谷川岳→大源太山【旭原バス停まで】
- GPS
- 10:54
- 距離
- 21.2km
- 登り
- 2,199m
- 下り
- 2,338m
コースタイム
- 山行
- 9:57
- 休憩
- 0:58
- 合計
- 10:55
過去天気図(気象庁) | 2024年11月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・旭原バス停→越後湯沢駅 390円 ・越後湯沢駅→土合駅 420円【切符必要】 ・江神温泉共同浴場 400円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【西黒尾根】 一部に厳し目の岩登りあり。 ツルツル滑りそうな岩が多い印象。 【尾根筋全般】 日が当たらない場所は凍っていた。 溶けてぬかるんで、汚泥となり滑りやすい。 クマザサを伐採してくれたのはいいが、散乱して降りでは滑る。 【大源太山】 谷川岳周回コース分岐⇆大源太山: 急落急登クマザサ汚泥 山頂手前南側: ガチめの崖(鎖はもちろんある) 登山口近く: 渡渉数回、靴が冠水することあり |
その他周辺情報 | バスで越後湯沢駅に到着してから、車に戻るために土合駅へゆく必要があった。 上越線水上方面への本数が少ない、2時間待つ羽目になったため時間潰しで駅前の江神温泉へ。 それでも1時間持て余したため、駅構内の土産物売り場をうろつく。 |
写真
感想
【急遽変更して正解か】
前日までは行き先として皇海山を計画していた。
出かける1時間前になって谷川岳にまだ雪が無く、天気がかなり良さそう、逆に皇海山は遅くなれば荒れそう、との天気予報を知る。
そういうわけで計画変更した。
別機会にと温めていた谷川岳への本来の計画は【2日かけての反時計回り馬蹄周回+大源太山】。これは相当過酷だったなと今では思う。
【前夜移動】
夜7時過ぎ、自宅を出た。
下道のみの利用、22:30着。
谷川岳インフォメーションセンター駐車場に前泊した。
24時間駐車場無料、トイレも綺麗。
満天の星を見ながら寝た、気温4℃。
【雲一つ無い快晴】
4:30出発。
すぐに厚着を脱ぐ、半袖になってちょうど良かった。頂上の少し前まではゴツゴツした岩だらけ、西黒尾根ルートの岩場は結構怖い感じもした。傾斜した一枚岩のツルツルしているものが多々あった。
天気は最高、恵まれた。
とはいえ、2日前の雨の影響か、全般的に明るい尾根道でもぬかるみが残っていた。
夜明け前に視界に入ってきたのが武尊山の稜線。
雲ひとつない空があった。
7時に谷川岳山頂付近に着く。
最高の景色だった。変更して谷川岳に来てよかった。
山頂を約3名で共有、そのうちの一人と会話をした。
前日来たらしいがガスガスだったからリベンジとのことだった。
道中で何人かと会話して、皆前日のガス天を話していた。下界は同じく晴れても山の天気は違うものなのかと。
7時半にオキの耳から先へ。
【一ノ倉岳】
尾根のアップダウンを経て着く。道中歩きづらい場所があったような気がする。
山頂はなだらかでピークはない。ビバーク用の小さなシェルターがある。
【茂倉岳】
一ノ倉岳から連なる。360°見渡せる景色がとても良い。おすすめ。
どうせ谷川岳に来たのなら、茂倉岳もついでに行くべしと思った。
【武能岳】
茂倉岳からの距離がかなりある。
道中、尾根筋でもぬかるみが多数あり、滑りそう。
滑らないようクマザサを引っ張りながら長い道のりを下り、そして登る。
【蓬ヒュッテ】
この辺りはクマザサの草原。
風がどんどん強くなるが、天気が良いため半袖でも涼しく心地よかった。
蓬ヒュッテは避難小屋として開放されているが、中のトイレはバリケード封鎖してあった。この界隈トイレに問題あり。
【七ッ小屋山】
まだあったピーク。見た目ほど辛くない登り。
このピークを超えるといよいよ大源太山が威厳を讃えて見えてくる。
分岐を大源太山方面へ、ここから一旦大いに急落で降る。
クマザサがこれまでと同じく切り倒してくれてあるが、それが滑る。
風は無風になる、暑い。
【大源太山】
先月越後駒ヶ岳の帰路に見初めて、興味が尽きなかった一座。
谷川岳縦走コースに組み込んだ。
鎖はあるから、確実に登ることはできるが、結構大変。ここ下るのは辛いかも。
一旦降ってから、いよいよ登る。
急落からの急登が待っていた、頂上手前がほぼ崖。
山頂は案外平らな箇所があった。
コバエか何かの虫が飛び回っていた。
景色はこれまで良かったものをたくさん見てきたから、感銘は受けなかった。
旭原方面を下山し始めてすぐに、頂上を目指す初登山の若者カップル?に出会う。
初めての登山とのこと。装備がほぼない中で、よくやるなと感心した。
褒められたものだと持ち上げてあげたが、南側ルートはやめておけと忠告した。
下山に際しては、落ち葉が深く積もって急落もあって疲れた。
南側よりはよほど歩きやすい、トラロープがたくさんあって親切なのだが、いかんせん頼りない。
大源太山下山直前に何ヶ所も渡渉することになる。
水量が多かったこの日は、最後の(ここからの登山者にとっては最初の)渡渉箇所でどうあがいても靴を濡らす羽目になった。
【帰路】
14:45 登山口着、早足で40分歩いて旭原バス停へ。
15:20 バス停着、1540発のバスには自分以外の登山客はいなかった。
16:05 越後湯沢駅着。
17:52 上越線水上行 → 18:20 土合駅着
18:35 車に戻って、帰路に着く。
22:00 下道で帰宅
もういい加減に雪が降るだろうから、雪山にはいかない自分ににとって今シーズンラストチャンスだろうと思ってやってきたが、運にも天気にも恵まれた。
追記)数日後に雪が降った様子。
11月9日に登った人の山行日記には雪のせいで馬蹄形を諦めたことなど書かれている。
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