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Yamareco

記録ID: 930335
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沢登り
谷川・武尊

上越のマッターホルン 大源太山 北沢本谷沢から

2016年07月31日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:02
距離
8.2km
登り
987m
下り
972m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:48
休憩
1:07
合計
7:55
6:39
133
8:52
9:46
188
12:54
13:07
87
14:34
0
14:34
ゴール地点
ルートはEtrex20xのGPSデータです。
天候 晴れ(暑くて沢日和) 下山後急にドシャ降り
過去天気図(気象庁) 2016年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
前夜発で湯沢中央公園で仮眠
早朝、大源太駐車場へ移動。大源太キャニオンの分岐からは細い道で最後のほうは若干荒れてます。下擦らないようゆっくり走ったほうが良い感じ。
車10台は停められないか。携帯電波有となっていましたがドコモでも電波は入らず。
コース状況/
危険箇所等
●参考資料
沢登りルート120 北沢本谷 ※写真の遡行図はこれを指します。
25000分の1地形図。

●北沢本谷
上越のマッターホルン大源太の頂上直下に突き上げる沢です。
適度に楽しめる滝があり、明るい沢の様子は上越の沢でも気持ちよい部類でしょう。
三俣上はYAMAにとってはヌメと斜度、ホールドスタンスに乏しいと三重苦で厳しいルートでした。
ヤスケ尾根に出られたときは本当にホッとしました。
山頂は360度の展望。谷川方面の山並みがカッコイイです。

●下山路
ヤスケ尾根を下ってきます。
クサリあり、ロープありと結構下りは大変でした。
その他周辺情報 ●温泉
ryujiの希望で湯沢からかぐら方面に下道を走らせ「街道の湯」にて汗を流しました。
車移動中、上越のマッターホルン大源太山が正面に見えてきました。谷川から見るとピラミタルな三角ですが、北側から見ると結構ごっつい感じですね。
車移動中、上越のマッターホルン大源太山が正面に見えてきました。谷川から見るとピラミタルな三角ですが、北側から見ると結構ごっつい感じですね。
若干がたがた道があり行き止まりが駐車場。
なかなか混んでました。10台は止められないか。
若干がたがた道があり行き止まりが駐車場。
なかなか混んでました。10台は止められないか。
大源太登山口。ここから出発。
大源太登山口。ここから出発。
一般登山道も一度沢を渡渉します。
一般登山道も一度沢を渡渉します。
2つ目の沢、ロープが張ってあるところが北沢本谷の入渓点です。
2つ目の沢、ロープが張ってあるところが北沢本谷の入渓点です。
入渓点を正面から見る。
入渓点を正面から見る。
さっそく2条4m横向きの滝。
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さっそく2条4m横向きの滝。
上越の沢はなかなか釜が深い。
上越の沢はなかなか釜が深い。
4条6mかな。
気持ちよい暑さなのでryujiは早速滝業を始める。
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気持ちよい暑さなのでryujiは早速滝業を始める。
大岩の突き出た滝が見えてきた。
大岩の突き出た滝が見えてきた。
大岩の突き出た滝
結構釜が深く腰まで浸かる。
大岩の突き出た滝
結構釜が深く腰まで浸かる。
好きなところを登る。
2
好きなところを登る。
5,6,3mの滝の連続の1つ。
5,6,3mの滝の連続の1つ。
右から。
4m。ryujiは水流沿い、indigo,YAMAは右から。
右も結構いやらしかった。
4m。ryujiは水流沿い、indigo,YAMAは右から。
右も結構いやらしかった。
ゥ粥璽躱。
最後がちょっといやらしい。
皆楽に登っていったがYAMAはなんとか体を擦りあげてのぼれた。
2
ゥ粥璽躱。
最後がちょっといやらしい。
皆楽に登っていったがYAMAはなんとか体を擦りあげてのぼれた。
その後も小滝が続く。
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その後も小滝が続く。
岩の折り重なる地帯を抜ける。
岩の折り重なる地帯を抜ける。
暑い日で絶好の沢日和
暑い日で絶好の沢日和
7m
まずはリーダー。
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7m
まずはリーダー。
そしてindigo。
10×12m
左のクラックを登る滝だ。
10×12m
左のクラックを登る滝だ。
水流沿いはぬめぬめ。
水流沿いはぬめぬめ。
奥ryujiは果敢にぬめぬめ地獄の水流沿いを選択。
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奥ryujiは果敢にぬめぬめ地獄の水流沿いを選択。
YAMAとryuji。
YAMAはクラックを登ってryujiが無事登ってきたのをパチリ。
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YAMAはクラックを登ってryujiが無事登ってきたのをパチリ。
三俣が見えてきた。
右は七つ小屋沢への30mの滝。今回は左を行く。
三俣が見えてきた。
右は七つ小屋沢への30mの滝。今回は左を行く。
三俣の左側登るルート。
下段8mの上は結構厳しそう。
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三俣の左側登るルート。
下段8mの上は結構厳しそう。
┣蔀覆8mを登ると核心に入る。
┣蔀覆8mを登ると核心に入る。
2段15m
結構滑ってそうです。
1
2段15m
結構滑ってそうです。
2段15m
リーダーが空身で行く。ここもかなりの滑りよう。
上段はホールドスタンス共にYAMAにとっては小さく細かくて苦戦しました。
3
2段15m
リーダーが空身で行く。ここもかなりの滑りよう。
上段はホールドスタンス共にYAMAにとっては小さく細かくて苦戦しました。
indigoは上段もらくらく登ってきます。
indigoは上段もらくらく登ってきます。
2段15mを過ぎると急激に沢は狭くなる。
2段15mを過ぎると急激に沢は狭くなる。
そして水量も少なくなってくる。
そして水量も少なくなってくる。
2段7m
ここも結構厳しくてYAMAは先行したindigoにお助け紐出してもらった。
2段7m
ここも結構厳しくてYAMAは先行したindigoにお助け紐出してもらった。
青空に突き上げる沢が気持ちよい。
青空に突き上げる沢が気持ちよい。
チムニー状
かなり狭いがトップをryujiが攻める。
YAMAはあばらの心配もあり右から巻く。
チムニー状
かなり狭いがトップをryujiが攻める。
YAMAはあばらの心配もあり右から巻く。
の上に出ると急勾配のナメに出た。
の上に出ると急勾配のナメに出た。
結構滑るので慎重にナメを登ってくる。
結構滑るので慎重にナメを登ってくる。
この辺から花がチラホラ咲き始めた。
この辺から花がチラホラ咲き始めた。
相変わらず滑スラブを慎重に登る。
相変わらず滑スラブを慎重に登る。
水量が無くなりクライミングっぽいん雰囲気に。
水量が無くなりクライミングっぽいん雰囲気に。
あたりか、斜度のあるスラブをスイスイと登っていく3人に比べて、ちょっと怖くて分岐まで10m位はロープ出してもらった。
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あたりか、斜度のあるスラブをスイスイと登っていく3人に比べて、ちょっと怖くて分岐まで10m位はロープ出してもらった。
この辺からは草つきを掴んで登ったり結構な緊張感を強いられる。
この辺からは草つきを掴んで登ったり結構な緊張感を強いられる。
indigoはスイスイ登ってくんだけど本当緊張した。
indigoはスイスイ登ってくんだけど本当緊張した。
ようやく休憩できる箇所まで来た。左手に尾根も見えてきて一休み。
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ようやく休憩できる箇所まで来た。左手に尾根も見えてきて一休み。
しばし飯を食べながら景色を堪能。
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しばし飯を食べながら景色を堪能。
そして靴を履き替えて登山道に向かう。
ここからもしばらくはしんどい。
そして靴を履き替えて登山道に向かう。
ここからもしばらくはしんどい。
登山道に出ました。後は山頂まで登るのみ。
登山道に出ました。後は山頂まで登るのみ。
山頂に無事到着。ryujiとindigo。
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山頂に無事到着。ryujiとindigo。
少し遠めに。
七つ小屋山に奥は茂倉、さらに奥ガスがかかっているが一ノ倉か。
七つ小屋山に奥は茂倉、さらに奥ガスがかかっているが一ノ倉か。
下り始め。結構急な登山道です。
下り始め。結構急な登山道です。
振り返って大源太。
振り返って大源太。
遡行開始地点1時間半くらいで戻ってきました。
遡行開始地点1時間半くらいで戻ってきました。
街道の湯に到着。
街道の湯に到着。
ゆっくり汗を流しました。
ゆっくり汗を流しました。
帰りは月夜野まで下道。途中にあったすえひろって店。
じゃんぼカツ丼がものすごいりょうだったんだが…。
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帰りは月夜野まで下道。途中にあったすえひろって店。
じゃんぼカツ丼がものすごいりょうだったんだが…。

感想

当初は白馬〜唐松の周回を予定していましたが、北アが全般的に天候が芳しくなかったので比較的天気が悪くない上越のマッターホルンといわれる大源太山へ続く北沢本谷を遡行することになりました。

遡行ポイントまでもコースタイムほどかからずに結構スッと沢登りが開始できた。適度な登攀要素がありながら明るい沢を遡行でき、しかもかなり気温が高く、水温も高かった為、久しぶりにシャワークライムが苦にならない沢登りが出来た。
他3人はスイスイと進むが、1人なかなかついていくので大変。それでも三俣まではまーいいペースで来たのだが、後半の核心部に入ると自分が足を引っ張ってペースダウンしてしまった。ヌメと急傾斜のスラブは緊張を強いられ、最後の詰めは草や枝につかまりながらだったりと、普段歩きしかしていない自分にとってはシンドかった〜。

それでも沢からピークを踏めるのはとても充実感があって面白い。特に上越の山は明るくて今年は雪も無いので快適な遡行が出来る。今回もお世話になりっぱなしだったryujiとindigoに感謝。

東京周辺の沢から遂に上越デビュー!
遡行内容の濃い北沢本谷から大源太山頂を踏むことができた。奥多摩や丹沢のジメジメした雰囲気と違い、上越の沢は明るくスケールが大きくて豪快。天気も良く頭上が開けた景色を堪能しながら歩けた。

水流沿いは非常にヌメヌメ、三俣手前辺りからは緊張連続でどれも楽しかった。
10×12mナメ滝(クラックを滑らないように)、三俣の2段15m滝(ハングぬけ)、
10m3段チムニー滝(とても狭い!)、スラブ帯(細い岩の隙間になんとかスタンス)。
稜線に出るまでがホント長く感じ疲れた。夕食前に足が痙りまだまだ歩き慣れてない…。

Oさん、ryuji、YAMAまた行きましょう!

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