳〜王岳への陵線も良く見えます。
鬼ヶ岳〜王岳への陵線も良く見えます。
金山を通って鬼ヶ岳へ向かいます。
金山を通って鬼ヶ岳へ向かいます。
途中登山道にカモシカさんが現れました。黒かったので熊かと思った。でも熊は冬眠していますね。
途中登山道にカモシカさんが現れました。黒かったので熊かと思った。でも熊は冬眠していますね。
鬼ヶ岳山頂の道標。ちょっと寂しいです。
鬼ヶ岳山頂の道標。ちょっと寂しいです。
この岩が鬼ヶ岳と呼ばれる所以でしょうか?角みたいです。
この岩が鬼ヶ岳と呼ばれる所以でしょうか?角みたいです。
雲が発生して雪もちらついて来たので下山することにしました。
雲が発生して雪もちらついて来たので下山することにしました。
鬼ヶ岳直下の梯子。しっかりしています。
鬼ヶ岳直下の梯子。しっかりしています。
雪頭ヶ岳。
雪頭ヶ岳からも本当は大パノラマだったのに残念。
雪頭ヶ岳からも本当は大パノラマだったのに残念。
樹林帯を順調に下ります。
樹林帯を順調に下ります。
堤に到着。ここからは車も入れるしっかりとした道を歩きます。
堤に到着。ここからは車も入れるしっかりとした道を歩きます。
登山口に到着。奥にバス停があります。
通りを挟んで右側にトイレ、駐車場があります。
登山口に到着。奥にバス停があります。
通りを挟んで右側にトイレ、駐車場があります。
いずみの湯でザックを置いていざ駐車場に走ります。
いずみの湯でザックを置いていざ駐車場に走ります。
走っている途中に陵線が見えたので一枚。
走っている途中に陵線が見えたので一枚。
登山口に到着。

感想

年を締めくくるのはやはり富士山の見える山。去年は竜ヶ岳でダイアモンド富士を見た。今年は、深田久弥終焉の地、茅ヶ岳にしようか、よち富士山を真近でみるために御坂山塊の周遊にしようか迷い、天気予報も悪かったので早めに富士山が見える御坂にした。

毛無山山頂に到着した時は雲にかまれて富士が見えず、これまでかと天を仰いだが、雲の流れが速く朝食を取っていると富士の大パノラマが開けた。やはり御坂山塊から見る富士は大きく、何度見ても感動する。
積雪はあまり考えていなかったが、毛無山頂より先は数センチの積雪。それでも凍結していなかったのでアイゼンは使用せずに済んだ。積雪の登山道を歩くのはサクサクと気持ちよく今年最後の山で儲けた気分になる。
十二ヶ岳へのコースはロープを使った登下降が続き思っていた以上に面白かった。

本当は王岳まで歩きたかったが、午後から雪という天気予報で雪がぱらついてきて、展望もなくなったために今回は雪頭ヶ岳を抜けて下山した。お陰で計画と時間がずれてバス1時間待ちということになってしまい、それならばと徒歩で駐車場まで帰ってみた。

今回は途中から富士が見えなくなってしまったために再び登りたいコースである。また、以前登った三方分山方面から王岳を経由して鬼ヶ岳までも繋ぎたいものだ。

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