至仏山 狩小屋沢

1978年10月08日(日) ~ 1978年10月09日(月)

• GPS: 32:00
• 距離: 16.0km
• 登り: 1,740m
• 下り: 895m

天候

【10月8日(晴れ)】
【10月9日(快晴)】

アクセス

利用交通機関：

電車 バス タクシー

上野〜水上〜湯の小屋
鳩待峠〜沼田〜上野

写真

12/4 18:00

撮影機器：

MP550 series Canon

感想

n-yokoyama

洞元の湯より楢俣川左岸の至る所伐採された林道を歩く。ロックフィルダムが出来るとの事で工事が盛んに行われている。小楢俣川の橋を渡り工事用仮足場の階段より山道に入り楢俣川本流沿いに進む。
ヘイズル沢出合の大木には「昭和8年・・・・」当時の山の先駆者達は、谷川岳等のルート開拓を終え、このような奥地へと未知の山域へ歩みを進めていたのだ、当時は沼田や水上から歩いて来たのだろうか?・・・当時の岳人に思いを巡らし、他の山で見かけたのであればただの落書きである。この大木がダムにより水没するのが惜しまれてならない。
狩小屋沢出合いの少し上部に幕地を見つけテントを張る。今回もさっそく焚き火をしながら夕食とする。今回で沢登りのシーズンが終わりそうであるが、今年はよく沢に入り焚き火をした。沢は2対1の分岐まで平凡な河原歩きであるが、以降至仏山へとグングン高度を上げシャワークライミング等、全てを直登でき非常に楽しい遡行が楽しめた。至仏山直下のゴーロまで来ると源頭が素晴らしい。稜線に出ると都会の雑踏に戻ってしまうので、岩のテラスでココアを沸かして楽しいひと時を過ごす。下山は至仏山より鳩待峠へ、峠ょりタクシーで沼田へ下る。(この時、タクシーの運転手さんから、タクシーに乗る時は必ず値切る事等を教わる)