矢倉岳ー金時山ー神山ー駒ヶ岳縦走
- GPS
- 10:15
- 距離
- 38.2km
- 登り
- 2,776m
- 下り
- 2,137m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:元箱根〜JR小田原駅(伊豆箱根バス) |
感想
山北駅から酒水(しゃすい)の滝まではすぐ。
酒水の滝は、日本の滝百選らしいが、特に感動は無かった。
地形図では、二十一世紀の森までの登山道が書かれていないが、巻き道の途中から二十一世紀の森に登るしっかりとした登山道がある。
二十一世紀の森には草地の広場があり、明るく静かな雰囲気。その道路を南西に進むと登山道に変わり、矢倉岳へと続く。
矢倉岳山頂は、木のない広い草地で眺めがよい。
しばらく休憩後、足柄峠方面に降りる。
足柄万葉公園付近で道路に降りるが、南下すればよいと思っていたので、誤って地蔵堂の方面への道路を進んでしまう。運良く、引き返さずに、足柄古道で足柄峠に抜けられることが分かったので、特に時間をロスせずに戻れた。
そこからは舗装道路が続き、しばらくして林道に変わる。金時山の直下まで林道が延びている。
林道終点地点に駐車中の車が多数あり、そこから空身で金時山に向かう大勢の人に出くわす。小さい子供や、町中を歩くような格好の人も多い。
金時山山頂は大混雑だが、前回、ガスで全く見えなかった富士山が、はっきりと確認できて満足する。
足早に下山すると、まだ12時。ここで終了の予定だったが、まだ登ったことのない神山にも登れるのではと欲が出て、地図を確認。
早雲山のロープウェー駅まで行けば良いことに気がつき、早速歩き出す。
車道を進むこと1時間ほどで、13:10に早雲山に到着。
神山への地形図、登山地図は持っていなし、若干疲れているので、どうしようかと思ったが、ありがたいことに登山口に簡易地図がありコースタイムも載っている。神山まで105分、そこから駒ヶ岳まで70分、下山口まで80分となっていて、およそ4時間強かかるようだ。しかし、おそらく観光客向けの甘いCTとなっていると推測し、登山道に入る。
道は非常に分かりやすく、最初は快調に進むものの、半分くらい登った所で、何度も足がつりそうになる。普段、ろくに運動していないのに欲張ったのがいけなかったようだ。
何度かの小休憩で足をマッサージして、だましだまし進み、ようやく神山に到着。木に囲まれ眺望はよくない。山頂付近は、若干雪が残っている。
時間が遅いので、すぐに駒ヶ岳に向かう。途中、駒ヶ岳の特徴ある山頂が確認できる。山頂はなだらかで木が全くない草地なので、まるで猫の頭のような感じ。
駒ヶ岳山頂には巨大なロープウェーの駅がある。そこから、次々と観光客が吐き出されてくる。登山の格好をしている人は見当たらない。そこからすぐの山頂に箱根元宮神社がある。芦ノ湖や太平洋の眺めがよい。
この時点で15時を過ぎている。かなり疲労していたので、ロープウェーで降りることも一瞬頭をよぎったが、ここまできたら自力で下山したい。
来た道を折り返し、芦ノ湖方面への登山道を下りる。ロープウェーと同じ方向への下山道なので、利用者が少なく荒廃しているのではと心配したが、終止しっかりした道が続き、助かる。
16時過ぎに道路まで下山。ここから元箱根のバス停まで車道歩き。しかし、すぐに日が暮れ、雪まで降ってきた。
この道は歩道など一切なく、とても歩く道ではない。道の両側は、笹やとげとげの植物が道路にはみ出してきているので、車が来るたびに薮に突っ込むことになる。
車に轢かれる恐怖と暗い夜道の恐怖で、無理をしたことを後悔する。
なんとか元箱根のバスセンターに到着し、ストーブで暖まった待合室に入って、ようやく安心した。
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